メニュー

競走部

2021.11.08

第53回全日本大学駅伝対校選手権 11月7日 愛知・熱田神宮西門前〜三重・伊勢神宮内宮宇治橋前

「もうこういう順位はいらない」 4年生は箱根でのリベンジ固く誓う/全日本コメント全文

1区伊藤「出雲でみんなの足を引っ張ってしまったことが大きな発奮材料に」

▼1区

伊藤大志(スポ1=長野・佐久長聖)

――まずはレースの振り返りをお願いします

出雲でみんなの足を引っ張ってしまったことが大きな発奮材料となり、以前より駅伝を意識して練習してきました。また、レースの展開として1区の集団の中で前半は足をため、後半の残り1・5キロあたりから仕掛けた人に対応して、先頭から秒で渡すことを意識してレースを組み立てていました。

――1区を任された時の心境を教えてください

出雲が終わってから、単独走の際の向かい風への対応が一番の課題であると感じていました。なので、所沢のポイント練習では向かい風と単独走を意識する練習をしていました。気持ちとしては中盤区間を走ることを考えていましたが、いざ1区に行くことになり、正直驚きました。ですが今シーズンは集団走をうまく走れていたので、そういったメリットを生かせるのかなと思っていました。

――どのようなレース展開を想定していましたか。また監督からはどのような言葉をかけられたのでしょうか

1区で区間賞を狙うよりも、勝ちを求める絶対的なレースにしようと言ってくださいました。中盤まで集団の中で足を溜めて、残り1キロから2キロくらいで他の選手が動いたら対応するくらいでいいよと言ってくれました。そこで、レースの具体的な見通しが立ちましたし、肩の荷が降りました。

――走る際に意識していた選手はいましたか

やはり一番は大和(吉居、中大)さんを意識していました。前半から前に出て、引っ張っていたローレンス・グレ(札幌学院大)のすぐ後ろについていたので、いつでも仕掛けられる体勢だろうなと後ろを走っていた際に感じました。そこにうまく対応できるように大和さんをマークし、その区間の中で力のあった明治の手嶋さん(杏丞、明大)などを見ながら、レースを進めていました。もちろん大和さんが(ペースを)上げたところでの対応はうまくできました。逆に区間賞を取った佐藤(条ニ、駒大)はあまり見ていませんでした。

――今回は集団走のレース展開でした。出雲の単独走と比べていかがでしたか

集団走はレースの流れや戦略がすごく重要になってきます。トラックレースでも、僕の走った1区でも、序盤は足をためて中盤や残り1キロくらいから仕掛けていくレースにつながります。対して単独走は風避けがなく、競ることによる相乗効果がありません。なので、単独走ではそこに真の強さがでるのかなと今回と出雲駅伝を比べて感じました。

――監督はどのような意図で1区を任せたのだと思いますか

一番は他区間の流れや他の選手の調子を見た結果だと思います。僕は残り1週間、2週間を切ったところで、調子がかなり上がり、競ったらいけるだろうなという思惑があったのと、やっぱり大学のシーズンに入り単独走よりも集団走のレースであまり外していないところがありました。そこに選抜の意図があったと思います。

――前回の出雲駅伝では暑さにやられたと言っていましたが、それは1区選出の理由の一つでしょうか

正直、アップやレース中に走りやすい気候だなと感じていました。加えて、集団の中にいたので風も感じませんでした。自分で言うのも何ですが、ある程度の気候やコンディションが合えば、ある程度は走れると感じています。逆に悪天候や暑い中での走りが課題だと、前回よりも改めて際立ったと思います。

――トップと13秒差、区間6位という成績をどう受け止めますか

全体的な流れを見ている中では、割とうまく走れたのかなと思っています。しかし、あくまで最低限の仕事しかできなかったなとすごく感じています。区間賞の佐藤は同学年ですし、一番大事な残り1キロ地点からの2度目のスパートで、うまく対応できずに区間賞争いから脱落してしまいました。なので、そこは1区を任される上で大きな課題になるのではないかと思います。

――出雲の経験がどのように生きましたか

出雲の直後に、相楽さんから「駅伝での借りは駅伝でしか返せない」と言われて意識するようになりました。どこの区間に入っても区間賞を狙える走りをし、どの順位で渡されても前を追って先頭に近づける走りをする意識で練習を頑張っていました。そこで出雲駅伝での負けが生きたのかなと思います。

