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競走部

2022.10.09

トラックゲームズ in TOKOROZAWA 10月8日 埼玉・早稲田大学織田幹雄記念陸上競技場

シーズン締めくくりの大会、短距離4年の引退に花を添える

 秋らしい気候の中、トラックゲームズ in TOKOROZAWAが開催された。今大会は多くの短距離ブロックの選手にとって今シーズンの締めくくりであり、4年生の中には引退試合として臨んだ選手もいた。

 最初に行われた男子100メートルには、澤大地(スポ4=滋賀・草津東)や野口友希(スポ4=神奈川・横須賀)、西裕大(教3=埼玉・栄東)、また普段は400メートルなどを専門とする選手も含め、多数の選手が出場。西が追い風参考ながら全体トップとなる10秒59をマークした。

 200メートルや4×100メートルリレーで早大を牽引してきた澤は、今大会が現役ラストレース。レース前には三浦励央奈主将(スポ4=神奈川・法政二)が場内アナウンスのマイクを持ち、これまでの4年間を振り返るとともに、「ラスト行ってこい」と澤を鼓舞。「最後まで楽しんで走ろう」という思いで臨んだ澤は10秒75の組3着でゴール。レース後は「きついこともあったけれど、それも含めて最高だった」と早大での4年間を振り返った。

引退する4年生を囲み、記念撮影をする、100メートルに出場した選手たち

 また、800メートルを主戦場にし、下級生の頃からエンジを背負ってきた髙田真菜(商4=東京・早実)も今大会が最終レース。200メートルに出場し、清水奈々子(文構1=北海道・札幌南)、新田望(スポ1=神奈川・法政二)に続き3着でフィニッシュ。レース後は一緒に走った新田、清水奈と笑顔で写真に収まり、現役生活を終えた。

笑顔で記念撮影をする女子200メートルの選手たち。左から新田、髙田、清水奈

 男子400メートルには竹内彰基(スポ3=愛知・瑞陵)と村木渉真(スポM2=愛知・千種)ら5人が出場。先日の日本選手権4×400メートルリレーで金メダル獲得に貢献した竹内が貫禄の走りを見せ、47秒48の1着でフィニッシュした。また、大学院2年生の村木も早大競走部での6年間の集大成として今大会に臨み、前半から積極的な走りを見せた。最後は竹内に交わされたものの48秒06の2着でゴールした。ゴール後は一緒に切磋琢磨(せっさたくま)してきた仲間が村木のもとに集まり、場内からは拍手が沸き起こった。

担ぎ上げられる村木(中央)と集まった部員たち

 さらに、最終種目として行われた女子400メートルでは好記録が誕生した。山越理子(人1=東京・富士)が後半に伸びのある走りを見せ、早大歴代8位の55秒48をマーク。7月に出した自己ベストをさらに更新し、見事1着でフィニッシュした。2着に入った川村優佳(スポ3=東京・日大桜丘)も55秒61の好タイムで自己記録を更新した。

ホームストレートで競る川村(左)と山越

 この大会をもって短距離4年生の多くが陸上競技人生にピリオドを打つ。3年生以下の後輩に向けては、「自分がどうなりたいのか、どういう結果を出したいのかを考えて陸上をしてほしい」(澤)と思いを託した。108代目を率いてきた4年生は早大競走部での生活に別れを告げ、バトンは109代目へと受け継がれていく。

(記事 加藤志保、写真 及川知世、加藤志保、川上璃々)

結果

▽男子

▽100メートル

決勝

(9組)

村木渉真(スポM2=愛知・千種) (1組)

池田海(スポ2=愛媛・松山北) (1組)

金本昌樹(スポ2=東京・日大桜丘) (1組)

平野智也(文構2=京都・洛南) (1組)

眞々田洸大(スポ2=千葉・成田) (1組)

清水友彬(スポ1=三重・伊勢) (1組)

西裕大(教3=埼玉・栄東) 10秒59(+2・2) (2組1着)

新上健太(人3=東京・早実) 10秒68(+2・2) (2組2着)

澤大地(スポ4=滋賀・草津東) 10秒75(+2・2) (2組3着)

