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ハンドボール部

2022.10.05

関東学生秋季リーグ 10月1日 東京・国士館大学多摩キャンパス体育館

日女体大にあと一歩届かず、秋季リーグを全敗で終える

 先月から約1か月に渡って行われてきた関東学生秋季リーグ(秋季リーグ)もついに最終戦。前節の敗戦で既に入れ替え戦へと回ることが確定している早大であるが、今季初勝利を目指して日女体大と対戦した。今季全敗を避けるためにもなんとしてでも勝利をつかみとりたい早大は開始早々2点を連取することに成功する。しかし直後に連続失点をするとその後は劣勢の時間が続き最大9点差まで広げられる。それでも前半終了が近づくにつれて盛り返していき、前半は13-16の3点差で折り返す。逆転勝利を目指した後半は、開始早々に3点を連取して一気に同点に追い付くことに成功する。しかしそこからのあと1点が遠く、同点にすることはできても逆転することはできなかった。最終的には25-28の3点差で敗戦。今季リーグ戦は全敗となり、入れ替え戦でのリーグ残留を目指す。

 日女体大のスローオフで始まったこの試合、先制点をあげたのは早大だった。村上楓(スポ3=福岡・明光学園)がミドルシュートを相手ゴールに突き刺し、幸先のいいスタートを切ることに成功する。さらに直後に山田梨央(スポ1=千葉・昭和学院)が華麗なフェイントからのカットインで2点目を奪い、連続得点を挙げる。このまま一気に突き放したい早大であったが、直後に退場者を出してしまい、数的不利に陥る。するとスピードに溢れる相手攻撃陣が牙を向き、一気に4点を奪われ、逆転を許してしまう。その後、獲得した7メートルスローを村上が確実に決めて点差を詰めるも、そこから先はなかなかシュートを決め切ることができない。決定力で苦しむ早大に対して、相手は確実に得点を積み重ねていき、じわじわと点差が離されていく。気付けば前半中盤には9点差をつけられてしまった。それでも、杉浦亜優(スポ1=愛知・名経大市邨)がポストシュートを2連続で確実に決めると、早大の逆襲が始まる。山本桃虹(スポ2=東京・佼成学園女)、山田が連続でロングシュートを決めると、前半中盤以降苦しんでいた村上も得意のミドルシュートを決める。その後も、青木里奈(スポ3=東京・白梅学園)のサイドシュート、山本のミドルシュートと多種多様な攻撃で得点を積み重ね、13-16の3点差まで差を詰めて前半を折り返した。

ゴールを狙う村上

 今季初勝利にむけて逆転を目指した後半、早大は浦野詩織(スポ3=愛知・旭丘)がカットインからシュートを決めると、これに続き山田、村上も速攻から得点を奪い、一気に同点へと追いつく。このまま逆転したい早大であったが、逆に相手に3連続得点を奪われ突き放されてしまう。しかしこの日の早大はこのまま離されはしなかった。村上と杉浦の連携と村上のカットインから3連続得点を奪い再び同点に追い付いた。しかしここからの1点がまたも遠かった。相手にロングシュートを決められたのに対し、山田の速攻ですぐに取り返したものの、その後はまたも3連続得点を奪われてしまう。それでも諦めない早大は、浦野のミドルシュートや青木のサイドシュートで最後まで粘りを見せるも、相手も得点を積み重ねたことで差は詰められなかった。最後まで捉えられなかった相手の背中。25-28で惜しくも敗戦となった。

ガッツポーズをする江連

 今季最終戦まで勝ちきることができなかった。後半に三度同点に追い付いたものの、その次の1点が遠かった。ここまで大差での負けが多かった早大にとって、試合終了間際まで競った展開に持ち込めただけに勝利をつかみ取りたかったはずだ。それでも、試合終盤まで集中力を切らさずに、チーム一丸となって一試合を戦えたことは収穫だったといえる。これで今季のリーグ戦の全スケジュールが終了した。しかし早大の戦いはまだ終わってはいない。次に控える入れ替え戦に確実に勝利し、次のリーグ戦で雪辱を果たしてほしい。

(記事 出口啓貴、写真 栗本史歩)

関東学生秋季リーグ
早大 25 13-16
12-12
28 東海大
GK 江連織圭(スポ4=千葉・昭和学院)
LW 青木里奈(スポ3=東京・白梅学園)
LB 村上楓(スポ3=福岡・明光学園)
PV 杉浦亜優(スポ1=愛知・名経大市邨)
CB 浦野詩織(スポ3=愛知・旭丘)
RB 山本桃虹(スポ2=東京・佼成学園女)
RW 山田梨央(スポ1=千葉・昭和学院)
コメント

村上楓(スポ3=福岡・明光学園)

――今日の試合を振り返ってみて、いかがですか

勝てなくて、すごい悔しいです。

――1部との最終戦だったと思うのですが、今日どのような気持ちで試合に臨みましたか

ここまで一勝もできていなかったので、最終戦絶対勝って1勝しようという気持ちで、全員でミーティングとかもして臨んだのですが、その中で勝てそうなシーンとかチャンスもたくさんあったのに、それをつかみきれなかったことがすごい悔しいです。

――チームのオフェンスについてどのように振り返りますか

前半の方とかは身長があまりない選手も、間を体を張って割にいくプレーとかがたくさん見られたし、1年生もすごく頑張ってくれていい流れだったのですが、後半追い込まれた時に足が止まってしまっていて、自分も含めてノーマークシュートを決めきれなかったので、それもチャンスをつかみきれなかった原因だったかなと思います。

――ご自身のプレーはどのように振り返りますか

悪くはなかったとは思うのですが、もっとできたと思います。

――このリーグ全体を振り返ってどうですか

途中、選手がいなくなったり、アクシデントがあったりした中で、全員でどうにかこうにか乗り越えてきた秋リーグでした。本当に最初から最後まで苦しい試合が多かったのですが、それでも最後まで全員で試合に出続けられたのは良かったかなと思います。ただ課題がすごいたくさん残ったと思うので、その課題を直しつつ、良いところを伸ばして、しっかり入れ替え戦勝って、インカレに臨めるようにしたいです。

――入れ替え戦への意気込みをお願いします

自分たちの目標は1部で上位に上がることなので、しっかり勝ちたいと思います。

杉浦亜優(スポ1=愛知・名経大市邨)

――今日の率直な感想をお願いします

前半で点差を離されてしまい、頑張ってみんなで追い付いたのに、そこから勝ちきれなかったことが悔しいです。

――後半に向けてハーフタイムにどのようなお話をされましたか

私鼻血が出てしまって、ずっと止血をしていたのでそこまで会話に入れていなかったのですが、オフェンスを強気でいって気持ちを見せたプレーをしようというのはありました。

――今日の試合での収穫はありますか

私個人(のプレーについて)なのですが、いつも序盤からシュートを外したり、ミスをたくさんしたりしていたのですが、今日に限っては最初からシュートを決めることができて、いつも言われるノーマークのシュートを決めきることができたので、そこは収穫かなと思います。

――個人として入れ替え戦までに改善したいことはありますか

ディフェンスで(審判に退場を)言われてしまうことが多くて、前に日女と試合した時も同じやられ方で退場してしまったので、そこの守り方をもうちょっと変えなければいけないと思ったのと、やっぱりバックチェックでたくさん点を取られていたので、まず戻るところからもっと改善していければと思います。

――入れ替え戦への意気込みをお願いします

1部で一番下まで落ちてしまったので、主将の方も言っていたのですが、ここからは上がるしかないので入れ替え戦勝って、次のインカレに向けてまた切り替えられるようにしたいです。