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柔道部

2021.11.17

第30回全日本学生優勝大会 11月13日 千葉ポートアリーナ

強豪の環太平洋大に挑むも、ベスト8進出ならず

 団体戦で学生日本一を決める全日本学生優勝大会(全日本学生)が2年ぶりに開催された。女子部は今年度から、より厳しい戦いを強いられる5人制にカテゴリーを変更して今大会に臨んだ。2回戦からのスタートとなった女子部は、初戦の大阪体育大戦を危なげなく勝利。続く3回戦は強豪の環太平洋大相手に粘りをみせるも、2―0で敗北。ベスト16で今大会を終えた。

女子部は5人制にカテゴリーを変更して挑んだ

 1回戦の大阪体育大戦は、先鋒の中水流りり(スポ2=東京・渋谷教育渋谷)が寝技から横四方固に持ち込み一本。次鋒の出口華(スポ1=兵庫・夙川)も終始主導権を握り続け、相手に指導3つを重ねさせて反則勝ち。女子部の即戦力ルーキーとしての実力を見せつける。続く中堅の下村咲乃(文2=福岡・修猷館)も支釣込足から抑え込み、合わせ技で一本を獲得。下級生が躍動し、3回戦進出を決める。

支釣込足から抑え込みに持ち込む下村咲乃(文2=福岡・修猷館)

 2回戦は中国・四国地方の強豪、環太平洋大との一戦。先鋒の出口は相手の圧力に苦しみ指導を重ねる厳しい展開に。なんとか粘り続けるも組際のちょっとした隙に袖釣込腰を決められ先制される。中堅の野澤知莉(スポ3=神奈川・桐蔭学園)は相手の主力選手に対し、引き分け以上に持ち込みたいところであったが、巧みな寝技から抑え込まれ一本負け。追い込まれた早大は副将の下村が積極的に攻め続け、終盤に見せ場を作るも、ポイントを獲得することはできず引き分け。大将の黒田亜紀(スポ2=山梨・富士学苑)が何とか一矢報いたいところであったが、引き分けに終わり、0ー2で敗北。ベスト16という結果で今大会を終えた。

寝技から抑え込みを狙う黒田亜紀(スポ2=山梨・富士学苑)

 「挑戦という気持ちで臨んだ」(野澤)という全日本学生は、全国のレベルの高さを痛感することとなった。それでも下級生たちの奮闘など、次戦以降につながるような手応えも大いに感じられた。この大会で浮き彫りとなった課題を克服し、残された団体戦では女子部の快進撃に期待したい。

(記事 安齋健、写真 樋本岳)

結果

▽2回戦 対大阪体育大 4−0

▽2回戦 対環太平洋大 0−2

コメント

野澤知莉(スポ3=神奈川・桐蔭学園)

――2年ぶりの全国の舞台で、初めての5人制での出場でした。チームとしてどういった意気込み、目標で大会に臨まれましたか

 今大会は「挑戦」という気持ちで臨みました。5人制に移行したばかりなので、まだまだこれからだと思います。選手ひとりひとりが自分の役割や試合の進め方を感じ取りながら、試合で勝ち上がっていこうと思いました。

――1回戦と2回戦の試合を振り返っていただいていかがですか

 1回戦は前に3人がポイントを取ってくれていたので、無理な試合をせずに進めることができました。2回戦では相手の選手が主力選手であるため、失点のないように進めようと思っていましたが、全国大会のレベルの高さを痛感しました。

――下級生中心のメンバー編成となりましたが、その下級生たちが奮闘していました。それについていかがですか

 チームを引っ張る人がいないなか、下級生が中心となって頑張ってくれました。普段の練習から下級生中心で練習していて、授業などの都合で4年生が不在の時でも、黒田を中心に2年生でもリーダーシップを発揮してくれる選手がいて助かっています。来年最上級生になる私自身も負けていられないという思いです。

――今後も大会が続きますが、チームとしての目標、個人としての目標や意気込みをお願いします!

 1週間後に同じ会場で個人戦を控えているため、今回の大会で畳の感触や会場の雰囲気を感じることができて良かったです。団体戦とは違い、メンタルの強さや勝ち切る力が勝敗を分けると思うので、やってきたことを自信に優勝できるように頑張ります。また、12月に開催される全日本体重別団体では、今回の試合で得たことを活かしチームで優勝を目指して頑張りますので、引き続き応援よろしくお願いします!