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ソフトボール部

2022.10.01

第54回東京都大学連盟秋季リーグ戦 10月1日 東京・国士舘大学多摩キャンパス多目的グラウンド

終盤に逆転! 強豪・日体大相手に今季初勝利を飾る

秋季リーグ戦
早大
日体大
○佐藤慶、稲垣-山崎、佐藤玲
◇(二塁打)   ◇(三塁打)畠山 ◇(本塁打)なし

 早大はこの日、東京大学連盟秋季リーグ戦(秋季リーグ)第3戦を戦った。新体制が始動してから未だに勝ち星がない早大にとって、この試合は負けられない一戦。対戦相手の日体大は昨年まで全日本大学選手権(インカレ)で5連覇を果たしていた強豪だが、先月行われた今年のインカレでは早大が2回戦で下した相手だ。試合は3回までに3点を奪われるも、4回から毎回得点で点差を縮め、6回には稲垣拓朗(スポ2=群馬・新島学園)の適時打、内田聡史(スポ2=東京・日大三)の犠飛で逆転に成功。そのまま逃げ切り、強豪相手に今季初勝利を挙げた。

先発の佐藤慶

 早大の先発は先週の国士舘大戦で好投した佐藤慶弥副将(スポ3=静岡・飛龍)。2回まで走者を背負いながらも粘りの投球を披露し、無失点で切り抜ける。しかし3回、1死から2番・新井優太の左本塁打で先制を許すと、続く6番・古敷谷宗にも右二塁打を放たれる。その後死球を与えさらにピンチを広げると、6番・名倉寛太の右中間への当たりで二人が生還。この回計3点を奪われマウンドを下りた。

5回に適時左三塁打を放った畠山

 反撃したい打線は直後の4回、1死から2番・畠山陸(スポ2=高知西)の左安打などで満塁の好機をつくると、続く9番・佐藤慶が四球を選び押し出しで1点を返す。続く5回には2死から1番・小出拓実(人2=東京・杉並)がセーフティーバントで出塁すると、2番・畠山が「打ち損ずることなくしっかり仕留めることができた」と左翼フェンス直撃の適時三塁打を放つ。これでさらに1点を返し、点差を縮めた。

4回から登板し好投した稲垣

 一方、佐藤慶に代わって4回からマウンドに上がった稲垣は、走者を背負いながらも持ち味の三振をとる投球で好機をつくらせない。バッテリーエラーでピンチを招く場面もあったが、後続を冷静に処理し得点を与えない。チームに流れを呼び込む投球を見せ、打線の反撃を待った。

 1点ビハインドで迎えた6回、稲垣の好投に応えたい打線は1死から5番・荒川健祐(スポ3=神奈川・柏陽)主将が左前安打を放つと、続く6番・佐藤慶は相手の野選で出塁し、1死一塁、二塁の好機をつくる。ここで打席に入った8番・稲垣が放った打球が右安打となり、同点の走者が生還。なおも1死三塁の好機で、続く9番・内田が右方向へ放った打球は犠打には十分。三塁走者が生還し、見事逆転を果たした。早大はこのまま逃げ切り4-3で試合終了。強豪相手に今季リーグ戦初勝利をつかみ取った。

 今季初勝利を挙げた早大。「今日の勝利は相手のミスがあってのものだと思っている」(畠山)というように、相手のミスに助けられた試合ではあった。しかし、「勝って成長するチーム」(畠山)を目指す早大にとって、今日の勝利は大きかったはずだ。明日は格下とも言える慶大との対決になるが、油断せずに勝ち切り、秋季リーグ優勝へ望みをつなぎたい。

(記事 玉置理沙子 写真 藤田珠江、渡辺詩乃)

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コメント

稲垣拓朗(スポ2=群馬・新島学園)

――今日の相手は強豪の日体大でしたが、どのような意識で試合に臨まれましたか

 インカレの後で食ってかかってくるかなと思っていたので結構意識はしていました。でもインカレが終わって疲れが溜まっていてあまり本調子ではない中で、どうやっていこうかなという風に考えていました。

――今日の試合をチームとして振り返ると

勝ててない中では結構盛り上がりが良くて、良かったなと思います。バッティングの面で、1番の小出が結構出てくれたのでそれでみんなに火がついた感じがしました。

――今日のご自身の投球を振り返ると

 悪くはなかったなとは思うんですけど、まだまだ甘い球とかがあって修正するところはたくさんあるなと思います。

――バッテリーエラーが続く場面もありましたが

そこはまだ組んで1か月とかなので仕方ないかなと思います。これから改善できたらと思います。

――今日のご自身の打撃を振り返ると

 いや〜しょっぱかったですね。ずっと最近バッティングが不調ではあるんですけど、ここから頑張っていきたいです。

――今日が初勝利、そしてインカレから日体大戦2連勝となりましたが

いい流れで初勝利できたなと思います。来年のインカレに向けてまだ1年ありますが、いいスタートが切れたんじゃないかなと思います。

――明日への意気込みをお願いします

明日は慶應で、レベルとしては自信があるのでしっかりミスをしないで、攻めたプレーをして勝ちたいなと思います。

畠山陸(スポ2=高知西)

――日体大相手でしたが、どのような意識で臨みましたか

 チームとしてはまだ初勝利が挙げられていなかったので、何としても勝つという気持ちで臨みました。個人的にはまだ2試合やって安打が出ていないということでしたし、ショートでの出場というのもあったので、攻守の明確な課題に対して取り組んだ結果を出そうと思っていました。

――守備位置の話がありましたが、守備位置の変更にはどのような意図がありましたか

 一人が複数のポジションを守れる必要があるので、チームとして秋にその経験を積むということに取り組んでいます。練習から色んなポジションを練習するように指示も出ています。色んなポジションを守ることで別の視点を得て、自分のポジションに戻った時に多角的な視野を持って守れるようにということで行っています。

――チームとして今日の試合を振り返って

 チームの公式戦初勝利を日体大から挙げられたというのはチームとしてとても大きいと思います。ミーティングでも「勝ってどんどん成長するチームする」という話があったので、これからも勝ってチームとして成長したいと思います。

――第2打席の安打を振り返って

 1打席目に嫌な感じで三振をしてしまい、チームの流れを切ってしまったので、何としても出塁するという気持ちで打席に入りました。最近真ん中の高さの球を仕留めるということを意識していて、その高さの甘い球が来て、それを1球で仕留められたので良かったと思います。

――第3打席ではフェンス直撃の適時打を放ちました

 前の打席と同じようなコースの球だったと思うのですが、打ち損ずることなくしっかり仕留めることができたので良かったです。今週はそのコースの球をどうやって仕留めるかといえことを練習していた中であのような結果が出たので良かったと思います。

――相手の野本投手に対して対策はありましたか

 スピードがある投手なので、まずはタイミングを合わせて立ち遅れないことを意識しました。膝から下の落差のあるドロップに手を出さないということをチームとしては徹底していました。逆に真ん中に入ったドロップはほとんど変化しないので、タイミングさえ合えばしっかり仕留められると思っていました。

――日体大から2連勝ということになりました

 率直に嬉しかったですが、今日の勝利は相手のミスがあってのものだと思っているので、また今度は自分たちの力で勝てるように頑張っていきたいと思います。

――次戦への意気込みをお願いします

 日体大に勝っても(明日の相手の)慶應大に負けるというのが一番よくないので、しっかり気を引き締めて明日も勝てるように頑張ります。