メニュー

相撲部

2021.11.10

第99回全国学生選手権 11月7日 大阪・堺市大浜公園相撲場

「悔しさだけが残る」 無念の予選敗退

 大阪・堺大浜相撲場で開催された全国学生選手権(インカレ)。悔しい結果となった個人戦から一夜明け、団体戦に挑んだ。新型コロナウイルス感染による活動休止により、10月の大会を欠場。7月に行われた東日本学生相撲選手権以来の団体戦となった。二見颯騎主将(スポ4=東京・足立新田)は「試合ができなかった分の気持ちをぶつけます」と、強い覚悟で臨んでいた。しかし、結果は予選3戦全敗。予選敗退という結果で大会を終えることとなった。

 初戦は東洋大と対戦。まず先鋒として土俵に上がったのは、栗田裕有(スポ2=新潟・海洋)。昨日の個人戦では3位入賞を果たした実力者相手に「胸を借りるつもり思い切って行った」と振り返った。何度も体勢を崩すも耐え続け、最後は上手ひねりを繰り出した。この勝利でチームが勢いづくと思われたが、白星は続かず。初戦を1勝4敗で終えた。

戦いを終えた早大相撲部

  第2戦の相手はBクラストーナメントを1位で通過した明大。目標としていた『激しい相撲』を見せ、ここでも栗田が白星を挙げる。しかし、勢いに乗るチーム相手に白星を重ねることができなかった。第3戦の相手は駒大。第2戦から鳥居邦隆(社3=愛知・愛工大名電)に代わって、中堅として出場した園田陽司(スポ1=福岡・博多)が活躍を見せる。土俵際まで押されるも懸命に残し、最後は相手を右にいなして勝負を決めた。しかし、他で白星を挙げることはできず1勝4敗に。これにて早大の予選敗退が決まった。

最後のインカレを戦い抜いた二見(右)と室伏渉監督(平7人卒=東京・明大中野)

 「正直な気持ち、悔しさだけが残っています」(二見)と思うような結果を残すことができなかったインカレ。来年はBクラスからのスタートとなる。この悔しさを胸に、早大相撲部は『前進』し続ける。来週末には、リーグ戦一部残留を懸けた戦いが待っている。現メンバーで戦う最後の団体戦だ。今度こそ笑顔で、有終の美を飾ってほしい。

(記事 渡邉里奈、写真 早稲田大学相撲部提供)

結果

団体戦

Aクラス予選

予選1回戦 対東洋大 1勝4敗

先鋒◯栗田参段(上手ひねり)干場参段

二陣●田太初段(突き出し)松山参段

中堅●鳥居参段(すくい投げ)オドフー参段

副将●大村弐段(突き倒し)大塔参段

大将●二見参段(寄り切り)亀井弐段


予選2回戦 対明大 1勝4敗

先鋒◯栗田参段(押し出し)神弐段

二陣●田太初段(上手投げ)松村弐段

中堅●園田選手(押し出し)田村弐段

副将●大村弐段(寄り倒し)滝初段

大将●二見参段(押し出し)八幡弐段


予選3回戦 対駒大  1勝4敗

先鋒●栗田参段(押し出し)北野参段

二陣●田太初段(叩き込み)宮澤参段

中堅◯園田選手(送り出し)石塚参段

副将●大村弐段(押し倒し)村田参段

大将●二見参段(突き落とし)久米参段

※予選敗退 決勝トーナメント進出ならず

 

コメント

二見颯騎主将(スポ4=東京・足立新田)

――インカレを終えられた今の率直な気持ちをお聞かせください

 正直な気持ち、悔しさだけが残っています。怪我人が多くいたこと、コロナの影響で稽古が十分にできなかったことはあるのですが、不甲斐ない結果になってしまい、悔しいです。主将としてチームを盛り上げられなかったこと、最後の団体戦で勝てなかったことが申し訳ないです。

――どのような思いで今大会を迎えられましたか

 自分にとっては、今年の最初で最後の5人制の団体戦だったので気持ちを入れて挑みました。しかし、色々空回ってしまい、このような結果になってしまい、残念に思います。

――最後の大会となるリーグ戦に向けて、一言お願いします

 怪我人も多く、万全な体勢とはいえませんが、チーム一丸となって一部の座を死守したいと思います。

栗田裕有(スポ2=新潟・海洋)

――大会を終えて率直な感想をお願いします

 不甲斐ない結果に終わってしまい、応援してくださる人や指導者の方々に恩返しができずに申し訳ない気持ちでいっぱいです。

――先鋒として出場した団体戦でしたが、どのような意気込みで臨まれましたか

 先鋒として必ず1点とって次の選手たちに繋げられるように、チームに流れが来るような激しい相撲を取るように心がけました。

――白熱した試合展開となった東洋大戦を振り返っていかがですか

 立ち合いで顔を張られたのですが、右手を差すことができ下手を取れたので、土俵際で粘って残ることができました。相手の選手は昨日の個人戦で3位になっていて、自分よりも実力が上だったので胸を借りるつもりで思い切って行きました。最後は気持ちで粘って勝つことができたので、結果的には良かったです。しかし、まだまだ内容を改善する点があるので、そこは今後の稽古でしっかりと修正していきたいです。

――駒大戦での取組をどのように振り返りますか

 立ち合いを当たってから、押していこうと思いましたが、相手が急に軽くなり、相手の両足が流れていたので「引いたら落ちる」と思いました。しかし、引いたらついてこられてしまい負けてしまいました。

――最後に、今後に向けて一言お願いします

 来週はリーグ戦の入れ替え戦があります。しっかりと調整してAリーグに残留できるように、勝って結果を残します!