――最後に箱根への意気込みをお願いします

大学駅伝3冠という目標をチームで立てた中で、チーム力や僕個人の走力が足りない部分がかなり出て、前回と今回の2大会は悔しい負け方をしてしまいました。箱根ではもう一度チームとして、個人として、何ができるのかをしっかりと見直して、自分に真に必要なことを考えながら、箱根まで残り1カ月半を過ごしていきたいと思います。

2区井川 冷静に状況を分析し集団引っ張る

▼2区

井川龍人(スポ3=熊本・九州学院)

――どんな気持ちでタスキを受け取りましたか

3区にヴィンセント(イェゴン、東国大)がいたので、集団をばらけさせて先頭で渡したいなと思っていました。

――集団を引っ張るかたちになりましたが、そういった展開は予想していましたが

ある程度予想はしていました。

――集団を引っ張る時間が長かったと思いますが、前に出たのは調子がよかったからですか

調子が上がってきているからというのもありますし、自分の仕事が集団をばらけさせることだったので、そうした走りをしました。

――その仕事というのは監督から指示されたものですか、それとも自分で考えた役割ですか

自分で考えた結果です。

――レースプランは

中間まではジョグする感じで余裕を持って走って、後半ペースを上げられたら上げたいと思っていました。

――順大の三浦龍司選手はどの程度意識していましたか

前に出てこなかった時点で、ラスト1キロで行くんだろうな、とある程度レース中に予想はできていました。三浦選手も引っ張ってくれていたら最後良い勝負ができていたのではないかなと思います。

――三浦選手が仕掛けた時の体の状態や、力の残り具合はいかがでしたか

結構キツかったといえばキツかったです。

――区間順位やタイム差はどう考えていますか

区間賞を狙っていたので悔しい結果ではあるのですが、自分で引っ張っての区間2位だったので、80点くらいかなと思います。

――出雲の時は調子が上がっていないとおっしゃっていましたが、そこから調子が上がってきたのでしょうか

何を変えたとかではないのですが、練習の段階から少しずつ走れるようになってきていたので、いけるかなと思っていました。

――今後への意気込みをお願いします

次は箱根になるので、3区、1区と走ってきたので、2区も視野に入れつつ、練習をやっていけたらなと思っています。

3区中谷「もうこういう順位はいらない」

▼3区

中谷雄飛(スポ4=長野・佐久長聖)

――出雲からの練習状況を教えてください

出雲の後は、熱中症のような症状になってしまい、3日間ぐらいは休んでいました。そこからチームに合流して、練習の強度を上げてきました。足の状態には特に問題なく練習を積めていました。

―― 本日の調子はいかがでしたか

先週までかなり調子が悪くて、今回も厳しい戦いになりそうだなと思っていました。直前まで、7、8区の準備をしていましたが、直希(太田、スポ4=静岡・浜松日体)が離脱した関係もあり、3区に変更になるということで、距離が大きく異なることに対応したのも大変でした。スピードを戻すのに時間がかかった感覚です。

――調子の悪さはどういったところから来ていましたか

体の芯にある疲労がとれない感覚で、ずっと体の怠さを感じていました。体のキレがなくて、押していけないというか、ペースを維持できない感覚がありました。

――4年生二人が欠場になったことについては、どのように捉えていますか

起きてしまったことはしょうがないと思っていますが、戦力的にはかなり痛手ではありました。それでも、今のチームは主力に頼ればいいや、ではなく自分たちでやってやろうという話は相楽さんからも選手からもあったので。もちろん抜けた穴はありましたが、それぞれがやってやるぞという気持ちで走れたと思います。

――ご自身の役割については

おそらく1区2区で、上位で来るだろうと思っていたので、自分のところで昨年同様トップ、もしくは差を広げてリードを作るのが役割でした。東京国際大のヴィンセント選手がすぐ後ろから来ることも知っていて、あわよくばついていこうと思いましたが、速すぎて無理でした。ただ、最低限トップと1分差で中継しようと思っていたので、そこが最低限できたのはよかったと思います。

――先頭が見える位置で、かつヴィンセント選手が迫った状態でタスキをもらいましたか、どのようなレースプランでしたか

今回は正直走れると思っていなかったので、ノープランで体の調子を見ながらリズムを作ろうという感じでした。

――順大の伊豫田達弥選手と並走していましたが、それはどのような意図でしたか

ひとまず伊豫田くんに追いついて、話す仲でもあるので、とりあえず一緒に行こうと話して二人で押していくかたちになりました。僕がきつい時にも引っ張ってくれるなど協力みたいな感じで、ハイペースで進むことができたかなと思います。最初の5キロが14分ちょうどで、10キロの通過が28分30ぐらいでした。

