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米式蹴球部

2022.06.21

春季オープン戦 6月19日 東京・アミノバイタルフィールド

WR佐久間が2TDの活躍 春シーズン最終戦を勝利で飾る!

TEAM 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
早大 BIG BEARS 10 27
日大 PHOENIX 13 19

 夏らしい夕空の下、早大 BIG BEARSは急成長が目まぐるしい日大 PHOENIXと対戦した。試合は序盤、FGで幸先よく先制すると、第2QにはQB國元孝凱(社3=東京・早大学院)からWR佐久間優毅(政経4=東京・早実)へのTDパスで追加点を挙げる。しかしその後、日大に2本のFGを許して13ー6で前半を折り返す。第3Qにも佐久間へのTDパスがヒットし、再び20ー6と日大を突き放すが、2本のTDを決められて1点差に詰め寄られる。それでも終了間際にRB花宮圭一郎(文構3=東京・足立学園)のTDランが決まり、27ー19で試合終了。春季オープン戦最終節を勝利で飾った。

先制FGを決めたK/P平田

 WR佐久間のリターンで試合開始。RB田村光(スポ4=東京・城北)のランやQB國元からWR小鮒晴(文2=神奈川・鎌倉)へのロングパスなどで、FG圏内に侵入。最後はK/P平田智裕(人4=東京・早実)がこれを落ち着いて沈めて幸先よく3点を先制。その後、DB塚田隼也(商2=東京・早大学院)がインターセプトを決めるも、直後に相手のプレッシャーからインターセプトを献上するなど一進一退の攻防が続く。第1Qの得点はこの3点のみに留まった。第2Qの序盤、DB木村大地(法2=東京・早大学院)のインターセプトで攻撃権を得ると、パスを中心に敵陣深くに攻め込む。最後はQB國元からのロングパスが敵ディフェンスを振り切って快速で抜け出したWR佐久間に通り、この日初めてのTD。直後の日大オフェンスでビッグリターンとロングパスを許し、エンドゾーンまで残り4ydとなるも、日大がパスを立て続けに失敗。何とかFGに抑え込んだ。その後もFGで追加点を許して迎えた第2Q終盤、LB大蔵泰斗(スポ4=東京・西)の激しいプレッシャーで相手QBのファンブルを誘発すると、DL齋藤菜穂都(政経2=東京・早大学院)がこぼれたボールをリカバー。残り4秒でK/P平田が43ydのFGを落ち着いて決め、13ー6で前半を折り返す。

ライン際のパスをキャッチするWR佐久間

 後半は日大リターンで試合再開。DB塚田のパントブロックが決まり敵陣でオフェンスを開始すると、QB佐藤誉(商4=東京・早大学院)のランやWR中尾公亮(社3=東京・早実)のランアフターキャッチでフレッシュを獲得。その後早大が反則して10yd罰退するも、QB佐藤からWR佐久間へのTDパスがヒットし、7点を追加。20ー6とツーポゼッション差に突き放すことに成功。しかしその後、被インターセプトなどで守備の時間が長くなる。TDを許し、20ー13に。その直後の攻撃ではランでなかなか進めず、パントで陣地を挽回するが、またもやランでゲインを許してTDを決められ、20ー19に。ここのトライ・フォー・ポイントで日大は逆転を狙い、ツーポイント・コンバージョンを選択。すると、DB間瀬琢巳(法4=東京・早大学院)がパスカットに成功。ピンチを切り抜けたBIG BEARSは残り時間が少なくなったところで最後の攻撃。RB田村光(スポ4=東京・城北)のランやQB佐藤からWR嘉屋光希(文構3=東京・早大学院)、QB佐藤からWR佐久間へのパスが通り、陣地を回復。すると、相手のパスインターフェアでエンドゾーンまで残り2ydまで進むビッグチャンスを得る。残り17秒、RB花宮のランでTDを決め、27ー19に。スタンドはこの日一番の盛り上がりを見せる。そのまま点差を守り切り、27ー19で早大が勝利した。

春シーズン最終戦に多くの観客が訪れた

 相手のタイム・オブ・ポゼッションが長い中、チャンスをモノにしたBIG BEARS。OL亀井理陽主将(法4=東京・早実)がこの春シーズンで一番の収穫と語ったWR佐久間の活躍がこの日の試合も光った。上級生をケガや教育実習で欠く中での下級生の台頭や関西勢との実力の差が浮き彫りになったことも春シーズンの大きな収穫だ。絶対に負けられない秋に向けて、早大BIG BEARSの鍛錬の夏が始まる。

