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卓球部

2022.05.15

春季関東学生リーグ戦 5月14日 東京・代々木第二体育館

専大に完勝! 優勝に望みをつなぎ最終日へ

 ※氏名に旧字体を含む場合は、原則として新字体に直して掲載しております。

 5月11日に開幕した春季関東学生リーグ戦(リーグ戦)は早くも4日目に突入した。前日の明大戦で、今大会初めての黒星を喫した早大。優勝に向けて負けられない状況の中、同じく1敗の専大との一戦に臨んだ。シングルス勢の3連勝で勢いに乗ると、ダブルスもストレート勝ちで強敵を撃破。1敗をキープし、優勝の可能性を残して最終日を迎えることとなった。

  得点を喜ぶ早大の選手たち

 1番で登場したのは柏竹琉(スポ3=エリートアカデミー)。相手エースとの対戦となった柏は、第1ゲームを大差で落とすもその後2ゲームを連取する。ゲームカウント1-2とした第4ゲーム、相手にゲームポイントを奪われるが、そこから3連続得点で一気に逆転し12-10で勝利。幸先良い1勝に、ベンチも拍手で柏を迎え入れた。続く2番の浜田一輝(スポ1=愛知・愛工大名電)はデュースの末に第3ゲームを奪うなど、ストレート勝ちで早大を勢い付けた。

  1番手で勝利し、早大に勢いをもたらした柏

 3番を任された荒井和也(スポ2=福岡・希望が丘)も、第1ゲームを先取する最高の立ち上がり。その後1ゲームずつを取り合い、ゲームカウント2-1で第4ゲームを迎えた。序盤は競った展開となり、点の取り合いが続く。それでも、相手の厳しいコースへの強打に対して荒井が粘りを見せると、徐々に試合は荒井のペースに。相手のミスが増え始め、荒井の攻撃が良く決まる。10-7でマッチポイントをつかむと、最後は相手のサービスに対しバックハンドで振り抜いた。相手は返球することができず、勝負あり。早大の勝利まで残り1勝とした。

  ベンチに向けてガッツポーズをする荒井

 ダブルスでは、今大会負けなしの岩永宜久主将(スポ4=福島・帝京安積)・浜田組が出場。敗れたことのある相手に対し、「しっかり対策をした」(岩永)という早大ペア。序盤から主導権を握り、第1、第2ゲームを先取する。第3ゲームは一進一退の攻防が続くが、要所でサービスエースが飛び出すなど、最後まで流れを放さなかった。9-9から、岩永の3球目攻撃が決まりマッチポイントを奪う。最後はまたも浜田のサービスエースで11-9。勝利が決まると早大ベンチは喜びを爆発させた。

  今大会未だ無敗を誇る岩永・浜田組

 1番の柏から始まった流れを全員でつなぎ、専大を相手に大きな1勝を挙げた早大。この日の白星で、通算成績を5勝1敗とし、リーグ戦優勝に望みをつないだ。最終日は同じく1敗を維持する中大との対戦となる。手強い相手だが、優勝に向けて雰囲気は「とてもいい」(岩永)という。全員一丸となって勝利を、そして優勝をつかみ取りたい。

(記事、写真 是津直子)

結果

男子

▽第6試合 対専大 〇4-0

〇柏3-1野田

〇浜田3-0月館

〇荒井3-1星翔

〇岩永・浜田組3-0野田・福沢組

杉本 阿部

岩永 原田

松本 星優

コメント

岩永宜久主将(スポ4=福島・帝京安積)

――今日の試合を振り返っていかがですか

 1番の柏(竹琉、スポ3=エリートアカデミー)が相手のエースに勝ってくれてとても良い流れをつくってくれたので、思い切って試合をすることができました。

――ご自身のプレーを振り返っていかがですか

 専大ペアには前回のリーグ戦で負けていたので、しっかり対策をして、向かっていく気持ちを持って最初からプレーすることができました。

――ダブルスはここまで全勝ですが、良いところは

 浜田(一輝、スポ1=愛知・愛工大名電)がプレーでも引っ張ってくれているので、自分は足を引っ張らないように意識してプレーしていました。

――チームの雰囲気はどうですか

 とてもいいと思うので、明日の最終戦もいい雰囲気のまま頑張りたいです。

――明日に向けて意気込みをお願いします

 明日の試合に勝てばまだ優勝の可能性も残っているので、しっかり勝ちにいけるように準備していきたいと思います。