――自身の結果についてはいかがですか

欲を言えば日本人トップをとりたかったですが、先週の状況からしてここまで立て直すことができたのは良かったかなと思います。あと、相楽さんからは僕のところでチームに流れをもたらそうという考えで、僕を3区に送り出したので、それをある程度かたちにできた点はホッとしています。

――チームの結果については

 ただただ悔しい思いに尽きます。もうこういう順位はいらない、そういう気持ちです。

――個人としては箱根までどのように強化していきますか

とにかく故障はしないように、そしてメニューをこなしていくことに尽きます。最後、笑って終われるように、やるべきことをやりたいと思います。

4区菖蒲「単独走でもしっかり押していける自信がついた」

▼4区

菖蒲敦司(スポ2=山口・西京)

――今日のレースを振り返っていかがですか

あの展開で来るのは予想できていたので、落ち着いて準備はできました。僕のところで東国大に追いつきたいと思っていて、それができなかったのが悔しいなと思います。

――調子は良かったですか

出雲でかなり悔しい思いをして、しっかり練習を積んできたので、調子はよくきていました。

――事前に監督からの指示はありましたか

前半あまり行きすぎなくていいというのは言われていたので、前半落として後半上げるレースプランで考えました。

――個人での目標はありましたか

主力が2人いないという中で、チーム的には本当に危機的状況で僕が4区になったのですが、僕的にはチャンスだと思って、ここで区間賞を取っていい走りをして、次につなげたいという思いがありました。前とは差を詰められたのですが、区間賞を取れなかったのが悔しいですね。

――序盤の走りはどのように評価しますか

順大と一緒に来るのは予想できたので、順大の選手と一緒に追えるだけ追おうというのは話をしていました。途中からペースが遅いなというのが分かってきて、そこからは自分で行くしかないなと思って、自分で行きました。

――序盤から眉間にしわがよる場面もありましたがきつさはなかったのですか

癖としてきつい顔してしまいがちなので、そこはきつくなってもしっかり前を追おうという気持ちでした。

――後半は暑さもあり苦しくなってしまいましたか

一人で追ってきた分きつさがきてしまって。後半は結構きつかったです。

――後半の方が差を詰めていました

走り出しの時は(前の)東京国際大が、先導車などの関係で全然見えなくて、不安でした。後半からは、歩道側に寄ったり、車道側に寄ったり、見える位置で走ろうと思いました。そう変えてからは結構元気が戻ってきたというか、前が見えた方が走りやすかったかなと思います。

――チームの6位という結果についてはどのように捉えていますか

やっぱり優勝というのを目指していて、主力が2人いない中でも、優勝しなければいけないと思っていて、悔しいですし、もう箱根しかないのだなという感じです。

――箱根に向けて意気込みをお願いします

チームとしては悔しい結果に終わってしまったのですが、主力が出られないという中で、個人的には4区を走れた、チャンスを頂けたので、単独走でもしっかり押していける自信がつきました。箱根では20キロに距離が伸びて単独走する場面も増えると思うのですが、それでも優勝を狙って戦っていきたいなと思います。今回で自信もついたかなと思います。

5区石塚「ここで1位にならないといけない」

▼5区

石塚陽士(教1=東京・早実)

――前を走った菖蒲選手が1位との差を詰め、37秒差でスタートしました。どんなことを考えてスタートしましたか

早稲田としてはここで1位にならないといけないというのがあったので、前を追って早めに東京国際大を抜こうと考えていました。

――監督からの指示、レースプランなどは

前は差がある状況でしたが、後ろが詰まっていました。前半から突っ込んでいって、追いついてからはどれだけ後ろと差をつけられるか、というのを意識しました。

――日差しは強く、楽な気候ではなかったと思います

普段の11月よりは暖かかったですが、出雲の暑さに比べればそこまででもなかったので、出雲の経験が生きたかなと感じています。

――5キロ地点で約14分10秒のかなり速めのペースだったと思いますが、調子は

調子はいつもと同じくらいで、絶好調ではなかったですが良かったとは思います。

――8キロ過ぎで東京国際大に追いつき、並ばずに抜きました

東京国際大と並んで、1、2秒並走を考えましたがそこまでペースが速くなかったので、ここで並走すると後ろの青学大などに追いつかれるかもしれないと考えて、前に出ました。

