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ラグビー部

2022.10.23

関東大学対抗戦 10月23日 対立大 新潟市陸上競技場

悪天候に動じず、個々が本領発揮 対抗戦全勝キープ!

 雨風が次第に強まる新潟市陸上競技場。早大は関東大学対抗戦(対抗戦)の第4節を迎えた。コンディションの悪い中、前半から果敢に攻撃し、9分、WTB磯崎錬太郎(商3=徳島・城東)のトライにより先制。その後も得点を挙げ、19ー0で前半を折り返す。しかし後半は一転して苦しい戦いに。立ち上がりの失点以降、敵陣に入るもののなかなか得点とはならず。終盤にFW陣が追加点を挙げ、ノーサイド。最終スコアを31ー7とし、対抗戦4連勝を飾った。

 前半は風上でスタートした早大。キックを有効に使い、序盤から敵陣に攻め込んでいく。そして9分、敵陣中央左5メートル付近のスクラムから左に展開し、対抗戦初トライとなる磯崎の先制から、早大がスコアを動かす。その後も17分に敵陣22メートル付近のラインアウトからWTB槇瑛人(スポ4=東京・国学院久我山)が大外を走り切り得点。23分にも、フッカー佐藤健次(スポ2=神奈川・桐蔭学園)がラインアウトモールから抜け出し追加点を挙げるなど、早大は主導権を握る。しかし、以降は攻撃で思うようにゲインできず、30分にはパスミスから相手のブレイクを許し、前半最大のピンチを迎える。SO吉村紘(スポ4=東福岡)や佐藤の必死のタックルにより守備を立て直し危機を逃れるが、重なる反則で攻撃が続かず、最後は相手が外に蹴りだして前半終了。19ー0と優位に進め、試合を折り返した。

 

大外を走りインゴールへ向かうWTB槇

 後半は立大の巧みなキックから自陣5メートルでラインアウトを与える。そこから相手FWに粘られ開始3分で失点。その後は相手の反則につけ込み、敵陣でゲームを展開する早大だったが、再三のチャンスを不用意な反則で得点に結びつけることができない。ディフェンスでは前に出るタックルでゲインを許さなかったが、アタックの部分で攻めあぐねる時間が続く。22分には、SH小西泰聖(スポ4=神奈川・桐蔭学園)を投入してテンポを上げ、「スコアできないことにストレスを感じずに、ここのエリアでボールをキープすることにフォーカスしよう」(吉村)と、最後まで気持ちを保ち続けた早大。38分、CTB平田楓太(スポ4=福岡・東筑)のグラウンディングは取り消されたが、アドバンテージ直後の敵陣5メートルでのマイボールスクラムを起点に、最後はフランカー前田知暉(社4=東海大大阪仰星)が押し込んで待望の追加点。試合終了直前にもロック藤井将吾(スポ3=大阪・早稲田摂陵)がインゴールに飛び込んだ。吉村のキックも決まり、試合はノーサイドへ。31ー7で勝利し、対抗戦順位を明大・慶大と並んで2位タイとした。

 

ゲインを切るフランカー前田

 今節は天候のコンディションが悪い中でも、今季力を入れているセットプレーで試合を支配し続けた。だが攻勢をかけるものの、アタックの精度には反省点が見られる。次戦はいよいよ帝京大との試合を迎える。夏の練習試合では1トライ1ゴール差までに迫り、春からの成長を印象づけた。今年度はまだ勝利を挙げられていない昨年の覇者との一戦へ。もう悔しい思いは十分だ。今節で浮き彫りとなった、各個人のスキル面を改善し、早稲田らしさを体現する試合としたい。

 (記事 森田健介、写真 谷口花)

今試合のPOMはプロップ亀山。セットプレーを安定させ、着実なボール運びで勝利に貢献した

コメント ※記者会見より抜粋

大田尾竜彦(平16人卒=佐賀工)

――今日の試合を振り返って

 立教大学さんの非常に整備されたディフェンスに対してちょっと攻め溢れたところが多く、決定的なシーンでミスもかなり多く出たので今日はその辺を反省したいなと思います。やはり今季力を入れてきているスクラムでゲームを立て直すことができたので、そこは良かったと思います。

