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卓球部

2022.05.12

春季関東学生リーグ戦 5月11日 埼玉・所沢市民体育館

春季リーグ戦開幕 男子は2連勝で好スタート

 3年ぶりの開催となった春季関東学生リーグ戦(春季リーグ)が、5月11日に開幕した。試合は6単1複で、先に4勝したチームの勝利となる7点制で行われた。女子は初戦の筑波大戦を落とし黒星スタートとなるも、第2試合では東洋大に勝利。男子は日体大と筑波大を相手に2連勝を収め、手応えのある内容で1日目を終えた。

 男子は、第1試合で日体大を圧倒した。1番を任された柏竹琉(スポ3=JOCエリートアカデミー)、2番の浜田一輝(スポ1=愛知・愛工大名電)がストレート勝ちで勢いをもたらす。荒井和也(スポ2=福岡・希望が丘)は2ゲーム目こそ落としたものの、「勝ちたい一心だった」と高校時代の同級生を終盤に突き放し、ダブルスにつないだ。岩永宜久主将(スポ4=福島・帝京安積)・浜田組は相手を寄せ付けずに圧勝。4-0で早大の勝利が決まった。

バックハンドを振り抜く柏

 第2試合の筑波大戦は手に汗握る試合となった。1番の杉本和也(スポ3=福岡・希望が丘)は序盤から強打で押し、ストレート勝利。その後のシングルス2本を筑波大が、ダブルスを早大が取り、2勝2敗となった。続く5番に起用された柏は、強烈なドライブを武器に得点を重ねていく。最後まで激しいラリーの応酬となったが、要所で強烈なショットが決まり、見事に勝利。「気持ちに余裕を持つことができた」と7番の荒井が話すように、この1勝がチームを勢い付けた。荒井は相手の攻撃をことごとく拾い、左右に揺さぶられてもしっかりと対応。台から離れてもミスをすることなく、ラリー戦での強さが光った。勢いそのままに強烈なフォアハンドでマッチポイントを握ると、最後は相手の返球がアウトになり、ストレート勝ち。荒井と同時進行で入っていた6番の岩永も勝利したため、結果4-2で早大に軍配が上がった。

 団体戦ならではの応援も見られた

 一方、女子の筑波大戦は厳しい戦いとなる。互いに3勝ずつを挙げ、勝負は7番の顧琳婧(スポ2=愛知・桜丘)に託された。顧は先に2ゲームを先取するが、そこから相手の逆襲に遭う。第3ゲームの中盤に追い付かれると、相手の強打が決まり始める。デュースの末にこのゲームを失うと、第4ゲームは序盤から大きくリードされる展開に。第5ゲームは粘りを見せ、接戦のまま6-6までもつれた。しかし、そこからカットのミスもあり、相手に連続ポイントを許すこととなった。最後は相手の強打を返すことができずに敗戦。女子の春季リーグは黒星スタートとなった。

 それでも第2試合の東洋大戦では意地を見せた。ダブルスまで終わった時点で2勝2敗と、この試合も接戦となる。続く5番の福岡乃愛(スポ2=兵庫・三田学園)は第1ゲームを取ったものの、第2、第3ゲームを落とし追い込まれる。しかし、第4ゲームでは、長いラリーの中で相手の攻撃を丁寧に拾い、相手のミスを誘うプレーを発揮。このゲームを奪い返すと、最終ゲームもリードを保ち、11-5で決着を付けた。福岡の粘りで、勝利まであと1勝とした早大。6番の里川奈優(スポ3=高知・明徳義塾)と7番の深谷和花(スポ1=愛知みずほ大瑞穂)との試合が同時に行われることになった。どちらかが勝てば勝利という状況だったが、共に2ゲームを落とし窮地に立たされる。しかし、里川は第4ゲームを取り返すと、第5ゲームも優位に展開。最後はサービスエースを奪い、フルゲームの接戦を制した。これで4勝2敗とし、女子もうれしい白星をつかんだ。

 サービスでも得点を重ねた里川

 久しぶりの団体戦で、それぞれが手応えを得た1日目。2日目は、男子が駒大と法大、女子が東京富士大と日大との対戦となる。強敵との対決が続くが、「どんな状況でもチームのために戦う」(里川)と意気込む選手たちの活躍に期待がかかる。

