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レスリング部

2022.06.21

明治杯全日本選抜選手権 6月19日 東京・駒沢体育館

明治杯が閉幕。最終日は伊藤、山口が出場

 明治杯全日本選抜選手権は、最終日4日目を迎え、早大からは男子フリースタイル57キロ級に山口太一(スポ2=東京・自由ヶ丘学園)、女子フリースタイル50キロ級に伊藤海(社2=京都・網野)が出場した。結果は、山口が3・5位決定戦で敗退し、5位、伊藤は準決勝の途中で負傷による棄権となった。

 山口は2回戦から登場し、田南部魁星(日体大)と対戦。序盤から攻め続ける展開で、ポイントを積み重ねていき、最後は相手の両肩を完全につけるフォールを決め、勝利を収めた。準決勝では、長谷川敏裕(三恵海運)に、続く3・5位決定戦では藤田雄大(自衛隊体育学校)に敗れ、5位という結果でこの大会を終えた。両試合とも相手のペースに持ち込まれ、自分の技を思うように繰り出すことができず、テクニカルフォールでの敗戦となった。

さらなるポイントを与えないよう耐える山口

 第3シードの伊藤も2回戦に臨み、米原実穂(至学館大)と対戦。終始ゲームを支配し、2ポイントの技を5度決め、テクニカルフォール勝ち。準決勝へと順調に駒を進めた。準決勝では第2シードで昨年の世界選手権を制した吉本玲美那(至学館大)と対戦。先に2点を失うも、場外ポイントで1点を取り返すなど善戦し、第1ピリオドを1-2で折り返す。逆転を狙う第2ピリオドだったが、相手に技をかけられた際に負傷し、そのまま負傷による棄権となった。

相手の動きを見る伊藤

 これをもって、全日本選手権と並び国内二大大会とされる明治杯全日本選抜選手権は幕を閉じた。今大会では、深田雄智(スポ3=千葉・日体大柏)が3位、藤田颯(スポ3=埼玉・花咲徳栄)、尾西大河(スポ1=佐賀・鳥栖工)、片岡梨乃(社3=千葉・日体大柏)の3人が4位に入るなど、社会人選手も出場する大会で上位に入賞した部員も多かった。また、社会人選手や格上の選手と対戦したことで、改めて自分たちの強みや課題が見つかった大会でもあった。それぞれが今大会で得たものを糧にして、次の目標に向かって進んでいってほしい。

 大会最終日のこの日、3月に早大を卒業した須崎優衣(令4スポ卒=現キッツ)も、女子フリースタイル50キロ級にエントリーしており、東京五輪以来の公式戦出場となった。第1シードの須崎は、2回戦で森川晴凪(至学館高)と、準決勝で櫻井はなの(育英大)とそれぞれ対戦したが、どちらの試合もテクニカルフォール勝ちで、五輪女王の貫録を見せつけた。決勝では最大のライバルである吉本と対戦。先にポイントを取り、終盤に2点を失いはしたものの、スコア4-2で優勝を決めた。また、須崎は明治杯(最優秀選手賞)にも選ばれ、久しぶりの実戦ながら最高の結果を残した。その後、世界選手権の代表を決めるプレーオフが開かれ、須崎は決勝で戦った吉本と再び対戦し、8-0で勝利。見事世界選手権への切符も手にし、目標とするパリ五輪での連覇へ向けて良いスタートを切った。

表彰に臨む須崎

(記事、写真 斎藤汰朗)

結果

男子フリースタイル

▽57キロ級
山口 5位

女子フリースタイル

▽50キロ級
伊藤 準決勝敗退

コメント

山口太一(スポ2=東京・自由ヶ丘学園)

――今日はどんな目標で臨みましたか

 自分は明治杯などの大きな大会は初めてだったので、緊張もなく思い切りやろうという気持ちでやりました。

――今日の試合内容を振り返ってどうですか

 気持ち的には全然問題なくできていて、あとは単純な実力不足というか、全日本トップの実力を痛感したので、これからもう練習して成長するしかないなという感じです。

――今日見つかった収穫を教えてください

 とにかく攻めるということを今回はやってきたのですが、そこにテクニックをつけていければ良いかなというのが収穫です。

――次の大会へ向けての目標を教えてください

 次はU20のアジア選手権なので、そこでは優勝できるように頑張りたいと思います。