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レスリング部

2022.06.18

明治杯全日本選抜選手権 6月17日 東京・駒沢体育館

深田が3位入賞! 藤田は表彰台にあと一歩届かず

 明治杯全日本選抜選手権の2日目の競技が開催され、早大からは男子フリースタイル61キロ級に島谷侃主将(スポ4=秋田商)と藤田颯(スポ3=埼玉・花咲徳栄)、同74キロ級に深田雄智(スポ3=千葉・日体大柏)の3人が出場した。61キロ級では、1回戦から島谷主将と藤田の直接対決となり、序盤は島谷主将が優勢だったものの、藤田が追い上げを見せ、6-4というスコアで藤田が勝利を収めた。74キロ級の深田は2回戦から登場。相手選手に一方的に攻められる展開となり、2-9というスコアで大敗した。その後、藤田と深田が3・5位決定戦に回り、両者ともに勝利し、3位決定戦に進む。3位決定戦では、深田が終盤に得点を重ねて勝利し3位、藤田は強敵を打ち破ることができず、4位という成績で大会を終えた。

 この日最初の試合となったのが、61キロ級の島谷主将と藤田との一戦だ。まさかの早大の選手同士の直接対決となった。試合は開始直後から島谷主将が攻める展開となり、開始37秒時点で4-0と、島谷主将のペースと思われた。しかし、藤田が続けてポイントを奪い、第1ピリオドを4-4で終える。第2ピリオドも、どちらも譲らない展開が続いたが、残り45秒で藤田が背後を取り2ポイントを追加。これが決勝点となり、藤田が6-4で勝利を収めた。藤田は2回戦に進み、第2シードの樋口黎(ミキハウス)と対戦したが、1分44秒でフォールを奪われ敗戦し、3・5位決定戦に回ることとなった。その3・5位決定戦では中村勇士(日体大)と対戦。第1ピリオドから得点を重ね、12-2でテクニカルフォール勝ちを収めた。続く3位決定戦では森川海舟(拓大)と対戦。なかなか攻めることができずに、0-10でテクニカルフォールで敗戦し、藤田は4位入賞という結果だった。

島谷主将のバックを奪う藤田

 74キロ級の深田は、2回戦からの登場で、初戦は木下貴輪(クリナップ)と対戦した。昨年の全日本選手権2位の木下を相手に善戦したものの、ポイントを重ねられ、2-9で敗戦した。そして、3・5位決定戦に回り、志賀晃次郎(警視庁福生警察署)と対戦。4-4の同点で第1ピリオドを終え、迎えた第2ピリオド。深田が2点を奪いリードするものの、体を続けて回転させられて6点を奪われ、6-10に。それでも諦めることなく地道にポイントを重ね、残り10秒を切ったところで執念で2ポイントを奪った。これが決勝点となり、12-10で勝利。深田は3位決定戦に進み、小柴伊織(日体大)と対戦。第1ピリオドを0-1で折り返すと、試合後半は投げ技で4点を獲得するなど完全に深田がペースを握り、6-1で勝利し、見事3位に輝いた。

3・5位決定戦で決勝点を奪う深田

 この日の早大勢は、深田が3位に輝き、藤田も何とか4位に食い込む粘りを見せたが、ライバルたちとの実力差が現れた試合でもあった。3日目は、男子フリースタイル70キロ級に計良涼介(スポ2=埼玉・花咲徳栄)、同97キロ級に山崎祥平副将(商4=茨城・土浦日大)、男子グレコローマン55キロ級に尾西大河(スポ1=佐賀・鳥栖工)、同82キロ級に玉岡颯斗(スポ3=群馬・館林)、女子フリースタイル53キロ級に片岡梨乃(社3=千葉・日体大柏)の5名が出場予定だ。それぞれが自分の持ち味を十分に生かし、チーム早大として今日よりもさらに良い結果を残すことに期待したい。

表彰台で笑顔を見せる深田

(記事、写真 斎藤汰朗)

結果

男子フリースタイル

▽61キロ級
島谷 1回戦敗退
藤田 4位
▽74キロ級
深田 3位

コメント

藤田颯(スポ3=埼玉・花咲徳栄)

――今日の試合を振り返っていかがですか

 自分の階級は上3人が飛び抜けて強くて、どうにか1つでも勝てればと思っていたのですが、惨敗して、やっぱりレベルがまだ違うのだなと実感しました。

――初戦の相手が島谷主将でしたが、特別な意識はありましたか

 一番やりたくない相手だったのですが、まさか初戦で当たるとは思わなくて。勝っても負けても全力出し切ってやろうという気持ちで臨みました。

――今大会の収穫は何ですか

 先ほども言ったように、上の3人が飛び抜けて強くて、そのうち1人が学生で、それ以外の選手も学生の中でベスト3に入るくらいの実力を持っていたと思うのですが、その中で4位まで行けたというのは自信に変えたいと思います。

――課題として見つかった点はどんなところですか

 練習で守れているところが試合で全然守れていないというのがあって、取れたのに取れなかったとか、いつも守れているところで取られちゃったというのが多かったので、練習と試合の乖離を修正しなければいけないというのと、早稲田のレスリング部は少数精鋭で切磋琢磨すると思うのですが、人数が少ない分、いろいろな種類の選手とできないというのがあって、今回やった人たちは早稲田と全然違うタイプだなというのを実感したので、もう一個レベルアップするために、オフの日に出稽古を増やしていき、12月の全日本で優勝を目指したいです。

――次戦に向けての意気込みお願いします

 首のケガがずっと続いていて、出れるか分からないのですが、権利も取れているので、まず治療に専念して、出場することができたら、さっき3位決定戦でやった選手にリベンジ、もしくは一矢報いたいと思います。

深田雄智(スポ3=千葉・日体大柏)

――今日の試合を振り返っていかがですか

 1回戦で強い選手と当たって、そこでどれだけやれるのかなと思っていて、結果大差で負けてしまったのですが、自分の動きも悪くなかったし、点差ほど実力差はないのかなと思いました。敗者復活に向けて気持ちを切り替えて、(敗者復活の)2試合ともいい試合ができたので、良かったかなと思います。

――3位という結果には満足ということですか

 優勝は目指していたのですが、現状で3位ならよく頑張ったんじゃないかなと思います。

――シニア選手と対戦しましたが、そこについてはどうでしたか

 今まで試合で対戦したことがなかったので、貴重な経験というか、自分に足りない部分が分かったし、社会人選手の意地に負けない練習をしないといけないなと思いました。

――今後に向けて一言お願いします

 12月から本格的にオリンピックの予選などが絡んでくるので、それに照準を合わせて、足りない部分、特にフィジカルが足りていないなと思うので、そこを徹底して鍛えていきたいと思います。