メニュー

馬術部

2021.11.07

悔しさとともに収穫も見えた全日本学生 三種目総合で6位・鶴見が障害個人で3位に

 月をまたいで開催された、学生日本一が決定する全日本学生馬術大会(全日本学生)。早大は、全日本学生章典障害馬術競技大会(障害)の団体優勝、三種目の総合で3位という高い目標を掲げて臨んだ。障害には3人馬が団体を組んで出場したほか、全日本学生章典馬場馬術競技大会(馬場)と全日本学生章典総合馬術競技大会(総合)にはそれぞれ2人馬が個人出場した。

 大会初日と2日目に行われた障害には、髙田雅(人3=大阪女学院)とプリンチペスコ、吉田光佑(スポ3=東福岡)とジョルジオ・アルマーニ、鶴見汐花(スポ2=栃木・佐野日大中教校)と稲嵐の3組が出場。第1走行では鶴見が減点なしだったほか、髙田が減点4、吉田が減点8となる。第2走行は吉田が減点0、髙田が減点4とまとめ、6月の関東学生賞典障害競技大会を制した鶴見は第2走行も減点0で8組によるジャンプオフへと進出、3位と好成績を残す。最終的に、障害の団体は昨年から順位を1つ上げたものの、選手たちにとっては不本意な5位となった。

 3日目に行われた馬場には、吉田とロッキーロイヤル、添川セレナ(政経4=東京・国際)とカプチーノAが出場。吉田は得点率59.462%で16位、添川は得点率58.500%で20位となる。また、4日目と最終日に行われた総合には、髙田とアイシングラー、鶴見と稲翼の2組が出場した。最初に行われた調教審査の馬場は両者が通過したものの、鶴見は続く耐久審査のクロスカントリーで棄権。「完全に馬のおかげで(コンビの)完成度が高くなっている」という高田は最終の余力審査となる障害まで残り、全体で12位という成績を残し大会を終えた。三種目の総合で早大は6位となった。

 5日間にわたる長期戦となった今大会。選手にとって、悔しさも残る大会となったが、約1カ月後には現体制の集大成となる全慶應対全早稲田定期戦を迎える。この経験を糧に、今年最後の試合での優勝を目指す。

(記事 齋藤すず)

結果

全日本学生章典障害飛越競技大会

▽第1回走行

鶴見、稲嵐 タイム69.19 総減点0

髙田、プリンチペスコ タイム67.34 総減点4

吉田、ジョルジオ・アルマーニ タイム68.06 総減点8

▽第2回走行

吉田、ジョルジオ・アルマーニ タイム68.62 総減点0

髙田、プリンチペスコ タイム64.58 総減点4

鶴見、稲嵐 タイム69.83 総減点0

▽ジャンプオフ

鶴見、稲嵐 タイム32.83 総減点0

▽個人

3位 鶴見、稲嵐

18位 髙田、プリンチペスコ

22位 吉田、ジョルジオ・アルマーニ

▽団体

優勝 日本大学

2位 立命館大学

3位 関西大学

5位 早稲田大学

全日本学生章典馬場馬術競技大会

▽個人

16位 吉田、ロッキーロイヤル 得点率59.462%

20位 添川、カプチーノA 得点率58.500%

全日本学生章典総合馬術競技大会

▽馬場馬術競技

髙田、アイシングラー 馬場減点39.5

鶴見、稲翼 馬場減点46.3

▽クロスカントリー競技

髙田、アイシングラー 総減点0

鶴見、稲翼 WD

▽障害競技

髙田、アイシングラー タイム60.83 総減点4

▽個人

12位 髙田、アイシングラー

三種目総合

優勝 日本大学

2位 立命館大学

3位 明治大学

6位 早稲田大学

コメント

吉田光佑(スポ3=東福岡)

――部としてはどのような目標を掲げていましたか。

部として、障害団体優勝、三種目総合3位を目標にしていました。

――個人としての目標についてはいかがでしょうか。

個人としては、障害で優勝、馬場で3位以内を狙っていました。

――障害では3人馬で団体を組まれましたが、手応えはいかがでしたか。

3頭とも調子が良かったので、優勝は狙えるのではないかなと思っていました。ですが、試合の雰囲気や緊張感に呑まれたのもあり、なかなか良い結果は残せませんでした。

――今後に向けて意気込みをお願いします。

今回の全日本学生は今まで1番悔しい思いをしました。この悔しさを糧に残り1年、より濃いものにしていきます。卒業する頃にはプロにも負けない技術を身につけて大学生活を終わらせたいです。

添川セレナ(政経4=東京・国際)

――どのような目標で今大会に臨まれましたか。

予選で10位以内に入り、自由演技を踏むことを目標にしていました。

――馬場での演技では、どのようなことを意識されましたか

待機馬場の時点で既に怪しく、入場と共に馬の調子が良くないことがわかったので、中に入ってからは動かしてなんとか演技にすることしか考えていませんでした。

――来月に控える早慶戦に向けての意気込みをお願いします。

最初で最後の全学が中途半端な結果で終わってしまったので、早慶戦ではリベンジできるように残り少ない時間で一から練習し直します。

髙田雅(人3=大阪女学院)

――どのような目標で今大会に臨まれましたか。

障害においては、冷静に判断してなるべく少ない減点で帰ってくること、総合ではアイシングラーと入賞することを目指していました。

――障害を振り返っていかがでしたか。

2走行とも1つ障害を落としてしまい、とても悔しいです。初めての全学でやはり人が硬くなってしまいました。2日目は初日に失敗したところをやり直しするつもりで挑みました。少しは肩の力を抜けましたが、内容は課題だらけです。団体3位以内を目指していただけに、足を引っ張ってしまい申し訳ないです。

――総合のアイシングラーとのコンビの完成度はどのように感じていますか。

完全に馬のおかげで完成度が高くなっていると感じています。アイシングラーは私の大先生で、総合馬術の楽しさを教えてくれました。彼の勇敢さには頭が上がりません。

――今後に向けて意気込みをお願いします。

早いもので、来年が最後の年になります。来年の全学では、悔いのないように終われるようにしたいです。この1年をどう使うかは自分次第なので、今まで以上に濃いものにしたいと思います。

鶴見汐花(スポ2=栃木・佐野日大中教校)

――どのような目標で今大会に臨まれましたか。

障害団体3位以内、個人優勝を目標にしていました。

――障害の3位という結果についてはいかがですか。

馬(稲嵐)が大会直前で怪我をしてしまい、調整期間が無かった中で3位という結果は十分だと思っています。ですが、ここまで来たら勝ちたかったという思いが強いです。

――総合についてはいかがでしょうか。

馬(稲翼)を第一に考え、クロスカントリー以降は棄権することになりました。総合馬場では馬の試合経験の少なさが現れたかと思います。

――今後に向けて意気込みをお願いします。

今以上にいい結果を残せるように努力していきたいと思います。