野口友希(スポ4=神奈川・横須賀) 11秒06(+2・2) (2組4着)

藤好駿太(スポ3=福岡・修猷館) 11秒67(+2・2) (2組5着)

池淵秀(法3=京都・洛南) 棄権

竹内彰基(スポ3=愛知・瑞陵) 棄権


▽200メートル

決勝

(4組)

藤好 棄権

清水 棄権

池淵 棄権


▽400メートル

決勝

(4組)

竹一虎(スポ1=滋賀・草津東) 49秒95 (3組2着)

佐藤カルタ(スポ2=神奈川・厚木) 50秒43 (3組3着)

竹内 47秒48 (4組1着)

村木 48秒06 (4組2着)

石原慎也(法1=京都・洛南) 48秒47 (4組3着)

西 棄権


▽110メートル障害

決勝

盛岡優喜(スポ1=千葉・八千代松蔭) 14秒52 (ー0・6)(2着)


▽400メートル障害

決勝

金本 51秒34 (2組1着)

新井公貴(スポ3=神奈川・逗子開成)51秒76 (2組2着)

盛岡 52秒49 (2組5着)


▽三段跳

決勝

古川知征(スポ1=宮城・仙台二華) 14メートル72(+0・7) (2等)

棚井将輝(スポ1=埼玉・大宮北) 14メートル41(0・0) (4等)


▽やり投げ

決勝

梅澤祥吾(スポ1=神奈川・金沢)57メートル06 (7等)

鶴澤元基(スポ1=東京・富士森)棄権


▽女子

▽100メートル

決勝

清水奈々子(文構1=北海道・札幌南)棄権


▽200メートル

決勝

清水奈 25秒69 (ー0・7)(1着)

新田望(スポ1=神奈川・法政二) 26秒22 (ー0・7)(2着)

髙田真菜(商4=東京・早実) 27秒02 (ー0・7)(3着)


▽400メートル

決勝

(2組)

生田桃子(人2=愛知・時習館) 66秒40 (1組4着)

山越理子(人1=東京・富士) 55秒48 (2組1着)自己新

川村優佳(スポ3=東京・日大桜丘) 55秒61 (2組2着)自己新

大川寿美香(スポ1=東京・三田国際学園)  57秒53 (2組3着)

清水奈 58秒36 (2組4着)


▽800メートル

決勝

生田 2分22秒07 (1着)


▽走高跳

決勝

大坂美乃(文構4=愛知・明和) 1メートル60 (1等)


▽三段跳

決勝

伊藤凜(スポ1=福岡・明善) 11メートル15(+0・6) (1等)

コメント

澤大地(スポ4=滋賀・草津東)

――今日のラストレースはどのような気持ちで臨みましたか

一番は楽しんで走ろうと思っていました。小学校4年生から陸上をやっていて、12年間やっていたのですが、やっぱり楽しくて陸上を続けてきたので、最後まで楽しんで走ろうと心がけて臨みました。

――コンディションはいかがでしたか

全カレからずっと走っていなくて、1週間くらい練習を積んでから出たのですが、コンディションは良くはないですね(笑)。でも全然足も痛くなかったし、コンディションは良くはなかったけど体は元気だったと思います。

――最後のレースは楽しめましたか

はい! とても楽しかったです。

――昨週の日本選手権リレーはサポートというかたちでしたが、三浦励央奈主将(スポ4=神奈川・法政二)と後輩の走りはどのように見ていましたか

三浦は4年間ずっとつないできて、頼もしかったですし、最後まで頼もしい存在でした。後輩3人は悔しい思いをしたと思うのですが、来年以降につながる走りだったんじゃないかなと思います。走った3人以外にもまだまだ1、2年生で伸び盛りの選手がいっぱいいるので、来年以降に期待しています。

――4年間を終えていかがですか

最高でした。きついこともあったんですけど、それも含めて最高でした。

――最後に後輩たちへメッセージをお願いします

僕が先輩にずっと言われてきたことなのですが、自分のやりたい陸上競技をやって欲しいです。自分がどうなりたいか、どういう結果を出したいのかということを常にイメージしながら毎日の練習に取り組んでもらいたいなと思います。