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バスケットボール部

2021.11.05

第97回関東大学リーグ戦 11月4日 東京・駒沢オリンピック公園総合運動場体育館

追い上げるも届かない 強敵・専大に敗戦

 先月に開幕した関東大学リーグ戦(リーグ戦)も残すところあと3試合。ここまで1勝7敗と負けが重なる早大は専大との一戦に臨んだ。前半は相手の高さを生かしたプレーに対して、懸命なリバウンドやゾーンディフェンスで応戦する。しかし、第3クオーター(Q)に入ると、F石坂悠月(スポ1=東京・国学院久我山)が「まだシュートを打たれてはいけないところで打たれてしまった」と語るように、徐々にディフェンスが崩され、専大の猛攻に苦しむ。第4Qには早大が流れをつかみ、必死に食らいつく。しかし、あと一歩届かない。73-79というスコアで黒星をつけた。

 F星川堅信(スポ2=京都・洛南)は「最初がうまくいかずに、受けてしまうかたちになって、そこからずっと追う展開でした。勝ちたかったです。」と悔しさを滲(にじ)ませた。先週の拓大戦から意識してきたという試合の入りは、少し厳しいものとなった。専大はスリーポイントとリバウンドを武器に着々と得点を重ねていく一方で、早大はシュートを決めきれない。しかし、8点差で迎えた第2Q、早大は奮闘を見せる。G土家大輝(スポ3=福岡大大濠)がバスケットカウントを奪うと、フル出場でゲームハイを記録した星川がスリーポイント、ミドルシュートと次々に得点を挙げる。この10分では18-18、互角の戦いぶりを見せ、前半を折り返した。

ドライブする星川 ゲームハイ・25得点の活躍を見せた

 ハーフタイムで大切だと話していた第3Qの出だし、早大は専大の強いフィジカルを前になかなか点数を奪うことができない。ディフェンスでもファウルが嵩(かさ)み、相手にフリースローを与えてしまう。47-61と点差を広げて、第3Qを終える。第4Qに入ると、早大は意地の猛追を見せる。星川のミドルシュート、F宮本一樹(スポ4=神奈川・桐光学園)のスリーポイントで1桁差に迫ると、激しい点の応酬が繰り広げられる。しかし、専大は安定した試合運びを見せ、再び点差は2桁に。残り1分を切ったところで星川がスリーポイントを沈め、9点差。F宮川丈クレイトン(商3=愛知・千種)の2連続得点、石坂のリバウンドシュートで5点差に迫ると、試合時間は残り17秒。その後には土家がスリーポイントでファウルを奪うなど、早大の底力を見せるも、追いつくことはできない。専大が2本のフリースローを沈めたところで試合のブザーが鳴り響いた。

スリーポイントを放つ宮本

 星川が「前半は、自分たちの流れもつくれていたので、またきっとくると信じてプレーしてい」たと振り返ったように、早大らしいプレーも光ったこの試合。特に最後の10分間では26-18と、相手を圧倒する試合展開を見せた。リーグ戦も今週末の2試合で幕を閉じる。それぞれが自分の役割を果たし、「みんなが目指すバスケット」(星川)を体現していく。泣いても笑ってもあと3日、早大の戦いはいよいよ大づめを迎える。

(記事 宮島真白、写真 落合俊)

第97回関東大学リーグ戦 11月4日(vs専大)
   1Q 2Q 3Q 4Q 合計

早大

17 18 12 26 73
専大 25 18 18 18 79

◇早大スターティングメンバー◇
F#7 宮本一樹(スポ4=神奈川・桐光学園)

G#12 土家大輝(スポ3=福岡大大濠)

F#13 星川堅信(スポ2=京都・洛南)

F#14 小野功稀(社1=新潟・開志国際)

F#77 石坂悠月(スポ1=東京・国学院久我山)

コメント

星川堅信(スポ2=京都・洛南)

