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相撲部

2021.11.17

第70回東日本学生リーグ戦Aクラス入れ替え戦 10月14日 東京・靖国神社相撲場

背水の陣で臨んだAクラス入れ替え戦 来年はBクラスから再出発

 早大と専大の2校によるAクラス入れ替え戦が行われた。新型コロナウイルス感染による活動休止の影響で、出場が叶わなかった東日本学生リーグ戦。例年であれば大会当日に、Aクラス最下位のチームとBクラス首位のチームがAクラスの座を争う入れ替え戦が行われている。しかし今年は、東日本相撲連盟と専大の計らいにより、日を改めたこの日に入れ替え戦が実現した。9人制の団体戦となるリーグ戦。部員7名の早大だが、2人をけがで欠いていた。助っ人選手1人を加えても、3枠は空いたまま。厳しい状況のなか果敢に挑んだものの、Aクラスの座を守り切ることはできなかった。

戦いを終えた早大相撲部

 これが早大相撲部として出場する最後の試合となる二見颯騎主将(スポ4=東京・足立新田)。「けが人も多く、チームとしては欠場も考えた」というが、「結果はどうであれしっかり相撲を取りきろう」と特別に設けられた舞台に上がった。9人制の団体戦に登録選手6人で挑んだ早大相撲部。この試合、どちらか一方のチームが5点先取した時点で試合終了となる。つまり、出場選手が2敗を喫した時点で早大の事実上の負けが決まってしまう崖っぷちの状態にいた。

 先鋒を不戦敗とし、迎えた二陣・栗田裕有(スポ2=新潟・海洋)。両者一歩も引かない白熱とした展開に。激しい攻防の末、栗田は相手の突きをダイレクトにもらい、土俵から押し出されてしまった。続いて出場したのは、二見。「何とかやり切ろうという思い」でこの取り組みに挑んでいた。立ち合いから相手の猛攻に必死に耐えるも、勝機をつかめず、土俵の外へ。四陣は大村晃央(社1=静岡・飛龍)。粘り強い相撲を見せるも、白星を挙げることはできなかった。中堅は不戦敗となり、これにて試合終了。Aクラスの座を専大に譲り渡すこととなった。

握手を交わす二見(左)と室伏渉監督(平7人卒=東京・明大中野)

 現体制での最後の戦いが終わった。唯一の4年生として、チームを率いてきた二見主将。この1年、二見が耐えてきた重圧は計り知れない。「つらいことも多くあったのですが、何とか終えることができてほっとしています」と胸の内を明かした。ここから早大相撲部はまた新たなスタートを切る。今年の経験は大きな糧となるはずだ。

(記事 渡邉里奈、写真 早稲田大学相撲部提供)

結果

団体戦

Aクラス入れ替え戦

 対専修大 0勝5敗

先鋒●───(不戦敗)

二陣●栗田参段(押し出し)

三陣●二見参段(寄り切り)

四陣●大村弐段(突き出し)

中堅●───(不戦敗)

六陣園田選手

七陣勝山選手

副将田太初段

大将───

コメント

二見颯騎主将(スポ4=東京・足立新田)

――この大会に臨むにあたり、どんな思いを持って臨まれていましたか

 けが人も多くチームとしては欠場も考えたのですが、自分たちのために設けてくれた機会なので、結果はどうであれしっかり相撲を取りきろうという気持ちでした。自分としても最後の大会だったので、何とかやり切ろうという思いで挑みました。

――最後の大会を終えられた今の気持ちをお聞かせください

 残念な結果ではあったのですが、無事終えられてよかったです。

――室伏渉監督(平7人卒=東京・明大中野)からかけられた言葉はありましたか

 「4年間お疲れ様。」と言っていただきました。

――主将として過ごしたこの一年間を振り返っていかがですか

 主将らしいことはそこまでできなかったと思うのですが、この一年で少しは成長することができたと思います。つらいことも多くあったのですが、何とか終えることができてほっとしています。こんな主将について来てくれた部員には感謝しています。

――早大相撲部での四年間はどのような四年間でしたか

 本当にいろいろ経験させていただき、成長させてもらえました。相撲面だけでなく、精神面でも大きく成長できた4年間でした。つらいこと、悩むことも多くあったのですが、それを含めてたくさん成長できました。相撲部の皆さんには、本当に感謝の気持ちしかありません。次は、自分が相撲部を支えて恩返ししていきたいです。

――最後に後輩たちへメッセージをお願いします

 不甲斐ない主将だったけど、ついて来てくれてありがとう! 今年の経験を活かして、来年は団体戦ベスト4を目指して頑張って下さい!