――レースを通じて単独で走ることが多かったと思います

後半はあまりいいタイムを刻むことはできませんでしたが、単独走だから苦しかったというより自分の距離適性が足りていなかったのかなと思います。

――中継で解説をしていた大迫傑氏(平26スポ卒)が「リズミカルで落ち着いている」と評価していました

ピッチ走法で走っていてリズムよく走れないと苦しくなってしまうので、そこは評価していただいたのかなと思います。

――初の全日本でトップでのタスキリレー、区間4位タイの走りとなりましたが、ご自身の走りに点数をつけるなら

70点くらいですかね。残りの30点は区間賞に絡む走りができなかったというのと、先頭には追いつきましたが最低限30秒以上離したかった、特に青学大とはかなり近かったのでそこの部分かなと思います。

――出雲に続いて、素晴らしい走りとなりました。駅伝への慣れ、自信は

高校だと8キロまでしか走ったことがなくて、それ以上の長い距離をレースで走るのは初めての経験で不安な部分もありましたが、こうして区間4位という結果が出たので、今までの練習が間違ってなかったという確認ができました。

――チームとしては6位という結果になりました

万全の布陣で臨めなかったというところと、自分がもう少し離していればまた展開も変わってきたのかなと思うので、そこは反省したいと思います。

――距離の長くなる箱根に向けてはどのような練習を

ここまで出雲、全日本と休みなくきていて、ここから箱根まで2カ月近く空くので、出雲、全日本の疲れを完全に取ってまた基礎から構築して、20キロという長い距離に対応していければなと思います。

――箱根に向けての目標、意気込みを

往路か復路か、まだまったく分かりませんが、どの区間になっても大丈夫なように対策していきたいです。今回のように前半突っ込んでいって中盤はキロ3分を切ってあまり垂れずに粘れるかというところが大事になってくると思うので、中間疾走を重点的に練習し箱根の距離につなげていこうと思います。目標は区間賞、区間賞に準ずるタイムで走りたいと思います。

6区佐藤航「6位になったのは100パーセント自分の責任」

▼6区

佐藤航希(スポ2=宮崎日大)

――初の大学駅伝でしたが、どんな思いで本番を迎えましたか

元々全日本に向けては合わせておらず、11月のハーフマラソンに向けて準備を進めている状態でした。ですが故障者が出てチーム状況が厳しいとなったときに、自分の調子も急に上がって、思った以上に復帰してからの状態も良かったので、全日本組と合流して練習してきました。

――全日本に切り替えたのは何週間くらい前だったのでしょうか

ギリギリまで分からなかったのですが、1週間前くらいから全日本も間に合えばと急ピッチで準備を進めていく感じでした。もしメンバーを外れれば、その時点ですぐ世田谷に向けて調整する流れでした。

――先頭でタスキを受け取りました。その時の心境は

5区までで先頭に立つのがチームの一つの目標というか、早稲田の描いていたシナリオ通りだったので、先頭で来るのは分かっていました。アップ中に中継も見ていましたが、心の準備はできていたので、落ち着いて準備できました。

――レースプランは

自分でしっかり押していく走りをしようと思いましたし、仮に追いつかれても粘って、後半また先頭でタスキを渡すことができればいいなと思いました。

――実際の体の動きや、走りを振り返っていかがですか

今日ずっと差し込みがあったわけですが、2週間くらい前から続いていて、病院も何軒か回らせていただいて今大会に臨みました。ただ前日の調整もうまくいっていて、足の状態は非常に良かったのでいけると思っていました。でもなかなか、足は動くのに呼吸が全くできなくて歯がゆい思いがずっとありました。

――差し込みが数週間続くのは過去にあったのですか

今まではなかったのですが、ギリギリの8、9番手でメンバー争いをしていたので、1回の練習も落とせないという気持ちでずっと張り詰めていた部分があり、そういう部分が出たのかもしれないです。

――レースを終えて今はどんなお気持ちですか

先ほど相楽さんから電話をいただき、起用したのは俺だからと、責任は相楽さん自身にあると言ってくださって、周りも、采配ミスだとか言われるかもしれないのですが、決してそうではないと思います。最後自分がいけると言ったので、そこに関しての失敗、早稲田が優勝できるにもかかわらず6位になったのは100パーセント自分の責任だと思います。もちろんかばってくれる人もいますが、そういうのもなしに、自分の責任だと思っています。また相楽さんからもリベンジしようと言っていただいたので、期待に応えたい気持ちもあります。

――今後のプランは

箱根に向けていろいろ試合を挟むのですが、全日本が終わって一旦体の反応を見て、試合を選んで走っていきます。

7区鈴木 区間5位でも「40点」

▼7区

鈴木創士(スポ3=静岡・浜松日体)

