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ソフトボール部

2022.05.29

第74回全日本総合選手権大会東京都予選会 東京・瑞穂町シクラメンスポーツグラウンド

史上初の快挙!全総東京都予選を優勝で飾る

 全日本総合選手権大会、女子ソフトボールの全国大会に向けた東京都予選が行われた。1回戦を突破した早大、準決勝は何度も対戦してきた日女体大、決勝を東女体大と戦い、見事に勝利をおさめ関東予選に東京代表として出場することが決まった。

全総予選
日女体大
早大 ×
〇新宮―渡邉
◇(二塁打)高 ◇(三塁打)なし ◇(本塁打)なし

 準決勝の相手は、日女体大。この試合はお互いに点が入らず苦しい試合となった。先発は新宮怜美(スポ3=京都・西山)、早大の頼れるエースである。新宮は四球や安打などで出塁を許すも、安定感のある抜群の投球を披露し、7回までをわずか2安打、無失点に抑えた。新宮は「初回の立ち上がりもよかったので、守備からリズムをつくることができた」と語った。新体制になってから点を取られることが多かった早大にとって、無失点で抑えられたのはかなり大きかっただろう。

 一方の打線は相手投手を捉えられず、なかなか1点を奪うことが出来ない。そんな中、5回に反町結佳(スポ4=愛知・瑞陵)が出塁すると、打席には高美優(スポ3=福岡中央)。早大打線の要である高が中堅手の頭上を越える適時二塁打を放ち、1点を奪うとこれが決勝点となる。早大は日女体大に1対0と粘り勝ちで勝利を収めた。

全総予選
早大
東女体大
〇新宮―渡邉
◇(二塁打)渡邉、関 ◇(三塁打)なし ◇(本塁打)渡邉

 決勝の相手は、東女体大。打線は2回、先頭の渡邉佳子(スポ4=東京・学習院女)が打席に立った。「ヒットを打つことだけに集中していた」と話す渡邉、甘い球を逃さずに振りぬいた打球は大きく伸びて、本塁打となる。チームの主砲がその打撃力を見せつけた。しかしその裏、先発の新宮が相手打線につかまり3安打を浴びると、同点に追いつかれる。貴重なリードを守ることが出来ない。

 その後、両者とも打線がつながらず延長戦に突入した。8回表、早大は先頭の小林千晃(スポ2=千葉経大付)が安打で出塁すると、反町も死球で出塁。そして高が一二塁間を抜ける安打を放つと、小林が生還し、値千金の1点を奪う。流れに乗る早大打線、続く渡邉の安打や、相手のミスが重なり計4点をこの回に加えた。抑えたい新宮、相手打線に二塁打を浴びると、味方のミスなどで得点を奪われるも何とか逃げ切り、東女体大を6対5で勝利した。

全日本総合選手権東京都予選で優勝する早大

 全日本総合選手権大会東京都予選会で優勝を飾った早大、なんとこれは早大女子ソフトボール史上初の快挙である。新体制となり、春季リーグ戦では思うように勝てない試合が多かった。しかし、練習を重ね課題を見つけて修正を繰り返したことで、初の快挙を達成したのだ。次は関東予選、ここでも早大らしさを発揮して行けるとこまで行ってもらいたいと強く願う。

(記事 阿部優歩、写真 早稲田大学ソフトボール部女子部提供)

コメント

渡邉佳子(スポ4=東京・学習院女)

――準決勝を振り返っていかがですか

シンプルに勝てて良かったです。個人的には、初回のチャンスでランナーを返すことができず、ずっと0点で抑えてくれたピッチャーに助けられました。

――決勝を振り返っていかがですか

気負いすることなく、自分たちの持てる力を発揮することができました。ベンチも盛り上がってて、チームに勢いをもたらしていたと思います。

――大会の結果についてどう思っていますか

全総予選での優勝は創部以来初ということで、すごく嬉しかったです。この結果に満足することなく、インカレ二次予選に繋げていきたいと思います。

――ホームランを打った打席はどのような気持ちで打席に入りましたか

特に何も考えず、ヒットを打つことだけに集中していました。打席内でファールを打つうちにタイミングがあってきたので、結果としてホームランが打てたのかなと思います。

――投手の状態はいかがですか

安定していて、とてもいい状態だと思います。得点圏にランナーを背負うと更にギアを上げるので、いつもすごいピッチャーだと感じています。

――関東予選への意気込みをお願いします

目の前の試合に集中し、全総出場権を獲得したいです。

新宮怜美(スポ3=京都・西山)

――準決勝を振り返っていかがですか

決勝戦の事は考えず、準決勝で勝つことだけを考えて試合に入りました。まずは、無失点で抑えることができたことが自身としては1番良かった点だと感じています。初回の立ち上がり、先頭打者を抑えることを目標にしていましたが、初回の立ち上がりもよかったので、守備からリズムをつくることができたのではないかなと思っています。

――決勝を振り返っていかがですか

決勝戦は東京女子体育大学大学でしたが、攻撃面では長打者、1発を警戒する打者が多いことから準決勝とは違った攻め方で配球を組みました。決勝では先頭打者をフォアボールで出塁させることが何度もあったので、それが点に絡んでしまったと感じています。2回の表に2点先制しましたが、その裏に2点取られてしまったのが悔しかった点です。総合して守備のテンポは良かったのかなと思います。

――大会の結果についてどう思っていますか

今大会での優勝は早稲田大学にとって初の快挙ということで、この結果をおさめられたことは良かったと思います。また、練習の成果が1人1人出せた試合だったので、とても納得のいく試合内容でした。タイブレークに入り攻撃では、繋いで返すことが出来たので大量得点に繋がったと思います。

――投球の調子はいかがですか

私は怪我の影響で春リーグに登板することができず、この大会が復帰戦だったのですが、怪我をしていた時期に積み上げたトレーニングの成果が発揮出来たのではないかと思います。また、変化球の精度をまだまだ磨けると思うので課題を潰せるようにしていきます。

――関東予選への意気込みをお願いします

この結果に慢心せず、日頃からお世話になっている方や指導者の方、チームメイト、道具全てに感謝の気持ちを忘れず
常に上を目指して応援してくださる方々に結果で恩返しができるように練習に励みたいと思います必ず関東予選でも勝って本戦に行けるように頑張ります。