漕艇部
2022.09.10
第49回全日本大学選手権 9月10日 埼玉・戸田ボートコース
女子は全艇が決勝A進出!/決勝C、準決勝
全日本大学選手権(インカレ)3日目は決勝C、準決勝、同時開催のオックスフォード盾レガッタ(男子エイトの大会)が行われた。男子ダブルスカルは決勝Cで1着。女子シングルスカル、女子ダブルスカル、男子舵手付きフォアは1着で決勝A進出を決め、男子ペアなど3艇は4着以下で敗退し決勝Bに回った。
男子ダブルスカル
女子シングルスカル、女子ダブルスカルは安定した強さを見せ、2位に10秒以上の差をつけ1着で決勝進出を決めた。上位3艇が決勝に進出する男子ペア。早大は前半レースを引っ張ったが、ジリジリと差を詰められ1500㍍地点を富山国際大、大阪公立大府立、早大の3艇がほぼ同時に通過する混戦に。3艇が決勝進出すると思われたが、少し後ろに位置どっていた一橋大がラストスパートをかけ猛追を見せた。全クルーが全力を尽くしてラストスパートをかける。早大は3着の大阪公立大府立と0・7秒差でゴールし敗退した。
女子シングルスカル
男子クォドルプル、男子フォアはそれぞれ6着、5着で、決勝Bへ進んだ。男子舵手付きフォアは危なげなく1着で決勝進出を決めた。
男子舵手付きフォア
同時開催のオックスフォード盾レガッタ。早大は若めのクルー構成で出場した。予選、中盤で神大を抜き、社会人クルーの明治安田生命に次いで2着を勝ち取ると、敗者復活戦では2位に16秒差をつけ圧勝し準決勝進出。
オックスフォード盾レガッタ・男子エイト
4日目は最終日。各種目の決勝が行われる。コロナ後初の有観客のインカレとなった今大会。大勢の観客の歓声の中で明日、大学日本一が決まる。
(記事、写真 冷水睦実)
結果
▽男子ダブルスカル
決勝C
S峯龍生(政経4=東京・国際基督教大)
B谷口俊之輔(政経=東京・早大学院)
7分22秒20(決勝C1着)決勝C1着
▽女子シングルスカル
準決勝
武井愛奈(スポ3=長野・諏訪清陵)
8分37分98(準決勝B1着)決勝A進出
▽女子ダブルスカル
準決勝
S猪野日向子(スポ2=岐阜・加茂)
B茂内さくら(社4=秋田)
8分9秒93(準決勝A1着)決勝A進出
▽男子ペア
準決勝
S榎本拓海(商2=東京・早大学院)
B中舛蒼士(社2=東京・早大学院)
7分40秒04(準決勝A4着)決勝Bへ
▽男子クォドルプル
準決勝
S市ヶ谷成真(スポ4=早稲田佐賀)
3原田燿輔(スポ1=静岡・浜松北)
2瀬川武志(商4=東京・本郷)
B植原佑太(商4=埼玉・本庄東)
7分14秒95(準決勝A6着)決勝Bへ
▽男子フォア
準決勝
S上路達也(基理3=東京・世田谷学園)
3村岡浩旗(文構3=東京・早稲田)
2丸山渓太(スポ2=神奈川・逗子開成)
B沢木優介(スポ2=青森)
7分13秒10(準決勝A5着)決勝Bへ
▽男子舵手付きフォア
準決勝
C仙田早紀(文2=埼玉・浦和一女)
S岡山凜之(スポ1=愛媛・松山東)
3森長佑(スポ4=福井・若狭)
2沢目真直(スポ1=東京・江北)
B松並大智(基理2=静岡・沼津東)
7分7秒80(準決勝B1着)決勝A進出
コメント
峯龍生(政経4=東京・国際基督教大)
――今の率直な気持ちを教えてください
目標は最終日に残るということだったので、一歩届かなくて昨日はすごく悔しい気持ちだったんですが、 今日決勝Cで1着をしっかり最後取ることができたので、 最後いい漕ぎができたのは良かったです。
――昨日のレース後、気持ち的には沈みましたか
2着まで(準決勝に)上がれるレースで3着だったんですけど、(2着と)0・4秒ぐらいの差で。自分たちのもっといい漕ぎが出せれば1秒ぐらい改善できたと思うので悔しかったです。
――昨日のレースを踏まえて今日のレースはいかがでしたか
今日は昨日よりも最初スタートから出て、ずっと1位のままキープしていけてたのかなと思うのでそこはよかったです。
――ラストレースが終わった実感は
あまり実感はないですね。ただ大会終わったなっていう感じで、まだなんかそんな引退した感はないんですけど、他のクルーとかのサポートしつつ、引退しちゃったんだなって、ちょっとずつ感じているところです。
――後輩にメッセージをお願いします
昨日のレースとか重要なレースとか経験して、試合で練習でできていたいいものを出すという、試合でのパフォーマンスっていうのは重要で、難しいものだと思うので、同じクルーだった谷口とかに、そこをなんとかやっていけたらいいのかなっていうのが思いはあります。大会でも楽しくボートを漕ぐことができたので、良かったかなと思います。