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米式蹴球部

2021.11.15

関東大学秋季リーグ戦 11月14日 神奈川・横浜スタジアム

明大との接戦を制し、昨年のリベンジを果たす!!

TEAM 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
早大 BIG BEARS 14 0 0 14
明大 GRIFFINS

 関東大学秋季リーグ戦のグループリーグ最終戦に明大と対戦した。明大はここ2試合オフェンス・ディフェンス共に絶好調の難敵。昨年は、明大に敗れて甲子園ボウルへの道が断たれた。是が非でも勝ちたい早大は、前半は明大のオフェンスを完全に抑え込み、第2クオーター(Q)に14点を奪った。後半は要所でオフェンスがダウンを更新できず、ディフェンスも前半とは一転、攻め込まれる時間が続く。しかし、試合終了間際にインターセプトを奪い、勝利を挙げた。

力強いランでTDを取ったQB石原

 前半は早大の時間が続くゲームとなった。明大の最初のドライブをDB岸野友哉(政経4=東京・早大学院)のナイスタックルでパントに追い込むと、次のディフェンスも粘り強く守りダウンを更新させなかった。ディフェンスの奮闘に応えたいオフェンスはQB國元孝凱(社2=東京・早大学院)からWR目黒歩偉(スポ2=東京・佼成学園)にロングパスを成功させ敵陣に侵入。さらに4thダウンでFGフォーメーションからスペシャルプレーを決めフレッシュを獲得。最後はQB石原勇志(スポ3=東京・足立学園)がタックルを受けながらもエンドゾーンにランでボールを運び、TDを挙げた。ディフェンスはDL永山開一主将(教育4=東京・足立学園)の気迫あふれるロスタックルやDB間瀬琢巳(法3=東京・早大学院)のインターセプトで、明大オフェンスを完璧に封じ込めた。オフェンスはRB安村充生(文構2=東京・早実)のランで追加点を挙げ、14-0で前半を終える。

RB安村のTDラン

 後半は前半と打って変わり厳しい展開となった。オフェンスがパントに終わり、続くディフェンスでは「思ったよりも、練習でやっているよりも、自分たちの想定よりも明大のランプレーが速くて、その速さに自分たちが攻めるのではなくて受け身になってしまった」(LB石丸圭吾副将(政経4=埼玉・栄東))と明大自慢のランプレーを止められず18プレーをかけられTDを奪われた。オフェンスは時間を使いながら追加点を挙げたかったが、ギャンブルに失敗するなど大事な場面で決めきれない。すると第4Q残り約5分からまたしても明大のラン攻撃で時間を使われながら試合終了間際、自陣15ヤード付近まで攻め込まれる。そんな絶体絶命の場面でチームを救ったのがLB石丸。「自分のプレーが良くなくて、ランですごく出されてしまっていたという部分があったので、流れを絶対変えてやりたいという強い想いがあった」(石丸)と起死回生・値千金のインターセプトを奪い、なんとか14-7で勝利し、次の1位決定戦に駒を進めた。

DL永山主将のロスタックル

 前半と後半で対照的なゲームとなった。「分かっているのに止められなかったというのが非常に大きな課題」(髙岡勝監督(平4人卒=静岡聖光学院))と後半のディフェンスは完全に勢いに飲み込まれた。前半は絶好調だったオフェンスは後半になると「決めきる場所で決めきれませんでした」(國本)と要所で精彩を欠いた。次戦は2年ぶりの関東制覇をかけ法大と対戦。特にオフェンス・スペシャルチームの核となるRB星野(法大)には最大限の注意を払う必要がある。残りの期間でチームを完璧に仕上げ、実力で優勝を掴み取りたい。

(記事 小野寺純平、写真 佐藤桃子)

コメント

髙岡勝監督(平4人卒=静岡聖光学院)

――今日の試合を振り返っていかがでしたか

実力的には明大の方が上だったため、しんどい試合になると思っていました。この3週間真面目に練習してきましたので、その結果だと思います。

――オフェンスは第2Qに14点を奪いました。しかしそれ以降は苦しむ展開が続きましたが、振り返っていかがでしたか

明大がやはり後半にしっかりとアジャストしてきたので、そのような点では後半は明大にコントロールされた明大の試合になりました。

――ディフェンスも前半は明大オフェンスを完封しましたが、後半は苦しむ展開が続きました。振り返っていかがでしたか

前半はパスが多く明大の得意なプレーをあまり使ってこなかったねといった話はしておりました。しかし後半は見事にそれをやってきて、分かっているのに止められなかったというのが非常に大きな課題なので、そのような点で力負けをしていると感じました。残りの2週間で自分たちの弱点を克服するかがディフェンスもオフェンスもキーになってくると思います。

――第4Q、追い詰められた場面でのLB石丸選手のインターセプトをサイドラインで見ていかがでしたか

何が起こったのか分からなかったのですが、前試合に続き石丸がディフェンスリーダーとして、4年生としていいプレーをしてくれたのでやはり日頃の練習の成果だと思います。

――次戦は法大ということで、2週間でどのように課題を解決していきますか

法大は春シーズンに試合をして負けています。やはり今年は法大が本命ということで我々はチャレンジャーです。一戦一戦戦ってようやく法大と戦える所まで来たので、この2週間は真正面から当たって勝てるようにチームをもう一度作り直そうと学生と一緒に話していました。