――SO吉村紘(スポ4=東福岡)選手とCTB野中健吾(スポ1=東海大大阪仰星)選手のポジションを途中で入れ替えていたと思いますが、その理由を教えていただけますか

 センターのところで今日はランニングプレーが非常に少なかったので、吉村自身ラインブレイクもできますし、積極的なランニングを心がけようと話を今週していたので、そこで吉村を外に置いてポイントを1個ずらそうかなと。SH小西泰聖(スポ4=神奈川・桐蔭学園)と野中のコンビというのはボールを散らせることができるという部分で時間によってそこの特徴を分けるというような認識です。

――次戦は4連勝同士の帝京大戦となると思いますがチームとしてどのような課題を詰めていこうと考えていますか

 まずはセットプレーです。うちが帝京さんとやる時はやはり帝京ボールのスクラムでうちがペナルティを出し、22メートルに入ってこられるような時間が続くことが去年は多かったので、今年はしっかりと勝負したいところです。またディフェンスの時間が長くなると思うので今週からまたディフェンスをしっかり整備してコンタクトの局面で引かずそこで前に出られるようにというところが大事になってくると思います。

――今日のゲームテーマ

表と裏をしっかり使い分けようというところです。これまでの3戦を見るとおそらくうちがセットプレーで圧力をかけてくることを立教さんは想定しているだろうと思っていました。そのような時にNO・8村田陣悟(スポ3=京都成章)のエイタン(※エイト単独)のような思っていることの裏をしっかり使えるように、表のプレーではコンタクトなどを激しく行こうという点で、表と裏が今週のテーマだろうと皆に話しました。

SO吉村紘(スポ4=東福岡)

――今日の試合を振り返って

 監督がおっしゃったように僕を含めてフィールドに立っている15人全員が反省点というか悔いの残るシーンが多々あったと思います。次の帝京戦に向けてチームとしてより個人の課題に対してどれだけ意識高く取り組めるかが今後の自分達の成長につながってくると思います。

――選手の側からすると、使い分けという部分に関していかがですか

 僕が10番としてサインプレーをチョイスする立場だったので、その表裏のチョイスをスクラムとかに関してはやれたと思います。でも立教さんのプレッシャーやコンディションもあった中で、どうしても僕たちが守りに入って相手の予想してるところにボールを運んでしまったシーンがあったためにこういうゲーム展開になってしまったかと思います。次戦に向けては、もっと自信を持ってチョイスできるように精度を高めていきたいと思います。

――表裏というお話がありましたが、キックのプランについてはどのように考えて臨まれていましたか

 前半は風上で、エリアを取っていこうと話していました。CTB久富連太郎(政経3=島根・石見智翠館)、FB小泉怜史(文構4=東京・早実)から裏のスペースにボールを転がすプレーがあり、そこは良かったと思うのですが、その後のチェイスでなかなかプレッシャーをかけられずに、立教さんに蹴られて中途半端な位置からスタートになってしまったので、チェイスは改善点だと思います。後半は思った以上に風が強くて、最初はハイボールを蹴ろうと思ったのですがキックでは前に出られないことがわかったので、最後の方はアタックにフォーカスして相手にプレッシャーをかけられたと思います。

――後半途中、少し責めあぐねた時間があったかと思うのですが、その時の声掛けなどはいかがでしたか

 FWがすごくスクラムを頑張ってくれていたので、「スコアできないことにストレスを感じずに、ここのエリアでボールをキープすることにフォーカスしよう」と言って、強いキャリーと強いサポートを皆にリクエストした感じです。

――今日の収穫はいかがですか

 インディビジュアルのスキルと意識をもっと上げないといけないことが分かったので、その部分を勝って収穫できたというのが一番大きいと思います。

プロップ亀山昇太郎(スポ2=茨城・茗溪学園)

――今日の試合を振り返って

 今日はスクラムで終始優位に立つことができました。春先から力を入れてきたスクラムでこういう結果を出せるのはいいことだなと感じています。その反面、フィールド上で体力が減ってしまうという自分自身の課題が出たので、次の帝京大さんとの試合では相手もスクラムが強いと思うのでしっかり自分の仕事をできるように頑張りたいです。

――選手の側からすると、使い分けという部分に関していかがですか

 表裏のアタックについては、自分の当たる部分やサポートする部分でFWの前線部分でよくプレーできたと思うのですが、やはり吉村さんの指示を頼りすぎたなというところがあったので、もう少し自分から発信することと判断力については次の課題かなと思います。

 

 

