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競走部

2022.04.29

第56回織田幹雄記念国際大会 4月29日 エディオンスタジアム広島

鷺がA決勝に進出し7位入賞! 男子は大きく課題が残る結果に/織田記念

 強い風が吹き荒れ、午前中は叩きつけるような強い雨が降る中競技が行われた織田幹雄記念国際大会。早大からはグランプリ男子110メートル障害に池田海(スポ2=愛媛・松山北)、西徹朗(スポ1=愛知・名古屋)、グランプリ女子100メートルに鷺麻耶子(スポ2=東京・八王子東)の3人が出場。鷺が見事にA決勝進出を決め、7位入賞を果たした。

 最初に行われた110メートル障害予選。1組に登場した池田は、「今回も学生個人の時と同様、詰まってリードからぶつけてしまった」とバランスを崩す。10台目を跳ぶことができないままゴールし、無念の失格に終わった。3組目に登場した西も、「自分の焦りが走りにもろに出てしまった」と前半に体勢を崩す。その後も立て直すことができないまま16秒30でフィニッシュし、予選敗退に終わった。2人とも先日行われた学生個人選手権(個人選手権)に続いて課題の残る結果となった。

雨の中予選を走る西

 続いて行われた女子100メートルには鷺が登場。雨が強く降る中で行われた予選は「A決勝に残ること」を目標に掲げて走り、12秒15の4着でフィニッシュ。タイムで拾われ、見事に有言実行のA決勝進出を果たした。午後に行われた決勝。午前と天気は一転、晴れ間は見えたものの、風が強く吹く中で行われた。「予選に比べてスタートがうまくいった」という鷺は、東京五輪代表の児玉芽生(ミズノ)や、先日の学生個人で優勝した青山華依(甲南大)ら実力者がひしめくなかでも力強い走りを見せ、見事7位入賞。「自分より強い選手がいても、以前より自分の走りに集中できるようになった」と手応えをつかんだ。

決勝を走る鷺

 鷺が一定の収穫を得られた一方で、池田と西は課題を残すことになった今大会。3週間後に迫った関東学生対校選手権(関東インカレ)に向けては、「しっかり練習を積んで3番以内に入る」(池田)、「準決勝、決勝でしっかり戦い、対校戦なのでタイムも順位も狙っていきたい」(西)。おのおのが調子を上げ、チーム一丸となって戦っていくことが求められる。

(記事 加藤志保、写真 及川知世、湯口賢人)

結果

▽男子110メートル障害

予選

(3組2着+2)

池田海(スポ2=愛媛・松山北)  失格 (ー2・2)(1組)

西徹朗(スポ1=愛知・名古屋)  16秒30(ー1・3)(3組8着)


▽女子100メートル

予選

(3組2着+2)

鷺麻耶子(スポ2=東京・八王子東)  12秒15 (ー1・1)(1組4着)A決勝進出

A決勝

鷺  12秒05(ー0・7)(7着)

コメント

池田海(スポ2=愛媛・松山北)

――今日の天候やコンディションは

かなり雨も強く、気温も低い状態でしたが、出てる人は全員その環境なので、特に気になりはしませんでした。

――学生個人からレースで合っていない印象ですが、ご自身としてはどう受け止めていますか

学生個人と同じように今回も詰まって、リードからぶつけ、バランスを崩して離脱しました。同じ課題をずっと持ってて、それをまだ改善できていません。自分の中でかなり大きな課題でもあるので、すぐに直せる状況ではありませんが、もっと原因を追求して、練習に取り組んでいかないといけないと感じました。

――冬季期間での練習で現在のレースに生きていることはありますか

肉体のベースは上がっているのですが、まだ使えてないというか生かせてない状態です。ベースが上がったり、ハードルの技術をすり合わせていかなければいけないのですが、そこがまだうまくいってない印象です。

――今後関カレなどに向けて、どのような調整をしていきますか

3週間後ということで、少し空きますが、今回の課題としっかり向き合っていきたいです。今はあまり積めてないので、そこまでに積んで、バラバラになっているものを固めれれば、最低限でも自分のベストを越せると思います。関カレで3番以内に入って、ちゃんとチームに貢献したいと考えています。

鷺麻耶子(スポ2=東京・八王子東)

