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ホッケー部

2021.11.02

全日本学生選手権 岐阜県各務原市 川崎重工ホッケースタジアム

早大インカレ初戦で散る

 ついにインカレが始まった。ベスト4を目標とする早大は、春季リーグ入れ替え戦を戦った学習院大との一回選に臨んだ。試合は早大が、2点を先取して全Qで優勢に進めたが、その後追加点を奪うことができず、第4Qで学習院大にPCから追いつかれ、SO戦で敗れた。

 試合開始直後から、早大は積極的に攻撃をしかける。早速2分にPCを獲得することに成功。これをFW平岩佑利(スポ3=奈良・天理)がしっかり決めて先制点を奪い、学習院大の出鼻を挫いた。完全にペースをつかんだ早大は、9分にもPCを獲得して、FW村上和亮主将(政経4=東京・早大学院)が決めて、早々に追加点を上げた。第1Qはこのままボールを握り、学習院大を押し込んだ。第2Qでも、立ち上がりに学習院大にPCを奪われるも得点を与えず、その後は再び早大が主導権を握り、約20分にPCの獲得に成功した。これを決めて追加点を奪いたかった早大だったが、相手の守備に阻まれてゴールを奪うことができなかった。23分にもPCを獲得するがこれもゴールを奪うことができず、逆に28分にパスをカットされてしまい、カウンターから学習院大にゴールを奪われてしまう。その後は一進一退の攻防が続き点数は動かなかった。

 右サイドから攻め込むDF満留優太郎(政経3=東京・早大学院)

 第3Qでは、学習院大の攻撃が強まるものの、早大守備陣が踏ん張り、同点を許さない。すると38分に早大がPCを獲得して、追加点を奪うチャンスを手に入れる。これを主将村上がシュートを放つも、相手GKに阻まれた。その後は膠着状態が続いたが、第3Q終了間際に学習院大選手がグリーンカードを受けて、早大は人数的に優位に立つ。猛攻を仕掛ける早大だったが、学習院大の守備を打ち破ることができず、結局3点目を奪うことができなかった。最終第4Qでは、なんとか追加点を奪い勝利を決定的にしたい早大だったが、MF中島丞一郎(スポ2=富山・石動)のリバースヒットはGKに防がれるなど、攻撃を続ける早大だったが、どうしても追加点を奪うことができない。そしてついに52分に学習院大にPCを奪われフリックから同点に追いつかれてしまう。早大は勝ち越そうと猛攻を仕掛けるが、学習院大も必死の守備で応戦する。終了間際にも早大はPCを獲得するもやはり得点には至らず、勝敗はSO(シュートアウト)戦に委ねられることになった。学習院大が先攻、早大が後攻で始まったSO戦だが、学習院大が3人キッチリ決めたのに対して、早大は2人目の主将村上こそ決めたものの、1人目平岩と3人目FW戸川晴貴(スポ2=京都・立命館)が決めることができず、学習院大の4人目がゴールを決めた時点で学習院大の勝利が決定して、早大は無念の初戦敗退となった。

 学習院大ゴールに迫るFW平岩佑利

 立ち上がりの第1Qは、2点先制することに成功して、早大が完全に主導権を握った。しかし、第2Q、第3Qと試合を優位に進めながらも追加点を奪えなかったことが響き、学習院大に追いつく隙を与えてしまう結果になってしまった。前回の秋季リーグの取材時に多くの選手がインカレでベスト4が目標と口にしていたが、早大の選手たちにとって、今回のインカレが不完全燃焼で終わってしまったことは否めない。またこのチームで試合ができるのも、早慶戦と秋季リーグの順位決定戦の2試合だけになってしまった。最後笑って終われるようにするためにも、今回の試合で問題のあったところを修正して、次の早慶戦で、秋季リーグで敗れた慶大にリベンジしたい。早大ホッケー部の戦いはまだまだ終わらない。

(記事 伊勢崎晃、写真 秋田豪)

結果
TEAM 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL SO
早大
学習院大
コメント

FW村上和亮主将(政経4=東京・早大学院)

――今日の試合をふりかえって率直な感想をお願いします。

恥ずかしいの一言かなと思います。初戦が大事だというのは分かっていたのですが、基本的には次の福井工大戦に向けた対策をしていた中で、これまで直近では大量得点で勝ていましたししっかり自分達のプレーを出来れば勝てる相手なのは分かっていました。実際序盤は流れに乗れていたんですが、油断であったり、自分たちの思いどおりにならなかった時にやろうとしていないことをやってしまったりして、ボロが出ていって、あのような結果になったのかなと思います。ただ、次の早慶戦は個人的に人生の中でいちばん重要な試合だと思っていますので、このような事が今起こったのは不幸中の幸いだと思います。この敗戦をチームとしていい転換点にしたいとは思ってます。

――第1Qは2点取れて良い流れでしたが、攻めながら点を取れなかったというのはあったと思いますが、具体的にはどういうミスが響いたとお考えですか?

自分たちは外から外からというところを意識していたんですが、ハーフタイムで話し合ったりした結果、中から行こうとしてしまったところで、選手間の意思疎通ができなくなってしまい、パスミスやレシーブミスなどが増えてしまったのが響いたのかなと思います。

――早慶戦とリーグ戦への意気込みをおねかいします。

早慶戦に関しては、自分は高校から早稲田でホッケーをやっているのですが、五分け一敗でまだ勝ったことがなくてですね、どんな形でも良いから勝ちたい、何があっても勝ちたいという思いです。ですので、早慶戦に向けてしっかり3週間準備したいと思います。

DF岩井怜太(政経4=東京・早大学院)

――今日の試合を振り返って率直な感想をお願いします。

立ち上がりは上手くいってましたし、ここ最近の試合は得点を取れていたので、このまま得点を取れるかなと思ってましたが、点を取られて以降どんどん崩れていってしまって自滅してしまった形かなと。簡単に言うと、自分たちの心の弱さが出てしまった形です。

――ご自身のプレーで良かったところ、悪かったところははありましたでしょうか。

2点目に繋がるペナルティコーナーを取れたのは良かったかなと。反省点としては、正直フワフワしてしまったところがありました。自分がどういうポジションで、どういう立場で、チームのために何をすべきかというところを見失ってしまったのが反省点かなと思います。

――早慶戦とリーグ戦への意気込みをお願いします。

まずはメンタル面含めて、チームとして立て直したいです。そして、自分は高校からホッケーをやっていますが、今まで早慶戦に勝ててないので、最後こそは勝利して気持ちよく終わらせたいと思ってます。