(記事 臼井恭香、写真 安斎健)

コメント

髙岡勝監督 (平4人卒=静岡聖光学院)

――今日の試合を振り返って

またもやしんどい試合でしたね。何とか勝てましたけど、スッキリしないというか、これが今の実力ですね。

――試合を終えて日大さんの印象は

2、3年生が多い若いチームで、1年生も出ていましたし、非常に伸びてくるだろうなと。秋の手強い相手になってくると思います。

――春シーズンの収穫は

我々も2、3年生の普段試合に出ていなかったメンバーが、上級生のケガなどの影響で出場して活躍してくれたので、そこは収穫かなと思います。

――夏に向けての意気込みをお願いします

課題が明確になったので、その課題をどれだけ潰せるかですね。今日の試合後のハドルでも言いましたが、全員がどれだけ課題に真摯に向き合えるかだと思いますので、夏合宿もできますし、しっかり鍛えていきたいです。

OL亀井理陽主将(法4=東京・早実)

――今日の試合を振り返って

関大戦から1週間という準備期間が短かったことや何人かケガ人が出たことで、今日の試合は総力戦になりました。その中で全員が闘志を出して勝負できていたのかなと思います。

――オフェンス全体を振り返って

関大戦もランがなかなか出なくて、今回もランで苦労した部分はあったのですが、パスは安定していました。勝負できるところとできないところが明確になったのは、秋に向けて良かったと思います。

――春シーズンの収穫は

やはり、佐久間が出てきたというのが一番大きいと思います。昨年まではエースと呼ばれるほどの活躍はできていませんでしたが、この春はコンスタントに毎試合活躍してくれました。QB國元とのホットラインは今後の武器になると思うので、いい収穫だったと思います。

――今後の意気込みお願いします

日大さんには勝たせていただきましたが、関西との差を見せつけられているので。自分たちがどこを目指していくのかをはっきりさせて、そのために何をしなければいけないかを7月に詰めていって、秋は絶対に日本一になれるようにチーム一丸となって挑戦していきます。

WR佐久間優毅(政経4=東京・早実)

――今日の試合を振り返って

関大戦も含め、今までの試合で序盤に点を取ることができていなかったので、その部分を今日の試合は自分が達成できて良かったです。

――春シーズン通して背面からの難しいボールをキャッチする場面が多くありました。ご自身の中で意識されていることはありますか

日頃の練習から自分だけではなくレシーバーユニットとしてロングパスを背面で取ることを意識して取り組んでいるので、練習の成果なのかなと思います。

――QB國元との相性は

昨年よりも信頼してもらえているからたくさん投げてもらえている気がするので、その信頼を崩さないように、来たボールは絶対に取るという意識でこれからもやっていきたいです。

――春シーズン通しての課題と収穫

今日の試合は特にレシーバーユニットとしてパスキャッチの部分は良かったのですが、レシーバー全体としてブロックする力がまだまだ弱いと感じています。レシーバーのコーチにもオフェンスのコーチにも言われていることなので、夏のフレックス期間で体重を増やして、ブロックもできてパスも取れるレシーバーユニットを作っていきたいと思います。

――今後の意気込みをお願いします

今よりも足が速くなって、今よりも体を大きくしてブロックも強くなって、レシーバー、オフェンスで日本一になれるようなチームにしていきたいです。

DB間瀬琢巳(法4=東京・早大学院)

――今日の試合を振り返って

立命大と関大ではディフェンスが出されまくって負けた試合で、関大から1週間という短い期間でしたが、そこで出た大きな課題に対して本気で向き合ったことが、少しはいい結果に繋がったのかなと思います。

――DBユニットを振り返って。DB塚田の活躍などありました

コミュニケーションがしっかり取れていたと思いますし、いいカバーも増えてきたと思います。それでも立命大戦、関大戦での一対一の課題というのが今日も出てしまっていたので、フレックス期間で修正していきたいと思います。

――個人の出来を振り返って

春シーズン通して、個人的にはタックルミスが多かったと思っています。今日は最後にいいタックルができたのですが、フレックス期間で体を大きくするなど、今後の練習で修正していきたいと思います。

――夏への意気込みをお願いします

夏は自分達にとって本当に大事な時期だと思っていて。春での課題や経験を踏まえて、夏でどれだけ自分達のやれることを増やすかだと思うので、時間を無駄にすることなくやっていきたいと思います。