関東大学対抗戦
早大 スコア 立大
前半 後半 得点 前半 後半
19 12
31 合計
【得点】▽トライ 磯崎、槇、佐藤、前田、藤井 ▽ゴール 吉村(3G) 
※得点者は早大のみ記載
早大メンバー
背番号 名前 学部学年 出身校
井元 正大 文4 東京・早実
後11分交代→17川﨑
佐藤 健次 スポ2 神奈川・桐蔭学園
亀山 昇太郎 スポ2 茨城・茗渓学園
後半41分交代→18平山
栗田 文介 スポ1 愛知・千種
後半36分交代→19藤井
池本 大喜 文構3 東京・早実
前田 知暉 社4 東海大大阪仰星
粟飯原 謙 スポ1 神奈川・桐蔭学園
後半27分交代→20永嶋
村田 陣悟 スポ3 京都成章
島本 陽太 スポ3 神奈川・桐蔭学園
後半22分交代→21小西
10 ◎吉村 紘 スポ4 東福岡
11 磯崎 錬太郎 商3 徳島・城東
後半30分交代→23山下
12 野中 健吾 スポ1 東海大大阪仰星
13 久富 連太郎 政経3 島根・石見智翠館
後半29分交代→22平田
14 槇 瑛人 スポ4 東京・国学院久我山
15 小泉 怜史 文構4 東京・早実
リザーブ
16 安恒 直人 スポ2 福岡
17 川﨑 太雅 スポ3 東福岡
18 平山 貴喜 スポ4 北海道・函館ラサール
19 藤井 将吾 スポ3 大阪・早稲田摂陵
20 永嶋 仁 社3 東福岡
21 小西 泰聖 スポ4 神奈川・桐蔭学園
22 平田 楓太 スポ4 福岡・東筑
23 山下 一吹 教1 東京・早実
※◎はゲームキャプテン、監督は大田尾竜彦(平16人卒=佐賀工)
 
関東大学対抗戦Aグループ得点表(10月23日現在)
チーム 勝ち点 試合 得点 失点 得失 トライ
帝京大 20 4 4 0 0 314 26 288 48
早大 19 194 33 161 29
明大 19 265 49 216 41
慶大 19 143 37 106 20
日体大 14 348 -334
筑波大 71 117 -46 11
青学大 45 208 -163
立大 14 243 -229
 
 
関東大学対抗戦Aグループ星取表
  帝京大 早大 明大 慶大 日体大 筑波大 青学大 立大
帝京大

11/6 14:00

熊谷

11/20 14:00

秩父宮

12/3 14:00

秩父宮

〇129-6

19T17G

〇45―20

7T5G

〇52-0

8T6G

〇88-0

14T9G

早大

11/6 14:00

熊谷

12/4 14:00

国立

11/23 14:00

秩父宮

〇102-0
16T11G

〇23-17
2T2G3PG

〇38-3
6T4G

〇31-7
5T3G

明大

11/20 14:00

秩父宮

12/4 14:00

国立

11/6 11:30

熊谷

〇74-0

12T7G

〇33-22
5T4G

〇70-27

10T10G

〇88―0

14T9G

慶大

12/3 14:00

秩父宮

11/23 14:00

秩父宮

11/6 11:30

熊谷

〇43-8
7T4G

〇16-12

2T1G

〇48―10

7T5G1PG

〇36-7

5T4G1PG

日体大

●6-129

2PG

●0-102

 

●0-74

 

●8-43

1T1PG

12/4 14:00

熊谷

11/19 14:00

江戸川

11/5 14:00

熊谷B

筑波大

●20-45

2T2G2PG

●17-23

3T1G

●22-33

5T4G

●12-16

2T1G

12/4 14:00

熊谷

11/5 11:30

熊谷B

11/19 11:30

江戸川

青学大

●0-52

 

●8-38

1T1PG

●27-70

2T2G2PT2PG

●10-48

2T

11/19 14:00

江戸川

11/5 11:30

熊谷B

12/4 11:30

熊谷

立大

●0-88

 

●7-31

1T1G

●0-88

 

●7-36

1T1G

11/5 14:00

熊谷B

11/19 11:30

江戸川

12/4 11:30

熊谷

※秩父宮は秩父宮ラグビー場、国立は国立競技場、熊谷および熊谷Bは熊谷ラグビー場、敷島は群馬・アースケア敷島サッカー・ラグビー場、新潟は、新潟市陸上競技場、月寒は北海道・月寒野外競技場、江戸川は江戸川区陸上競技場、秋葉台は秋葉台公園球技場、太田は群馬・太田市運動公園陸上競技場、小田原は神奈川・小田原市城山陸上競技場、大和は神奈川・大和スポーツセンター競技場、駒沢は駒沢オリンピック公園陸上競技場。

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