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相撲部

2022.05.09

第73回東日本学生新人選手権 5月7日 東京・靖国神社相撲場

大学デビュー戦 鈴木、川副ともに初戦敗退

 新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催となった東日本学生新人選手権(新人戦)。早大からは鈴木大介(法1=埼玉・早大本庄)と川副楓馬(スポ1=熊本・文徳)が靖国の土俵に立った。大学デビュー戦となる今大会。室伏渉監督(平7人卒=東京・明大中野)から「とにかく思い切ってやってもらいたい」と送り出された2人は、ともに1回戦敗退という悔しい結果に終わった。

取り組みに臨む鈴木

 先に土俵に上がった鈴木。中学まで相撲をし、高校ではラグビー部に所属していたという異色の経歴を持つ。室伏監督は「3年前、うちの道場に稽古に来たことがあって、その時に実は声をかけていた」と明かした。1回戦では日体大の長谷川凌雅と対戦。立ち合いで前に出られず、相手に攻め込まれる。抵抗する余地なく、押し倒しで敗退となった。鈴木は「腰が高くなってしまったのと、足が出ていなかった」と反省点を挙げ、次戦に向けて「しっかりと基礎を固めてやっていきたい」と話した。

果敢に攻める川副(右)

 続いて土俵に上がった川副は、高校時代に全国大会で団体戦優勝、個人ではベスト8入りを果たした実力者。今大会、唯一の参段で、室伏監督も「すごい選手」と太鼓判を押す。「自分の相撲はとことん前に出る相撲」と話すように、立ち合いから果敢な攻めを見せ、一気に土俵際まで追い込む。しかし、かわされて中央で突っ張りの応酬に。再び土俵際に押し込むが、相手が横に避けたことでバランスを崩し、前に倒れ込んでしまった。室伏監督はこの取り組みを「悪くはなかった」と評価するも、川副は「情けないとしか言いようがない」と悔しさをにじませる。東日本学生選手権に向けて「優勝目指して頑張ります」と意気込んだ。

 「早大の相撲部の伝統を少しでも感じながらやってもらえたら」(室伏監督)。この春、創部100年を超える歴史ある早大相撲部に入部した2人。デビュー戦となる新人戦での大学初白星はかなわなかった。しかし、彼らは既に次を見据えている。来月に行われる東日本学生選手権では、さらに進化した姿を見せてくれるだろう。少数精鋭の早大相撲部に新たな光をともすのか。新人2人に期待がかかる。

(記事 横松さくら、写真 安齋健、加藤志保)

結果

鈴木大介選手
初戦 ●長谷川凌雅(日体大)押し倒し


川副楓馬参段
初戦 ●市川太陽(中大)引き落とし

コメント

室伏渉(平7人卒=東京・明大中野)

――今年入部した2人について教えてください

 1人は川副(楓馬、スポ1=熊本・文徳)。彼はスポーツ科学部にアスリート入試で入ってきました。高校時代も実績充分で、総体も団体優勝のメンバーで、個人でも全国でベスト8とかに入るすごい選手です。今日は本当に期待していましたが、1週間前の稽古で足をひねったわけではないのですが、そういうのがあって出足が少し長かったのが。本来ならばあと一歩で勝てたと思います。もう1人、鈴木大介くん(法1=埼玉・早大本庄)は実は中学の時に相撲をやっていて、高校は早大本庄でラグビー部でした。3年前、うちの道場に稽古に来たことがあって、その時に実は声をかけていました。

――この大会に向けてどのように稽古に取り組んできましたか

 まだ1年生なのでとにかく思い切ってやってもらいたいというのが1番ですかね。勝っても負けても初めての大学デビューなので。それをどうやってこちら側がフォローできるか。おそらく楓馬は相当悔しい顔をしていたのでかなり悔しいと思いますが、これは仕方がないので。

――鈴木選手の取り組みはいかがでしたか

 鈴木くんは相撲部復活して土俵に上がるのが久しぶりで、すごく緊張すると言っていました。それは致し方ないと思うので、これから教えていきたいなと思います。

――川副選手の取り組みはいかがでしたか

 楓馬は悪くはなかったです。やはり少し足が出ていなかった。相手も長身の選手なので、そこがもう少し修正できれば。内容的には押して負けたのでこればかりは仕方がないと思います。

――これから2人にはどのような活躍を期待しますか

 とにかくまずは大学生活に慣れて、練習とかに少しずつもっともっと慣れて。高校時代と大学での相撲は別物だと思うので、そこをまず学んでもらいたい。あとは早大の相撲部の伝統を少しでも感じながらやってもらえたらなと思います。


鈴木大介(法1=埼玉・早大本庄)

――今日の大会に向けてどのように取り組んできましたか

 自分は中学まで相撲をやって、高校3年間は別のスポーツをやっていました。3年間のブランクがあったので本当はこの大会に出るか迷っていましたが、結局出て、自分の感覚を取り戻すような稽古を積んできました。

――今日の取り組みを振り返っていかがですか

 久しぶりだったので、思った以上に緊張して体が動かなくて。自分としては、そんなにいい相撲ではなかったと思います。

――反省点や収穫はありましたか

 反省点としては腰が高くなってしまったのと、足が出ていなかったなというのがあります。それを日々の稽古で改善していきたいなと思っています。

――東日本学生選手権に向けて意気込みをお願いします

 これからまだ稽古をする時間があると思うので、しっかりと基礎を固めてやっていきたいと思います。


川副楓馬(スポ1=熊本・文徳)

――今日の大会に向けてどのように取り組んできましたか

 自分の相撲はとことん前に出る相撲なので、足が出るように練習をしていました。ただ、1週間前くらいに少し足の調子が悪くなったので、ケアしながらという感じでした。大会では全然足が出ていなくて不甲斐なかったです。

――今日の取り組みを振り返っていかがですか

 情けないとしか言いようがないです。自分の思っていた相撲があまり取れていなかったので、悔しさしかないですね。優勝しか見ていなかったので。1回戦負けなんて話にならないです。

――反省点や収穫はありましたか

 冷静に足を出すことが大事だなと思いました。

――東日本学生選手権に向けて意気込みをお願いします

 1回戦負けなので大きいことは言えませんが、優勝目指して頑張ります。