(記事 是津直子、写真 星野有哉、是津直子)

結果

男子

▽第1試合 対日体大 〇4-0

〇柏3-0板坂

〇浜田3-0平林

〇荒井3-1泊

〇浜田・杉本組3-0平林・芦沢組

▽第2試合 対筑波大 〇4-2

〇杉本3-0大関

●浜田0-3三浦

●松本1-3田原

〇岩永・浜田組3-1三浦・鈴木組

〇柏3-1佐藤

〇岩永3-1鈴木

〇荒井3-0竹内

女子

▽第1試合 対筑波大 ●3-4

●黒野2-3平川

〇杉田3-0米田

●福岡0-3中田絵

〇里川・杉田組3-0平川・中田玲組

●深谷2-3中田玲

〇里川3-0斎藤

●顧2-3花木

▽第2試合 対東洋大 〇4-2

●杉田0-3岡崎

〇黒野3-0佐藤

●顧 0-3杉本

〇黒野・中島組3-1青木・岡崎組

〇福岡3-2青木

〇里川3-2新井

コメント

里川奈優(スポ3=高知・明徳義塾)

――今日の試合にはどんな気持ちで臨みましたか

 このリーグ戦を開催していただいたことに感謝の気持ちでいっぱいです。自分が試合をできているのは、OBOGの方、監督やコーチの方やチームのみんながいるからなので、支えてくださる周りの方に対する感謝の気持ちを持って、結果で恩返ししようと思って試合に臨みました。

――ご自身のプレーについては振り返っていかがですか

 1試合目のダブルスもそうですし、2試合目のシングルスもきつかったです。相手も強い相手なので、自分が向かっていく気持ちを忘れずにやることを意識しました。自分一人で戦っているわけではないので、チームのみんなのおかげで自分の力が出せたかなと思います。

――チームからの応援はどう感じましたか

 シングルスで後ろを振り返るときに、たくさん応援してくれる人がいたり、練習でも環境を整えてもらったり、自分だけで試合はできないので、そういう人たちの力を借りて戦うのがパワーにもなるし、団体戦の方が好きです。

――東洋大戦のシングルスにはどんな意識で臨みましたか

 相手の戦型は自分が苦手なスタイルだったので、絶対に競ると思っていました。競ったときにどれだけ自分が我慢して、ボールに食らいついていけるかというのを意識していました。あとは相手が年下なのですが、気持ちで負けないように戦えたのが最後の勝因につながったかなと思います。

――ゲームカウントが1-2となったときの心境はいかがでしたか

 流れは悪かったのですが、やっぱり後ろを振り返ると応援してくれる人がいて、ここで負けられないと思って頑張れました。

――明日以降に向けて意気込みをお願いします

 明日もダブルヘッダーで体力的にも大変ですが、強い相手と当たっていくので、体力的にもメンタル的にも戦術でも負けないように、どんな状況でもチームのために戦おうと思います。

荒井和也(スポ2=福岡・希望が丘)

――今日の調子はいかがでしたか

 とても良かったです。練習した通りのプレーができました。

――1試合目を振り返って

 前回の秋リーグ(秋季関東学生リーグ戦)で負けていた相手で、高校の同級生でもあったので、今回は勝ちたいという気持ちでした。ただ泊選手(泊航太、日体大)に勝ちたいという一心でした。

――2試合目を振り返って

 前の試合で柏さん(柏竹琉)が激戦をものにしていたので、そこは大きかったです。(自分か岩永の)どちらかが勝てばいいという状況だったので、気持ちに余裕を持つことができました。

――久々の団体戦となりました

 新人戦(関東学生新人選手権)が先々週にあったのですが、それよりも緊張しました。それだけに勝った時の気持ちはより一層うれしかったです。

――今日得られた収穫はありますか

 技術的な話になるのですが、1本つないでからの展開だったり、強くいく場面がどこかだったりということをなんとなくつかめた気がします。それを次の試合でも生かしていこうと思います。

――明日以降への意気込みをお願いします

 今日は記録的には1勝0敗というかたちなので、明日からも今日と同じように2勝、また明後日も全勝できるように、チームの勝ちに貢献できるように頑張りたいと思います。