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ラグビー部

2022.07.10

北風祭 7月9日 早大上井草グラウンド

3年ぶりに北風祭がかえってきた! 終始笑顔で終える

 『再会』。「再び開く、再び会う」という両方の意味を掛け合わせたテーマが設定され、3年ぶりにオフラインで開催された北風祭。恵まれた晴天の下、年に一度の祭典は大盛況。多くのファンや地域の方が上井草に集い、笑顔で交流を深めた。

 前日の前夜祭は、ユーチューブ配信にて1時間程度行われた。はじめに、北風祭初の試みである早慶明現役主将座談会が行われ、春シーズンの振り返りや学生スポーツとしての大学ラグビーの魅力をそれぞれが語った。普段はライバルとしてフィールドに立つ主将たちは顔をほころばせ、秋に向けて士気を高める貴重な時間となっただろう。その後は、NO・8相良昌彦主将(社4=東京・早実)、FB平田楓太(スポ4=福岡・東筑)、フランカー植野智也(法4=東京・早実)による上井草商店街の紹介が行われ、部員が訪れる飲食店を訪問し宣伝した。最後には、WTB槇瑛人(スポ4=東京・国学院久我山)がプロデュースした劇団WASEDA『ワセモンゲットだぜ!』が放送され、前夜祭は締めくくられた。

 そして迎えた当日、開始前から上井草には笑顔があふれていた。大田尾竜彦監督(平16人卒=佐賀工)の挨拶から北風祭が開幕し、第一部では学生団体によるパフォーマンスが行われた。トップバッターを務めた早稲田大学応援部は、迫力ある声量で紺碧の空や校歌を披露。サークル団体によるダンスパフォーマンスも行われ、選手も手拍子と共に盛り上がりを見せた。

 

ラインアウト体験の様子

 第二部では、選手によるラグビー体験を開催。ラインアウト、スクラム、トライ、タックルなどと、ラグビーの醍醐味である技の豊富な体験内容で選手はファンとの交流を楽しんだ。同時に行われたステージ企画では、FWとBKに分かれて技のコツを伝授したり、試合前のルーティンなどを話し、場の笑いを誘う場面も。第三部で開催された大運動会では、綱引きや借り人競争、部活動対抗リレーなどと、キッズやア式蹴球部・米式蹴球部・ラグビー蹴球部の三部活による熱い対戦が行われた。BKを中心に編成されたリレーではラグビー蹴球部が終始首位をキープし、アンカーを務めたCTB金井奨(人4=群馬・太田)がトライを決めるかのように一位でゴールラインに飛び込んだ。終盤には第一回目に敗北した米式蹴球部へのリベンジ戦で、再度両部活の対戦が行われた。両者譲らない熱戦が繰り広げられ実に見応えあり。部員の力強い掛け声、「ラグビー!ラグビー!」と呼びかけるキッズの声援のリズムに乗って、最後はラグビー蹴球部が勝利を収め、リベンジを果たした。

  全企画が終了し、閉会式では相良主将が「日本一を取るので、今後とも応援よろしくお願いします」と決意を示す。その後は相良主将の独唱で先導し、部員一同で第一部歌『北風』を斉唱。観客の手拍子と共に、笑顔あふれる今年度の北風祭は終幕した。

 

CTB金井が首位でゴールした部活動対抗リレー

 一昨年は新型コロナウイルスの蔓延により中止、昨年はオンラインでの開催。今年はついに対面での実施が叶った。率先して企画を組み、実行委員長を務めたSH小西泰聖(スポ4=神奈川・桐蔭学園)は「開催できたことが本当に一安心で嬉しい」と笑顔で振り返る。他にも普段の試合で見せる引き締まった表情とは異なり、終始笑顔でファンを出迎えた選手たち。多くの部員が「ファンの支えを実感した」と語るように、今日の交流を糧に、早大ラグビー蹴球部はまた新しいステップを踏み出す。厳しい夏を乗り越え、本番の秋へ。チームにより一体感をもたらし、チーム相良の新たな快進撃を見せてくれるに違いない。

(記事 谷口花、写真 坂田真彩)

 

大盛り上がりを見せたアメフト蹴球部との綱引き対決

コメント

SH小西泰聖(スポ4=神奈川・桐蔭学園)

――『ただいま。』というキャッチコピーに込めた思いを聞かせてください

 テーマがそもそも『再会』。再び開く、再び会うという両方の意味で『再会』というテーマのもと企画していて、それに合わせて「おかえり」と「ただいま」のどっちがいいのか、ただ北風祭として帰ってきたよということで、部員に対しても、見てくれているファンの方達に対しても『ただいま。』というふうにしたというところがあります。

――昨日、今日個人がこだわってきたところは

 なるべく色んな人を巻き込むかたちで取り組んできました。北風祭というと、どうしてもファン感謝祭というイメージがあって、もてなしてあげるというふうに思われがちなのですが、そうではなくて本来のメインはこういう活動を通じて、いろいろな人と交流する中で自分たちが成長していく、また、イベントを企画する中で自分が成長していくというところにフォーカスしてやったので、なるべく多くの部員を巻き込んで成功させるというところに注目したつもりです。