――今日の目標を教えてください

今日の目標はA決勝に残って戦うことでした。

――予選は雨で、決勝は風が強く吹いていたと思いますが、天候による影響はありましたか

天候のコンディションはみんな一緒ですが、予選で雨が強く、みんな良いタイムが出ていなくてタイムの幅が狭かったので、自分がすごく調子が良いわけではなくても決勝に行けたのはある意味有り難かったのかなと思います。

――タイムで拾われてのA決勝でしたが、決まった時はどういった気持ちでしたか

組4着で、B決勝だと思っていたので、びっくりしたのですが、少し安心しました。

――予選から決勝に向けて意識したことはありますか

私はスタートが苦手なので、予選も決勝もスタートで出遅れない、というのを一番ポイントに持って臨みました。

――予選と決勝のレースそれぞれを振り返って、自己評価としてはいかがですか

予選はあまりまとめ切れたレースではありませんでした。スタートは出遅れなかったのですが、やっぱりこういう高いレベルの中で走ると、自分の弱い所ができる選手が速いんだなということをすごく実感しました。決勝に関しては、予選と同じように持って臨んだポイントが上手くハマって、1レーンだったので全然他の選手は見えなかったのですが、スタートは上手く行った!と思いました。自分の中では予選に比べたらまとめ切れたレースだったのではないかなと思います。

――予選の話の際の「自分の弱い所」というのはスタートですか

そうですね。あと、スタート飛び出せても加速につながらない、またはスタートで出遅れて後半もそのままずるずる引きずってしまうということが最近のレースでは多かったので、とりあえずまず最初の5歩くらいを大きく速く出るようにしようというのをポイントに持ちました。後半はどちらかというと得意な方なので、あまり考えすぎずに、というのが決勝は上手く行ったと思います。

――先日の日本学生個人選手権(個人選手権)で200メートルの自己記録も更新されましたが、最近の調子としてはいかがですか

ちゃんとしたシーズンインの六大(東京六大学対校)で上手くいかず、そこから1週間後の個人選手権はユニバ(ワールドユニバーシティゲームズ)が懸かっていた試合だったので、調子を上げたいと思って1週間色々考えて、でもやりすぎないように練習しました。個人選手権100メートルは準決勝で落ちてしまって、200メートルに関しては青山さん(青山華依、甲南大)や石堂さん(石堂陽奈、環太平洋大)などの強いライバルが棄権していたので、運良く決勝に行けたのかな、というのもあるのですが、大学に入ってから初めて全国の決勝で走れたので、良い経験ができたと思っています。

――冬季練習がかなり練習を積めていたと伺ったのですが、それが生きてきている感覚はありますか

200メートルには結構生きていると思います。100メートルは、ずっとスタートを課題に置いてきて、スタートは技術なので、冬季の間にそこのSDばかりをやるということはできなかったのですが、後半の伸びが強くなったのは冬季練習のおかげかなと思っています。

――今回の試合で得たものを教えてください

周りの選手が自分より強くても、自分の走りに集中することが前よりできるようになったと思います。

西徹朗(スポ1=愛知・名古屋)

――初エンジの感想をお願いします

招集でドタバタしてしまい、エンジを着ている実感が無いまま試合に行ってしまいました。せっかく、エンジを着る機会をいただいたのに、良くない結果というか、全然自分の走りができず、タイムも悪かったです。最低でもB決勝、できればA決勝に残りたかったですが、このような結果になり悔しいです。

――今日の天候やコンディションは

言及するまでもないですが、このコンディションでもタイムを出さなければいけないので、天候のせいにしてはいけないのかなと思います。

――前半に体勢を崩されましたが、レースを振り返っていかがですか

自分の焦りがもろに走りに出たかなと思います。アップでドタバタしたり、招集場で待ったりと。言い訳になってしまうかもしれませんが、そういったところで焦りが出てしまいました。また、練習が足りていないので、自分の走りができませんでした。

――次への目標をお願いします

次は関東インカレが視野になってくるのですが、関東インカレでは予選からしっかり自分の走りができるようすれば、タイムが付いてくると思います。準決勝、決勝でしっかり戦い、対校戦ですので、得点も絡んでくるので、表彰台を狙って、タイムもですが順位も取っていきたいです。