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ハンドボール部

2022.05.15

関東学生春季リーグ 5月14日 東京・国士館大学多摩キャンパス体育館

前半熱戦を繰り広げるも後半は息切れ 桐蔭横浜大に敗れる

 早大は前回の試合で関東学生春季リーグ(春季リーグ)2勝目を挙げた。3勝目を目指す今試合の相手はリーグ戦2度目の対戦となる桐蔭横浜大。前回の対戦では立ち上がりで大幅なリードを許し、苦しい展開となったが、今回の試合では出だしから一進一退の攻防が続いた。しかし前半の終盤で2点差をつけられてしまう。迎えた後半、守りで粘りを見せるが相手の流れについていくことができず、点差は5点まで広がってしまう。早大は最後まで必死の追い上げを見せるも届かず19-21で敗戦。リーグ戦3勝目とはならなかった。

 早大ボールで試合は始まったが、3分間は互いに点を取れない時間帯が続く。「前回の試合は前半で点差を離されてしまったので、最初からディフェンスで足を動かしてやろうという話をしていました」(CB村上楓副将、スポ3=福岡・明光学園)とあるように、早大は立ち上がりで堅い守りを見せ相手のリードを許さない。先制点はLB浦野詩織(スポ3=愛知・旭丘)がカットインからのシュートを決める。このまま流れをつかみたかったが、ここから互いに一歩も譲らない試合展開に。一時は早大が1点リードする場面もあったが、終盤、シュートチャンスでなかなか決められない一方で相手に連続得点を挙げられてしまう。せめて1点差で前半を終えたいところだったが、攻めきれず2点ビハインドで前半を終えた。 

ミドルシュートを放つ浦野

 点差を縮めたい後半、開始早々に桐蔭横浜大に先制点を挙げられる。しかし前半と同様、その後約5分間は、両者共に良いディフェンスを見せ、試合はこう着状態に。後半開始6分に浦野のシュートでその沈黙が破られるが、その後相手に速攻やカットインで3連続得点を決められ点差は5点まで開いてしまう。早大は途端に巻き返しを図り、RB山本桃虹(スポ2=東京・佼成学園女)のブラインドシュートやRW青木里奈(スポ3=東京・白梅学園)のサイドシュートなどで2点差まで詰め寄ることに成功する。流れを引き寄せたい早大であったが相手のディフェンスや手数の多さに苦しみなかなか相手の背中を捉えられない。試合残り3分で1点差となるも相手は流れを手放さず。終盤でも得点を挙げられ2点差で敗北を喫した。

チームメイトに指示を出す村上

 今回の試合は1次リーグ最下位である早大にとっては何としてでも勝利を挙げたい一戦だった。しかし、相手の素早いディフェンスの動きや戦略の多さを上回ることができず、悔しくも敗戦。あと一歩が届かない試合となった。その一方で「前半の立ち上がりは、どんどん良くなってきている」(佐藤優花副将、スポ4=東京・佼成学園女)、「ディフェンスに関しては自分たちのやりたいことができていた」(村上)と振り返るように、今後に向けて明るい材料も残した。次戦は春季リーグ最終戦。最下位と2部との入れ替え戦を免れるためにも負けられない一戦となる。今回の試合で得た収穫を糧にし、全日本学生選手権に向け最後にチームで勝利をつかめるか。次戦の日女体大との決戦に注目だ。 

(記事 野中美結、写真 宮島真白)

関東学生春季リーグ
早大 19 11-13
8-8
21 桐蔭横浜大
GK 江連織圭(スポ4=千葉・昭和学院)
LW 木村百花(スポ2=東京・白梅学園)
LB 浦野詩織(スポ3=愛知・旭丘)
PV 杉浦亜優(スポ1=愛知・名経大市邨)
CB 村上楓(スポ3=福岡・明光学園)
RB 山本桃虹(スポ2=東京・佼成学園女)
RW 青木里奈(スポ3=東京・白梅学園)
コメント

佐藤優花副将(スポ4=東京・佼成学園女)

――今回の試合を見ていて感想は

 実力的には負けている要素もないし、でもやっぱり踏ん張りたいところで踏ん張り切れないところがあります。みんなが頑張っているのは伝わるし、見ていてもとても分かるのですが、最後の最後で負けちゃうなというのは思いました。

――桐蔭横浜大とは2度目の対戦でした、チームで改善してきた点は

 前回は自分たちの力が全く出せずに相手に好きにやられてしまったというのがあったので、その点に関しては、今回は自分たちのやることをまずはやれたのかなとは思います。でもやってくる(シュートを打ってくる)人が分かっているのに対して、最後に守り切れないというか、この選手しかいないだろうというところでやられてしまっていたので、そこはまた改善できるポイントかなと思います。

――課題としている立ち上がりについては見ていていかがでしたか

 前半の立ち上がりは、どんどん良くなってきているのかなとは見ていて思いました。

――今回の試合の敗因を挙げるとすれば

 粘り強さが足りなかったのかなと思います。最後の方に相手の勢いが乗り出した時に、そこについていければ良かったのですが、そこで点を取られて自分たちが点を取れないという場面がありました。そこはもう少し点を取れないにしてもディフェンスは守り切るぐらいはできたらもっと勝てるところまで行けたのかなと思います。

――次戦への意気込みをお願いします

 やってくれると思うので、勝ちます。

村上楓副将(スポ3=福岡・明光学園)

――今の率直な気持ちは

 素直に悔しいなという気持ちが強いです。ここで勝てば自分たちの力で最下位をなんとか免れるところだったのですが、そこを勝ち切れなかった部分が弱かったなと思います。

――今回の相手とは2回目の対戦でしたが、どのような話をしてきましたか

 前回の試合は前半で点差を離されてしまったので、最初からディフェンスで足を動かしてやろうという話をしていました。それのために今週1週間練習してきました。

――実際にはいかがでしたか

 最初は結構練習してきたことが出せていたと思います。ディフェンスに関しては自分たちのやりたいことができていたのでそこは良かったのかなと思います。

――一方のオフェンスでは、立ち上がりなかなか点が入らない時間が続きましたが、いかがですか

 オフェンスについては、私たちの背がそこまで高くなくて、アタッカーがいない中で、やはりオフェンスは足を動かしながらやらないといけないのですが、止まってしまいました。そこは次の試合に生かしていきたいなと思います。

――ご自身のプレーを振り返って

 ミドルシュートがあまり決まっていなかったので、そこはこれから秋リーグとインカレに向けて個人技をレベルアップさせていきたいです。そうしないとチームの成長にもつながらないと思います。春リーグは仕方ないので、秋リーグに向けて練習していけたらいいかなと思います。

――チーム全体としてもオフェンスで攻めづらそうな場面もありましたが、いかがですか

 点差が縮まってきて、ここ一本というところで、相手が上に上に当たってきたのですが、自分たちが引いてしまって「うわどうしよう」となっていたので、そこは相手が一枚上手でした。相手にガツガツ来られても強く行かなければいけなかったなというのは反省です。

――ハーフタイムではどのような話がありましたか

 前回に比べて前半の終わり方がすごく良かった印象があります。とりあえず後半の立ち上がりをしっかりやろうということと、オフェンスに関してはアウトドアのカットインがいけていたのでそこをどんどん狙っていこうという話をしました。

――明日への意気込みをお願いします

 明日勝たないことには、最下位や入れ替え戦が決まってしまうので、しっかり勝つことですね。1試合しかないので、しっかり楽しんでいいかたちで終われるようにしたいなと思います。