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競走部

2022.10.15

第99回東京箱根間往復大学駅伝予選会 10月15日 東京・陸上自衛隊立川駐屯地~立川市街地~国営昭和記念公園

名門復活への第一歩、堅実なレースで箱根路への切符をつかむ

 東京箱根間往復大学駅伝競走予選会(箱根予選会)が、東京・立川市の陸上自衛隊立川駐屯地をスタートし、国営昭和記念公園でゴールするハーフマラソンコースで行われた。予選会には各大学最大12人が出走し、上位10人の合計タイムが少ない10校が来年1月2日、3日に行われる本選への出場権を獲得する。3年ぶりの予選会となった早大は前半から安定したレース運びを見せ、全体4位で47年連続92回目の箱根路への切符を獲得した。本戦での総合優勝を目指す早大にとって、まずは無事に第一関門を突破した。

 レースは序盤、1キロ3分を超えるややスローなペースで展開した。その中で集団にもまれることとなった早大の各選手は思い通りのペースで走れない場面も見られ、最初の5キロはトップから74秒差の10位で通過する。その後ややペースが上がり徐々に集団がばらけて行く中で早大の各選手も各々の設定タイムに合わせてレースを展開していき、10キロ地点ではトップから1分55秒差の5位で通過した。疲れが出始める後半、他校の選手の中には疲れを見せる選手もいる中で早大の選手たちはしっかりと安定したレース運びをみせる。順位も確実に上げていき、15キロ地点では41秒差の2位、そして17・4キロのポイントではついに全体トップで通過した。そのままトップで通過したい早大ではあったが、終盤に大きく順位を落としてしまった選手もいたことで順位を落とし、最終的にはトップの大東大から1分50秒遅れの4位となった。

陸上自衛隊立川駐屯地内を走る井川

 今回の予選参加者中、日本人で唯一1万メートル27分台の自己ベストを持つエース井川龍人(スポ4=熊本・九州学院)はレース序盤から日本人のトップ集団でレースを進める。途中東海大の石原が飛び出すも、ここで無理についていくことはなく冷静に集団の中でレースを進めた。16キロ過ぎに専大の木村が飛び出した場面ではついていくことが出来なかったが、最後まで粘りの走りを見せて、全体9位、日本人2番手でゴール。ハーフマラソンの自己ベストを更新した。

 日本人の2番手集団では鈴木創士駅伝主将(スポ4=静岡・浜松日体)、佐藤航希(スポ3=宮崎日大)、伊藤大志(スポ2=長野・佐久長聖)の3人が集団から離れることなくレースを進めた。レース中盤に伊藤が脱落してしまったものの、鈴木、佐藤はレース終盤まで近い位置でレースを進めた。最後は佐藤がスパートで抜け出し、学内2番手でフィニッシュ、それに鈴木が続く形となった。佐藤は先月の早大記録会で1万メートルでのベストを更新したのに続いて、ハーフマラソンでも自己ベストを更新、調子の良さがうかがえる。集団からは遅れてしまった伊藤も、最後まで自分のペースを刻み続け、学内4番手でゴールした。それ以降の選手は一人一人が周りに惑わされることなくしっかりと自分のペースでレースを進め、多くの選手が自己ベストを更新する走りを見せた。一方で山口智規(スポ1=福島・学法石川)はレース中盤までは堅実なレース運びを見せたものの終盤に失速してしまった。こちらは今後のレースでのリベンジを期待したい。

陸上自衛隊立川駐屯地内を走る山口

 悔しい思いをした98回大会からの逆襲を目指す早大にとってまずは第一歩を踏み出した。今日のレースでは井川、鈴木といった上級生がしっかりと力を見せたことに加え、伊藤や石塚陽士(教2=東京・早実)といった2年生、ルーキーの間瀬田純平(スポ1=佐賀・鳥栖工)も実力通りの走りを見せ、予選会通過に貢献した。上級生と下級生ともに力を発揮したレースだったといえる。来月の全日本大学駅伝対校選手権、そして来年の箱根路でも一人一人が力を出しきれれば、結果はついてくるはずだ。早大の戦いは始まったばかり、ここからのさらなる活躍を期待したい。

後続の選手を気にかけながら走る鈴木駅伝主将

(記事 出口啓貴、写真 及川知世、川上璃々、加藤志保)

結果

▽総合結果

早大  10時間42分29秒(4位)


▽個人結果

井川龍人(スポ4=熊本・九州学院)  1時間02分39秒(9位)自己新

佐藤航希(スポ3=宮崎日大)  1時間03分05秒(16位)自己新

鈴木創士駅伝主将(スポ4=静岡・浜松日体)  1時間03分07秒(17位)自己新

伊藤大志(スポ2=長野・佐久長聖)  1時間03分49秒(39位)

石塚陽士(教2=東京・早実)  1時間04分02秒(51位)自己新

菅野雄太(教2=埼玉・西武文理)   1時間04分41秒(96位)

間瀬田純平(スポ1=佐賀・鳥栖工)  1時間04分50秒(114位)

諸冨湧(文3=京都・洛南)  1時間04分58秒(125位)自己新

北村光(スポ3=群馬・樹徳)  1時間05分03秒(130位)自己新

安田博登(スポ4=千葉・市船橋)  1時間06分15秒(217位)

菖蒲敦司(スポ3=山口・西京)  1時間06分52秒(257位)

山口智規(スポ1=福島・学法石川)  1時間07分23秒(289位)

辻文哉(政経3=東京・早実)  棄権

伊福陽太(政経2=京都・洛南)  棄権


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