――その中で力を入れた企画はありますか

 そもそも今日のオフラインの方は開催するという、復活させるということが大事だったので開催にこぎつけるというところ。あと、昨年のオンライン開催は当然こういうふうに会えないという辛さもあったのですが、ただ普段来れない人であったり、今日みたいに代表戦(日本代表戦)で来れない人たちとも北風祭で交流できるというふうに感じた部分があったので、それを同時にやるというこの二つを両軸でやっていく、多くの人と交流する色々な形で交流するという、そこが全体としてこだわったことかなと思います。

――お客さんの笑顔があふれていましたが改めて今日振り返っていかがですか

 開催できたことが本当に一安心で嬉しい気持ちです。来てくれた方々には「開催してくれてありがとうございます」という声をかけていただいて準備した甲斐がありましたし、部員のすごくいい顔が見られたのでかなり有意義な一日にできたんじゃないかと思います

――準備でも本日の内容でも印象に残ったことは

 間違いなく選手だけでやっていたら経験できなかったことなので、そういう意味ではこういう経験をさせて頂けたことというのは人間として成長できた、そこを実感してる部分があるので絶対喋らないだろうなと思っていた部員とも喋ったり、やり取りしたりと、そこは僕の中でとても印象に残っていることです。

――最後にファンの方へメッセージをお願いします

 今日は来ていただいて、前日の前夜祭も見ていただいて本当にありがとうございます。今日みたいなイベントを通じて色んな部員の顔だったり知らなかった一面も知ることができたと思うので、対抗戦だったり選手権を見るのがより面白くなると思いますのでぜひ。今年は前回以上に有観客でやれると思うのでぜひ会場に足を運んで応援していただきたい。『荒ぶる』まで応援していただきたいと思います!

NO・8相良昌彦主将(社4=東京・早実)

――今日を振り返っていかがですか

 3年ぶりに上井草で北風祭を開催することができて、小さな子ども達からおじいちゃんおばあちゃんまでといったファンの方々と交流する機会はあまりないので、楽しかったです。

――ユーチューブ配信で紹介された上井草の商店街の方々については

 てっぺんさんやすずむらさんはコロナ禍以降、寮で食事が出るようになってからは行けていませんでしたが、昔から早稲田の学生が通っていたこともあって温かい対応をしていただきました。しばらく行けていなくとも、これだけ応援してくださっているという温かみを感じました。

――今日の北風祭を機に今後どのように取り組んでいきたいですか

 これだけファンの方や地域の方が応援してくださっているということを全部員が理解したと思うので、このような方のためにも一日一日大事にしていきたいと思います。

――ファンの方へメッセージをお願いします

 これだけ応援してくださっている分、やはり結果で返さなければならないと思うので、一日一日を大事にして大学選手権優勝(全国大学選手権)というかたちで恩返ししたいと思います。

WTB槇瑛人(スポ4=東京・国学院久我山)

――北風祭を振り返って

 久しぶりに北風祭が開催されて、いろいろなファンの方に会って改めてやっぱり自分たちが注目されていること、応援されていることを感じられて良かったです。

――司会もされていましたね

 正直、普通に緊張していたのですがみんな盛り上がってくれたので良かったです。

――ファンの方々へメッセージをお願いします

 これから夏合宿もあって、帝京大との試合もあります。しっかりそこでチャレンジして秋の対抗戦(関東大学対抗戦)と冬の選手権(全日本大学選手権)に向けて、良い準備ができるように頑張っていきたいと思います! 

プロップ川﨑太雅(スポ3=東福岡)

――本日を振り返っていかがですか

 入部して初めて対面で北風祭を行うことができ、日頃会えないラグビー部のファンの方や地域の人と交流することができて良かったです。

――スクラム体験を担当していたと思いますがどうでしたか

 すごくみんなラグビーが好きで、沢山参加してくれたので、やっててよかったなと思えました。

――ファンの方々へのメッセージをお願いします

 大学選手権で優勝を目指して頑張るので、応援よろしくお願いします。

WTB小澤アンディ(法1=千葉・流経大柏)

――今日を振り返っていかがでしたか

 今日は3年ぶりの北風祭ということだったのですが、色んな地域の方々であったり他の部活の方が来てくれたので、非常に楽しく盛り上がることができ、感謝しています。楽しかったです。

――ファンの方へメッセージをお願いします

まずは早稲田ラグビー部をいつも応援していただき、ありがとうございます。自分たちは今年、荒ぶるを目指して練習しているので、これからも引き続き応援をお願いします。

釜澤梨乃マネジャー(政経3=青森・八戸)

――今日の北風祭を振り返って

 3年ぶりの北風祭ということで、初めての対面実施だったのですが、事前準備を色々頑張った成果が出たかなと思います。

――特に力をいれた企画は

 私は、パフォーマンスと大運動会を担当したのですが、音響トラブルもありながらも無事に終えることができたのでほっとしています。

――たくさんのお客さんが来場しました

 改めて早稲田大学ラグビー蹴球部にたくさんのファンがいてくださるのだと実感することができました。今まではSNSでしかつながりを感じられなかったのですが、今日こうしてたくさんの人と触れ合う時間が設けられたのでとても良かったと思います。

――最後にファンの方々へメッセージをお願いします

 夏合宿を経て、秋シーズンに入っていくので、引き続き応援のほどよろしくお願いいたします!