――次戦への意気込みをお願いします

チャレンジャーですので、どれだけメンタル的に最後まで負けないように足を動かし続けられるかにこだわっています。選手と共に、コーチ・監督も一緒に2週間を集中していきたいと思います。

DL永山開一主将(教4=東京・足立学園)

――今日の試合を振り返ってみていかがですか

勝てて次につながったのでそれだけ良かったです。

――前半は明大のオフェンスを完璧に抑え込んでいましたが振り返っていかがでしたか

明大はたぶん後半のチームなので、前半は様子見だと思っていました。前半は止めたとて後半は来るぞというのは全体で話をしていました。実際には後半にやられてはいるので、前半は抑えても後半にやられたら意味がないため、悔やまれるというかまだまだだと思います。

――後半は明大のオフェンスに苦しみましたが、どのような要因や足りなかったことがありますか

1対1の強さもそうですし、止め方的な部分もまだまだ足りていませんでした。また、明大の怖いプレーというのをピックアップして練習していたとはいえ、それでもやられていたので、練習の台と本物の差はあるため、そこの対応力がまだないなと思いました。

――次戦の法大戦に向けて、チームがやるべきこと・個人がやるべきことを教えてください

チームとしてはとにかくチャレンジャーなので2週間で成長しなくてはいけないというのが1つと、監督も最後のハドルでおっしゃっていたのですが、モラルの部分やいい学生であるというのが優先だと思います。いくらフットボールがうまくても私生活の部分がおざなりになるというのがまだまだな部分だと思うので、そこはフットボールの技術も2週間徹底して、なんとか法大を倒して春の悔しさを晴らしたいです。個人としては、春シーズンは怪我で法大戦に出ていないのでぶっ倒したいなという気持ちです。

――次戦への意気込みをお願いします

絶対ぶっ倒します。

LB石丸圭吾副将(政経4=埼玉・栄東)

――今日の試合を振り返ってみていかがですか

前半と後半で明大のやってきたことが違って、前半は僕たちが準備していたのと違うことをやってきて、どうしたんだろうなと思いつつ、絶対後半に仕掛けてくるだろうと警戒していました。後半は仕掛けられたところで、ディフェンス全体が浮足立ってしまって、今まで練習してきたことができなかった点で反省の残る試合でした。本当に勝てて良かったです。

――前半は完璧に明大オフェンスを抑え込んでいましたが振り返っていかがでしたか

相手のそんなに強みではない部分で勝負してきたため、明大の力はこんなものではないとディフェンス内では話していました。前半は僕たちが良いというよりは明大が様子を見ていたのかなという感じでした

――後半は明大に本領発揮され、ディフェンスが苦戦した点についてどのような要因が挙げられますか

思ったよりも、練習でやっているよりも、自分たちの想定よりも明大のランプレーが速くて、その速さに自分たちが攻めるのではなくて受け身になってしまった点が要因かなと思います。

――インターセプトした場面を振り返っていかがでしたか

自分のプレーが良くなくて、ランですごく出されてしまっていたという部分があったので、流れを絶対変えてやりたいという強い想いがありました。最後は特に自分がいいプレーをしたというよりはボールが飛んできてキャッチできたので気持ち入れてプレーしていて良かったなと思いました。

――次戦は法大戦に向けて、LBユニットとして、そして個人として何をやるべきだと思いますか

LBユニットとしてはRBの星野君をどう止めるか、ディフェンス全体でどのように止めるかをこの2週間突き詰めてやっていきたいなと思っています。個人としては、今日全体を振り返って最悪なプレーをしてしまったと思うのでとにかく強いヒットと強いタックルにこだわって安定したプレーを見せたいなと思います。

――次戦への意気込みをお願いします

絶対勝って甲子園にみんなで行きます。また、ディフェンスで勝ったと言われる試合になるようにディフェンスユニットとしても頑張っていきたいです。

QB國元孝凱(社2=東京・早大学院)

――今日の試合を振り返っていかがでしたか

前半は結構良かったです。後半は時間を使うプランでしたが、それにしてもちょっと不甲斐ないプレーがあったのかなと思っています。前半の調子を常に出せるようにというのがこれからの課題かなと思います。

――前半はいいテンポで攻撃できていたと思うのですが、振り返っていかがでしたか

3rdダウンになってもあまり焦らずパスを通せたのと、OLのパスプロが持っていたり、ランが出ていたりしていたため、自分としては結構楽にやれていたのが良かったかなと思います。

――逆に後半は無得点でした。どのような要因があると思いますか

時間を使おうというのがあったのですが、それにしても決めきる場所で決めきれませんでした。ランでもパスでもどれか1つ出しておけば後半最後の数秒というのはなかったと思うのですが、そこがアメフトの面白いところで、あの時の1プレーがというのがやはりあります。そのような1プレーを確実に出せるようなオフェンスユニットを作っていきたいなと思います。

――次戦への意気込みをお願いします

次戦に勝ってもう1戦勝てば甲子園ボウルなので、自分はまだ甲子園に立ったことはないですし、このフィールドも初めてだったのですが、次は慣れているというのもありますし、法大は春シーズンに負けた相手なのでしっかり研究して勝てるように頑張っていきます。