――今日までの調子はいかがでしたか

今日の調子はまずまずでした。どちらかといえばよかったです。

――6キロ過ぎあたりで法大を抜いたように見えましたが、レースはどのように展開していましたか

前に法政がいたので2分50秒くらいで入りました。2分55(秒)でずっと行くことを想定してたのでだいぶ速いペースで入ってしまいました。後半結構ばてました。

――今日の個人の走りを振り返って、点数をつけるとしたら何点ですか。その理由は

40点ぐらいですかね。最低限の走りしかできなかったです。もっといけましたね。田澤(廉、駒大)、近藤(幸太郎、青学大)と競り合っていかないといけないので。

8区山口「順位を上げて帰ってくる役割が果たせず悔しい」

▼8区

山口賢助(文4=鹿児島・鶴丸)

――自身のレースを振り返っていかがでしたか

本当に最低限の走りもできなかったですし、求められた役割が果たせなくて悔しいの一言です。

――どんな役割を具体的に想定していましたか

レース中盤まで優勝できる展開で来ていて、自分がタスキをもらった位置も前を追って一つでも順位をあげていかないといけなかったのですが、結果として一つ抜かれて一つ抜き返しただけで凡走になってしまったので、順位を上げて帰ってくる役割が果たせず悔しいです。

――6位でタスキを受け取りましたが、どんな心境でしたか

目の前の直線で順天堂大と明治大の姿が見えていたので、早い段階で追いついてそこから先を追っていこうと考えていたのですが、なかなか自分のペースが上がらず逆に後ろから国学院大に追いつかれてしまい、自分のイメージとかけ離れた走りになってしまいました。

――自身の調子や目標はいかがでしたか

ここまで練習でもやるべきことができてきましたし、先月の記録会の結果でも1年前の記録と比べるとかなりタイムを縮められていたので、去年以上の走りは自分の中でできると想定していました。

――タイムについてはどう捉えていますか

中間点では去年より少し速いぐらいでした。ただ去年は後半の方がタイムを上げられていたのですが、後半でタイムをかなり落としてしまい、最終的には60秒近く遅いタイムになってしまいました。

――今大会は後半苦しむ選手が多かったように見受けられますが、天候などの影響もあったのでしょうか

区間賞を取った国学院の選手が追いついて来た時に何キロかついていったのですが、思いの外早く苦しくなってしまい離れてからは苦しい走りとなってしまいました。

――先日の競技会では自分でペースを作ることを課題に挙げていましたが、その点についてはいかがですか

やはりそこに関しては全然克服できていないですし、箱根に向けて残り2カ月弱ありますが、もう一回その部分をしっかり見つめ直して、一番の課題として今後取り組んでいかないといけないなと思っています。

――後半に追い抜いた明治大学の加藤選手は山口選手と同じく鹿児島出身ですが、どんな思いで走っていましたか

加藤とは普段から結構よく連絡を取り合っていて、高校は違うんですが仲の良い後輩で、当然先輩として負けられない気持ちはありました。途中走りながらも一緒に前を追うぞと声を掛け合ったり、きつくなったらお互いに引っ張りあったりして前を追うようにしていました。最後の2キロで僕が思い切って仕掛けたら加藤が離れたのですが、そこまではずっと並走していました。

――去年と同様、最後はスパートで競り勝ちました

スパートを仕掛けた場所が昨年東洋の宮下(隼人)を離したところと全く同じ場所で、その部分だけは昨年の経験が生きたかなと思います。

――チームの順位についてはいかがですか

もちろん太田(直希、スポ4=静岡・浜松日体)や千明(龍之佑駅伝主将、スポ4=群馬・東農大二)といった主力を欠いていましたが、6区途中までは先頭を走っていたりと優勝が見えていた中で、最終的には6番という結果に終わってしまいました。言い訳などはなしに優勝できなかったこと、それだけがチーム全員に共通して悔しい気持ちを持っているんじゃないかなと思います。

――3大駅伝も残すは箱根のみとなります。箱根に向けて意気込みをお願いします

箱根に関しては、チームはもちろん総合優勝、ただ一つだけです。個人としても今回非常にふがいない走りをしてしまい、特に4年になってから全然チームに貢献できていないので、最後箱根だけは全身全霊で2カ月間集中して取り組み、区間賞を取ってチームの総合優勝に貢献したいです。ただそれに尽きます。

 

 

(編集 布村果暖)

関連記事

昨年同様トップに立ち見せ場を作るも、課題の残る結果に