――試合を振り返って、いかがでしたか

最初がうまくいかずに、受けてしまうかたちになって、そこからずっと追う展開でした。勝ちたかったです。

――どの部分がうまくいっていないと感じましたか

留学生がいたので、強くいけばいいところでブロックを怖がってしまいました。そういう詰めの甘さが出てしまったと思います。

――ご自身のプレーは、いかがでしたか

僕がポストプレーで、(シュートが)入ってる時は良かったのですが、タフショットも多く、チームの流れを止めてしまいました。もっとチームのオフェンスの中でシュートを打たないといけないなという感じです。

――良かったと感じた部分はありましたか

シュートが外れても、次もう1本打つんだという気持ちでいけました。チームメートも信頼してパスをくれたので、もっとその信頼に応えられるようにならないといけないと思います。

――前半ではかなり我慢した戦いができていましたが、第3Qで少し離されてしまいました。どのような心境でしたか

ハーフタイムの時も、3Qの出だしは大切だよと話していたのですが、それがうまくできませんでした。前半は、自分たちの流れもつくれていたので、またきっとくると信じてプレーしていました。

――試合を通して、反省点はありましたか

僕らが頑張って、苦しいシュートを打たせて、それが入ってしまうのは仕方がないと思います。けれど(相手に)気持ちよく打たれたり、相手のやりたいバスケットをさせたりしてしまいました。そこを40分通して、ずっとやり続けないと、勝ちはこないのだと感じました。

――リーグ戦も残り2試合となりました。意気込みをお願いします

もう期間も少なく、明日練習して、明後日と明明後日で試合になります。僕らは明日から移動で水戸に泊まるので、ここから一気に仲間と過ごす時間が増えます。なので、いろいろなことをチームメートと話して、試合を振り返りたいです。学生スタッフやチームメートと話して、みんなが目指すバスケットをあと2試合でやりたいと思います。

石坂悠月(スポ1=東京・国学院久我山)

――試合を振り返って、いかがでしたか

2試合前の拓大戦からチームで意識していたことはゲームの入り方で、1つ前の東海大戦では、入りがかなり良くて、今日も大事にしていこうと話していました。やはり自分自身はファウルを重ねてしまったり、リバウンドを取りきれなかったり、入りは100パーセントとは言えなかったのが、これからの課題だと思います。しかし今回の試合は、ディフェンスリバウンドなどのディフェンス面では貢献できたと思うので、自分としては今回いい試合ができました。

――ご自身のディフェンスやプレーを振り返って、いかがでしたか

序盤で自分のファウルが重なってしまったのですが、その後にプレッシャーをかけるところとかけないところの区別をしっかりできていたのは、自分の中で良かったと思います。

――相手は高さがありました。試合に向けて、どのような対策をしてきましたか

必ずボックスアウトというのはチームで意識していました。自分も1つ前の試合で、学生コーチ森一史(スポ4=東京・西)からもっと体を張れという指示があったので、今回の試合では体を張って、体をぶつけにいくように意識していました。今まで逃げてきたコンタクトの部分を積極的にするようにして、留学生が嫌がっていたところもあったので、そこは良かったです。

――チーム全体として対策はありましたか

チームの対策として、入りの部分とゾーンをした時のローテーションの動きにアジャストしてやってきました。しかし、ローテーションで詰めの甘さが出てしまい、それが積み重なって点差がなかなか縮まらなかったのかなと思います。もう少し修正していきたいです。

――第3Qでは、チームファウルが嵩(かさ)んでいました。どのように感じていましたか

向かっていったファウルだと良かったのですが、もったいないファウルが少し多いと自分は感じました。なので、自分でコントロールできる部分とできない部分をもっと明確にしていかないといけないと思います。

――ゾーンディフェンスは機能していましたか

機能している部分はありました。けれど第3Qでは、まだシュートを打たれてはいけないところで打たれてしまったので、完璧とは言えないです。それが積み重なって、今回の結果になったのかなと思います。

――リーグ戦も残り2試合となりました。意気込みをお願いします

周りからの指示ももらっているのですが、自分はオフェンスリバウンドやディフェンスなど、相手の嫌がるようなプレーを意識してやっているので、今後の試合でもそういったところを頑張ろうかなと思います。