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野球部

2022.04.29

東京六大学春季リーグ戦 4月30日、5月1日 神宮球場

主将の復調が鍵に 勝ち点獲得で流れを作れ/東大戦展望

※氏名に旧字体を含む場合は、原則として新字体に直して掲載しております。

 4月9日に開幕した東京六大学春季リーグ戦(リーグ戦)が折り返しを迎える。早大は第1週に法大、第3週には明大相手に勝ち点を落とし、優勝が大きく遠のいた。3カード目に迎え撃つは同じく勝ち点を取れていない東大。巻き返しを図るためにも絶対に落とせないカードとなる。

 「ワセダのエース」に向けて好投を続ける加藤

 東大の第1先発はエース、井澤駿介(4年)が予想される。2年秋からエースとして君臨している井澤は、今季は粘り強い投球を続けている。特に慶大1回戦では度々ランナーを出しながらも、6回途中3失点と試合をまとめた。ただし、立ち上がりに複数失点することが多いために、そこでいかにリードをすることができるかが攻略の鍵となるだろう。中継ぎ陣は小高峯頌大(4年)や斎藤祐太郎(4年)といった初対戦の投手が多く、早い段階で適応できるかが重要になってくる。

 昨春、秋ともにリーグトップの盗塁数を記録した東大打線。今季はその機動力に加えて長打も多く出ている。打線の中心となるのは、全試合3番に座る宮崎湧(4年)。ここまでの打率は4割を超え、盗塁数はリーグトップの3を記録している。宮崎の後ろを打つ梅林浩大(3年)、赤井東(4年)は長打力が強みの選手。梅林はまだあまり当たりが出ていないが、一発を打てるパワーを備えている。赤井は明大1回戦で右越え適時二塁打を放っており、彼らには細心の注意が必要になってくるだろう。他にも、正捕手の松岡泰希主将(4年)や慶大1回戦で本塁打を放った井澤など、打線は充実している。

 ここ2試合で打順を変更しているだけにスタメンにも注目だ

 対する早大は現在5試合を終えたが、最多得点は法大2回戦の3点。打線が低調なだけに、投手陣を中心として守りから試合のリズムをつかんでいく必要がある。明大1、3回戦で先発をした斎藤正貴(商3=千葉・佐倉)は苦しみながらも粘り強い投球を続けている。2回戦で先発をした加藤孝太郎(人3=茨城・下妻一)は9回を被安打6、1失点と素晴らしい投球を見せた。貴重な勝ち点を得るためにも加藤の再びの好投は必要になってくるだろう。中森光希(文構2=大阪・明星)伊藤樹(スポ1=宮城・仙台育英)ら救援陣の安定感も出てきている。

 明大2回戦からスタメンを大きく変えた早大打線。安打は出ているものの、得点力不足はまだ克服できていない。勝利には好調を維持している熊田任洋(スポ3=愛知・東邦)の後を打つ、中川卓也主将(スポ4=大阪桐蔭)の復調が必要不可欠だ。チャンスで中軸に回すためにも、主将の1打が大きな鍵を握るだろう。また、印出太一(スポ2=愛知・中京大中京)松木大芽(スポ4=石川・金沢泉丘)らの下位打線でも得点できれば、勝利に大きく近づくことができるはずだ。

 中川卓は復調のきっかけをつかみ始めている

 2カードで勝ち点を落とし、優勝への道の可能性がかなり遠のいた早大。ただ、リーグ戦はまだ続く。残す立大戦、そして早慶戦につなげるためにも、東大戦では連勝をしてチームに勢いをつくりたい。

(記事 田中駿祐、写真 藤田珠江、玉置理沙子)

東京六大学春季リーグ戦星取表
順位   慶 大 明 大 立 大 法 大 早 大 東 大 勝ち点 勝率
慶 大   〇4-2
△3-3

○7-4
    ○11-4
○16-2
1.00
明 大       〇5-2
●1-2

○3-2
〇12-1
〇16-1
.800
立 大 ●2-4
△3-3

●4-7
  〇4-1
〇7-4
    .500
法 大     ●1-4
●4-7
○4-1
○4-3
  .500
早 大   ●2-5
○2-1

●2-3
  ●1-4
●3-4
  .200
東 大 ●4-11
●2-16
        .000
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