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レスリング部

2022.07.03

東日本学生春季選手権 6月29日~7月1日 東京・駒沢体育館

早大から3人が出場 片岡、山路が優勝を果たす

 6月29日~7月1日にかけて、東日本学生春季選手権が開催された。1日目は、新人選手権男子グレコローマンスタイル77キロ級に山路健心(社1=和歌山北)、女子フリースタイル53キロ級に片岡梨乃(社3=千葉・日体大柏)、2日目は、新人戦選手権男子フリースタイル70キロ級にズート麟(政経1=東京・アメリカンスクール・イン・ジャパン)、新人選手権男子フリースタイル74キロ級に山路が出場した。最終成績は、山路がグレコローマンスタイルで準優勝、フリースタイルで優勝、片岡が優勝、ズートが2回戦敗退だった。

 山路の専門はフリースタイルであるが、今大会はグレコローマンスタイル77キロ級とフリースタイル74キロ級に出場した。大会1日目のグレコローマンスタイルの試合では、1回戦で西村南蔵(明大)と、2回戦で青柳裕樹(神奈川大)と対戦し、危なげなく勝利し、準決勝へ進んだ。準決勝も今野駿輔(専大)に5-3で勝利し、決勝に進んだ。決勝では今井海陽(日大)と対戦。ローリングを決めるなどし、第1ピリオドを5-0で折り返す。しかし、第2ピリオドに入り追いつかれると、残り35秒付近で逆転を許す。最後まで粘り強く攻めたものの、相手に逃げ切られ、9-5で敗戦となった。「絶対勝ちます」と意気込んで臨んだ2日目のフリースタイル。1回戦をテクニカルフォール勝ちで突破。2回戦では鹿糠鉄斗(育英大)と、準決勝では小川統己(東洋大)と対戦し、どちらも2-1という接戦を制し決勝へと駒を進めた。決勝では、大関寛穂(国士館大)と対戦。序盤から攻め続け、主導権を握ったまま試合を運び、スコア8-1で優勝を決めた。新人選手権男子フリースタイル70キロ級では山路太心(中大)が優勝し、双子の兄弟での同時優勝という珍しい出来事もあった。

グレコローマンスタイルの決勝で相手と組み合う山路

 先日の明治杯全日本選抜選手権では4位に入賞した片岡。初戦で椛本怜那(育英大)からテクニカルフォール勝ちを収めると、2回戦では木村彩夏(法大)と対戦。試合はなかなか動かず、1-1の状態で残り1分に。しかし終了間際に相手の隙をついて連続でポイントを奪い、6-1で勝利。準決勝では佐々木花恋(日大)と対戦。第1ピリオドを4-0で折り返し、終盤に連続でポイントを奪われるも、何とか逃げ切り5-3で勝利。決勝では、下野佑実(育英大)と対戦。両者ともにアクティビティタイムで得点ができずに1点ずつを失う。第2ピリオドでは、片岡が倒れた相手の背後に回り2点を追加した。終了間際に相手に技をかけられ、逆転されたかに思われたが、タイムアップしていたということで、3-1で片岡の優勝が決まった。片岡は敢闘賞も受賞した。

決勝で相手の動きを見る片岡

 ズートは、初戦で中嶋輝(育英大)と対戦した。2点を先取されたが、すぐに追いつく。その後は膠着(こうちゃく)状態が続いたが、終盤にローリングを連続で決められ、2-12のテクニカルフォールで敗れた。

 今大会の優勝者には、12月の天皇杯全日本選手権の出場権が与えられることとなっており、片岡と山路はその出場権を得た。出場した各部員にとって収穫のあった試合であり、出場しなかった部員もサポートにまわり、チーム全体として良い雰囲気の中で臨むことができた大会であった。8月に開かれる全日本学生選手権などの大規模な大会へ向けて、反省点を生かして練習を積んでいってほしい。

(記事、写真 斎藤汰朗)

結果

男子グレコローマンスタイル

▽77キロ級
山路 2位

男子フリースタイル

▽70キロ級
ズート 2回戦敗退
▽74キロ級
山路 優勝

女子フリースタイル

▽53キロ級
片岡 優勝

コメント

片岡梨乃(社3=千葉・日体大柏)

――優勝という結果でしたが、今の心境を教えてください

 去年一度も表彰台に登れなかったので、決勝の相手(下野)とすぐに当たって負けてしまうことが多かったので、そこを勝ち切れたのは良かったのですが、内容がボロボロすぎて。自分は攻めて勝ってきたのですが、今回は守ってぎりぎり勝つという試合が多かったので、今週また全日本社会人選手権があるので、そこでは攻める自分らしいレスリングをして優勝します。

――前回の明治杯全日本選抜選手権(明治杯)から修正した点、調整してきた点は何ですか

 時間は短かったのですが、明治杯の時は落ち着いて試合をするという感覚を取り戻せたので、今日は(明治杯と)同じ相手と対戦することが多かったのですが、頭の位置といった細かいところを意識して練習しました。

――全日本社会人選手権へ向け意気込みお願いします

 ふがいないので、内容を重視してもっと誰が見ても圧倒的に勝てるように頑張ります。

山路健心(社1=和歌山北)

――グレコローマンで準優勝という結果でしたが、心境を教えてください

 勝てるチャンスがあったのですが、それを逃したのがとても悔しいというのが一番なのですが、体重が足りない状態でこれだけやれたというのは自信にはなりました。

――準決勝までの試合内容を振り返っていかがですか

 内容は全然ダメだったのですが、勝ちは勝ちなので、それはそれで良かったと思います。

――決勝で最後に逆転をされてしまいましたが、あの試合を振り返っていかがですか

 リードできたのは理想的で、後半相手にバックを取られたのは想定内だったのですが、ローリングが2回返ったのが致命的過ぎて、そこで追いかける展開になってしまって、最後もバックを取って返すチャンスもあったり、くぐって得点のチャンスもあったりしたのですが、取り切れなかったのが痛かったなと思います。

――全日本学生選手権へ向けて

 まだ1年生というのもあってどこまでやれるかというのが一番なのですが、取りあえず勝つところまで勝って、上位陣に挑戦したいと思います。