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バスケットボール部

2022.10.24

第98回関東大学リーグ戦 10月23日 東京・明大和泉キャンパス

念願の4勝目で自動降格圏を脱出 明大との接戦制す

 大接戦をものにして4勝目をつかみ取った。試合後、G土家大輝(スポ4=福岡大大濠)は「ここで勝ったことで一歩前に進むことができます」と喜びを噛みしめた。関東大学リーグ戦(リーグ戦)第21節は明大と対戦し、早大が78-73で勝利した。前半からリードを保ち続けた。第4Q終盤に明大から猛攻を受けるも、要所のリバウンドを死守し、追いつかれることなく逃げ切った。これで早大は1部リーグ12位となり、自動降格圏を脱した。

 明大のアウトサイドが決まらない間に、早大が速攻で得点を重ね、先手を取った。F星川堅信(スポ3=京都・洛南)やG堀陽稀(スポ1=京都・東山)のアリウープも決まり、第1クオーター(Q)は21−18で終える。第2Qでは途中出場のF兪龍海(スポ3=神奈川・桐光学園)のオフェンス力が光った。197センチの身長を生かしてポストからフェイダウェイを決めると、相手の口から思わず「うめえ」とこぼれた。徐々に点差を広げ、39−27で試合を折り返した。

シュートを放つ兪。明大戦はゲームハイの28得点

 後半に入り、明大はゾーンディフェンスを仕掛ける。土家が「いつもゾーンを敷かれたときに足が止まってしまうし、ボールもペイント内に入らない」と話すように、早大はオフェンスが停滞。さらに相手のスリーポイントも決まり始め、第3Qを終えて59−53。じわじわと明大が迫ってきた。そして第4Q残り3分、2点差まで追い上げられた。しかし「強気で行かないと同じことを繰り返してしまう」と土家。その思いの通り、身長差のある相手をかわしながら左手でボールを扱う巧妙なレイアップを決め、4点差に広げた。終了間際には、兪のダンクが勝利を決定づけた。

ドライブする土家

 試合は最後まで結果の分からない白熱した展開となり、ベンチからも熱のこもった声がかけられた。チームが一体となって勝利できたことは、ここまで連敗を重ねている早大にとって雰囲気づくりの面でも大きい。次の週末は白鴎大、国士舘大、青学大との3連戦が続く。全日本大学選手権への切符をつかむためには落とすことができない試合だ。土家は「もう一度気を引き締めて頑張りたい」と意気込んだ。

(記事 落合俊、写真 大滝佐和)

第98回関東大学リーグ戦 10月23日(vs明大)
   1Q 2Q 3Q 4Q 合計

早大

21 18 20 19 78
明大 18 26 20 73

◇早大スターティングメンバー◇
G#5 堀陽稀(スポ1=京都・東山)

G#12 土家大輝(スポ4=福岡大大濠)

F#13 星川堅信(スポ3=京都・洛南)

G#18 岩屋頼(スポ1=京都・洛南)

F#77 石坂悠月(スポ2=東京・国学院久我山)

コメント

土家大輝(スポ4=福岡大大濠)

――試合を終えて

勝てて本当に良かったです。来週に青学大と国士舘大という絶対に落としてはいけない相手との対戦を控えている中で、ここで勝ったことで一歩前に進むことができます。そういう意味で大きな試合を勝ち切れたことは、本当に良かったと思います。

――勝因は何でしょうか

自分たちのディフェンスが良すぎたということはないのですが、勝負所のリバウンドや思い切りの良さがありました。1巡目の青学大や国士舘大との試合では、15点くらい引き離したときに消極的になって負けてしまっていたので、そこを改善できたかなと思います。特にリバウンドについては、今回は留学生がいるチームではないので、それを徹底できれば上回ることができるという自信がありました。

――終盤、土家選手のレイアップシュートで点差を広げた場面がありました

リーグ戦を通して自分のプレーに葛藤し、迷いながらのプレーが多かったのですが、強気で行かないと同じことを繰り返してしまうと思いました。結果的に得点できたので、良かったと思います。

――明大にゾーンディフェンスを敷かれたときは

もともとゾーンに対するセットプレーが多いわけではなく、いつもゾーンを敷かれたときに足が止まってしまうし、ボールもペイント内に入らないしといった課題がありました。今日もそれが実際に起こって、倉石さん(倉石平ヘッドコーチ、昭54教卒)に即興で指示されたセットプレーもあったのですが、全然遂行できませんでした。それでも、中も攻めつつ外も打ちつつオフェンスリバウンドも絡んで、そうして何とかつなげたという感じです。

――ベンチにいるときは、どのようなことを考えていたのですか

勝つためにはベンチから出ていく選手の活躍やエナジーが欠かせなくて、そういった選手を後押しするための声かけをしていました。普段自分がベンチに戻ってくるときに温かく迎え入れてくれたり、コートへ出れば一体となって戦ってくれたりしているので、自分もそうしようと意識しています。

――最後に今後への意気込みをお願いします

どちらかといえば白鴎大よりも青学大と国士舘大にフォーカスして、平日の練習からもう一度気を引き締めて頑張りたいと思います。

兪龍海(スポ3=神奈川・桐光学園)

――試合を終えて

1巡目と違って試合に絡む人数が増えて、みんなのプレースタイルが確立してきた中で、選手の使いどころなどが分かってきて、やりやすくなったし試合の流れもつかめるようになりました。

――現時点での課題はありますか

バスケだから、人がいないところに行くとかそういうことをしたいのですが、そのスペーシングの問題は(早大は)まだ残っていると思います。

――オフェンスは良かったです

あれは全然(早大が)やりたいことではないです。気にしないでやっていいと言われてやったことで、今日はやりたいわけではないバスケで勝ったようなものです。

――終盤、相手と競った場面でダンクシュートを決めていました

球が来たから。近かったから、行っただけです。特に何も考えていない。普段通り過ぎて、何とも思っていないです。ベンチは少し盛り上がっていたと思いますが。

――ご自身の課題は

ディフェンスのメンタリティというか、「目には目を、歯には歯を」「やられたらやり返せ」という雰囲気があるんだけど、ディフェンスをしているときも、オフェンスをしているときと同じ気持ちでできればと思います。相手にタフなショットを許してしまったことは課題です。