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ハンドボール部

2022.07.18

第60回早慶明定期戦 7月16日  東伏見スポーツホール

慶大、明大に連勝! 攻守で躍動し優勝を果たす

 先週行われた早関定期戦に続き、3年ぶりに早慶明定期戦が行われた。早大は1試合目に慶大、2試合目に明大と対戦。保護者やOB・OGが応援する中、見事連勝し、優勝を果たした。攻守でさまざまな好プレーが見られ、笑顔が溢れる定期戦となった。

 1試合目の慶大戦は、スターティングメンバーに4人の1年生を起用。立ち上がりこそ苦しんだが、地力の差を見せつけて大勝した。開始直後、相手に連続得点を許し、前半9分で2-5とリードを奪われる。これ以上離されたくない早大は、狩野直樹(スポ3=埼玉・浦和学院)のミドルシュートで応戦。さらに白築琢磨(文構2=東京・早実)が確実に7mスローを決めて5-6。直後に外種子田崚汰(スポ1=鹿児島・国分)が連続で相手ゴールを割り、早々に逆転に成功した。その後、4年生の永橋優太朗主将(スポ4=千葉・市川)や山田和直副将(スポ4=群馬・富岡)が得点を挙げると流れは徐々に早大へ。守備も機能し始め、前半終盤は慶大に思うような攻撃を許さず、15-9で折り返した。後半は、菅原七海(社4=東京・早実)と神前怜(スポ4=埼玉・浦和実)の速攻を皮切りに、互いに得点を取り合う展開となる。しかし中盤以降は早大が堅い守りを見せ、慶大オフェンスを完全に封じた。終盤は速攻を軸に得点を重ね、34-20と大差で勝利を収めた。

シュートを放つ外種子田

 2試合目は明大と対戦。関東学生春季リーグでは1点差で敗れた相手だが、前半にリードを奪って快勝した。序盤は点の取り合いとなるが、前半14分の神前の連続得点が早大に流れを呼び込む。さらに、GK塚本智宇(スポ3=富山・高岡向陵)が好セーブを連発して速攻のチャンスをつくると、山田や白築らが次々と得点。前半終了間際には、田井健志副将(スポ3=香川中央)のパスから中惣健友(スポ4=石川・小松)がポストシュートを決め19-13で折り返した。後半も勢いそのままに試合を進めたい早大だったが、ここで明大も意地の追い上げを見せる。後半15分には25-22と点差を3点に縮められた。しかし直後に相手の反則を誘い、7mスローを獲得。白築が連続して得点につなげ、再び相手を突き放した。その後は安定した守備を見せ、試合を優位に進めた早大。最後は小笹紘大(法4=東京・拓大第一)がサイドシュートを決め、33-27で白星を手にした。

ゴールを狙う神前

 最後まで足を動かし続け、攻守で躍動した早大。「みんなが楽しそうにやっていてパフォーマンスも上がっていた」と山田が振り返ったように、はつらつとしたプレーが2勝を手繰り寄せた。次に見据えるのは、関東学生秋季リーグ、そして集大成となる全日本学生選手権だ。この勝利を弾みに、さらなる成長を遂げられるか。チームは日本一を目指し、夏の練習に臨む。

(記事 澤崎円佳、写真 小澤慶大、宮島真白)

集合写真(早稲田大学男子ハンドボール部提供)

早慶明定期戦
早大 34 15-9
19-11
20 慶大
GK 井上元(教1=埼玉・大宮北)
CP 小笹紘大(法4=東京・拓大第一)
CP 西村悠吾(人1=千葉・市川)
CP 村松涼雅(商1=岩手・不来方)
CP 永橋優太朗(スポ4=千葉・市川)
CP 外種子田崚汰(スポ1=鹿児島・国分)
CP 神前怜(スポ4=埼玉・浦和実)
早慶明定期戦
早大 33 19-13
14-14
27 明大
GK 塚本智宇(スポ3=富山・高岡向陵)
CP 外種子田崚汰(スポ1=鹿児島・国分)
CP 山田和直(スポ4=群馬・富岡)
CP 中惣健友(スポ4=石川・小松)
CP 永橋優太朗(スポ4=千葉・市川)
CP 田井健志(スポ3=香川中央)
CP 白築琢磨(文構2=東京・早実)
コメント

山田和直副将(スポ4=群馬・富岡)

――慶大戦を振り返っていかがですか

 慶大戦は本当は出る予定が無くて下級生に頑張ってもらえると良かったのですが、少し流れが悪くなってしまったので、途中から出るというかたちになりました。自分の役割をしっかりと果たして早稲田の流れを持ってくることができたので、そこはすごく良かったと思います。

――明大戦を振り返っていかがですか

 明大は、春リーグ(関東学生春季リーグ)で負けた相手だったので、その悔しさを晴らすために気合を入れて入りました。リーグ戦はディフェンスできちんと守れなくて速攻に持っていけなかったのですが、今回はディフェンスで粘れて速攻での得点が伸びたので、自分達のやりやすい試合になったのかなと思います。

――有観客での試合でしたが、その点に関してはいかがですか

 お客さんや両親がいたのですごく力になりましたし、みんなが楽しそうにやっていてパフォーマンスも上がっていたかなと思います。

――永田奈音コーチ(平30スポ卒=小林秀峰)から山田選手が好調だと伺いましたが、要因はどこにあるとお考えですか

 春リーグの最初の方は、チームのオフェンスをつくりにいきすぎてしまって自分の持ち味である得点力が消えてしまっていたのですが、今はその自分の強みを出せるように心がけています。

――関東学生秋季リーグ(秋季リーグ)や全日本学生選手権(インカレ)に向けて、夏はどのようなことを意識して練習したいですか

 個人の部分もそうですし、インカレに向けてはコンビネーションを合わせていかなければいけないので、不安要素を全て潰して秋リーグ、インカレに臨めたらいいなと思います。

塚本智宇(スポ3=富山・高岡向陵)

――本日の2試合を振り返って、それぞれいかがですか

 慶大戦は僕は出ていなかったのですが、後輩3人のキーパーがそれぞれ活躍できていたと思うので良かったです。明大戦は、ディフェンスが良くて勝負所のシュートを止めることができたのでチームとしても良かったのではないかなと思います。

――有観客での開催となりましたが、その点に関してはいかがですか

 観客がいた方が盛り上がりますし、早稲田の保護者の方がたくさん来てくださったのでやる気につながりました。

――要所での良いキーピングが印象的でしたが、どのようなことを意識してプレーしていましたか

 前に出て体を大きく見せるということです(笑)。

――ディフェンスとの連携はいかがでしたか

 打たせるところをしっかりと絞って、どういうところで勝負をしてくれたら助かるということをディフェンスに伝えていました。自分の得意なところに相手のシュートが来たので、良い結果を残すことができたかなと思います。

――秋季リーグやインカレに向けて、夏はどのような練習をしたいですか

 自分の苦手なシュートはサイドシュートなので、そこをしっかり止められるように強化に努めていきたいと思います。あとは後輩3人の指導をもっと頑張っていきたいです。彼らに背中を任せられるようにならなければいけないので、そこの指導は頑張りたいと思います。