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バドミントン部

2021.10.24

全日本学生選手権 10月15日〜21日 奈良県・ロートアリーナほか

緑川単優勝! 複は緑川・町田組が準優勝、鈴木・吉田組が3位で個人戦を締めくくる

 全日本学生選手権(インカレ)が最終日を迎えた。男子シングルスでは、緑川大輝(スポ3=埼玉栄)が初優勝を飾った。一方で初めての優勝に期待がかかる大林拓真(スポ4=埼玉栄)がまさかの3回戦敗退。予想外の結果となった。男子ダブルスでは、緑川・町田脩太(スポ1=長崎・瓊浦)が決勝に駒を進める。決勝ではフルゲームまで持ち込んだが、武井・遠藤(明大)の前に敗れ、結果は準優勝。緑川は惜しくも二冠とはならなかったが、単・複ともに結果を残した。女子ダブルスに出場した鈴木ゆうき(社4=宮城・聖ウルスラ学院英智)・吉田瑠実(スポ3=埼玉栄)は、念願の優勝とはならなかったが、3位入賞を果たした。

(記事、山田彩愛)

 
★緑川が初の頂点に。圧巻のディフェンスをみせ優勝を決める/男子シングルス

 「自分はシングルスが無理なので、二冠できればいいかなと思う」(緑川)。インカレ前に目標として、この言葉を口にした緑川。終わってみれば、インカレシングルスで自身初の優勝を遂げていた。緑川は準々決勝まで、全てストレートで順調に勝ち進むと、準決勝では団体戦のシングルスで敗戦を喫した嶺岸洸(法大)とぶつかる。嶺岸の力強いスマッシュに押される場面はあったものの、持ち前のシャトルコントロールから成される配球が光った緑川。嶺岸に対しフルセットの末勝利し、リベンジを遂げた。決勝では野田統馬(日体大)と対戦。ダブルス決勝を経ての試合だったため、疲れが懸念された緑川だったが、B代表としても活躍している意地をみせ、流石のフィジカルで最後まで戦い抜いた。試合を通して、野田の高い身長から繰り出されるスマッシュを何度もダイビングレシーブで凌ぐなど圧倒的なディフェンス力をみせた緑川。相手に打ち込まれても粘り強く耐えレシーブし、簡単には相手に得点を与えなかった。最後は野田のショットがアウトとなり、緑川がシングルスを制した。

 男子シングルスには緑川の他に、大林、池端元哉(スポ2=熊本国際大附)が出場。大林はシードとして出場したが、3回戦敗退となり思ったように結果が残せなかった。池端は4回戦まで進出し、法大の嶺岸相手に善戦するも、フルゲームの後に惜敗。ベスト16で本大会を終えた。大林は最後のインカレで悔しい結果となってしまった。しかし大林は国際大会にも出場しており、これからも頂を目指し、闘い続けるだろう。悔しさをバネに躍動する姿に期待したい。今回優勝を遂げた緑川、強敵相手に奮闘した池端は、来季早大の王者奪還に向けチームを引っ張る存在となる。彼らの成長から目が離せない。

(記事、山田彩愛)

 
★惜しくもベスト8で敗戦。フィジカル勝負となった準々決勝/女子シングルス

 早大から女子シングルスに挑んだのは、鈴木と吉田だ。吉田は3回戦で縣奈々美(金沢学院大)と対戦。第1ゲームを落とし迎えた第2ゲームでは、22ー20の末なんとかフルゲームまで試合を持ち込む。第3ゲームは危なげなく獲得したが、手に汗を握る試合展開となった。その後順調に勝ち進み、準々決勝まで進出する。準々決勝では団体戦で優勝を遂げた筑波大の栗原あかりと対戦。前に落とすドロップショットやヘアピンを多用したネット前の攻防が見られたが、ミスが目立った吉田。なかなか試合の流れをつかみきれず第1ゲームを落としてしまう。準決勝進出に向け、落とすことのできない第2ゲーム。点を取っては追いつかれの両者一歩も譲らない展開となる。しかし14点オールから吉田が相手の逆をつくショットで連続得点をするとそのまま第2セットを奪う。勝負は最終局面の第3ゲームへ。苦しい体勢からクロスへのヘアピンショットを決めるなど、吉田に良いプレーも見られインターバルまでは拮抗(きっこう)した展開に。ここで主導権を握り勝利したい吉田だったが、ミスを連発してしまい、最後は気持ちで勝ち切ることができなかった。吉田は今大会シングルスをベスト8で終えた。また吉田とダブルスを組む鈴木は2回戦でまさかの敗退。悔しさの残る結果となった。   

(記事、山田彩愛)

 

★ファイナルゲームの末惜敗…優勝まであと一歩及ばず/男子ダブルス

 準決勝を勝ち抜き、決勝の舞台へ進んだ緑川・町田組は、明大ペアとの対戦に挑んだ。相手サーブから始まった第1ゲーム。先制点を獲得したものの、思うように得点を重ねられない。相手の攻撃を粘り強く返球するが、上から叩き込まれ11-14。ここからさらに5連続得点を許すと相手ペースの展開に。懸命なレシーブを見せるが、相手の打球がネットイン。13-21でこのゲームを落とした。続く第2ゲームは両ペア競り合う展開となるが、先にリードに成功すると4点差でインターバルを迎えた。町田のスマッシュから緑川が前衛に入り、叩き込む。町田もサーブレシーブから得点を重ねていくと、最後は緑川がライン際に決めた。第2ゲームを勝ち取り優勝の望みをつないだ。勝負が決まるファイナルゲーム。第2ゲームの勢いそのままに勝利に近づきたいところだったが、イレブンを先取される。相手を追う展開となり、インターバル明けも自分たちのペースで試合を作れず。マッチポイントを握られると、相手のスマッシュが決まり11-21。優勝までわずかに手が届かなかった。

 惜しくも準優勝に終わった緑川・町田組。優勝は目前であっただけに、準優勝という結果には悔しさも残るだろう。しかし、関東学生選手権で優勝、インカレで準優勝という堂々たる結果は、緑川・町田組の確かな実力を示している。悔しさをばねに変え、次の舞台では頂点をつかみたい。

(記事、渡邊彩織)

★接戦制せずストレート負け ベスト4で大会を終える/女子ダブルス

 4回戦のファイナルゲームを勝ち抜き、最終日の準決勝に臨んだ鈴木・吉田組。筑波大ペアとの対戦は、両ゲームともに接戦の展開となった。第1ゲームは、インターバル明けからリードを許す状況が続くが、相手前衛からの鋭い打球にも落ち着いて対応。相手のミスを誘い19-18で逆転に成功した。しかし、その後2連続得点を許すと先にゲームポイントを握られる。ここでジュースに持ち込みたかったが、決め急いだ鈴木のスマッシュがネットにかかり19-21。惜しくも第1ゲームを献上した。後がなくなった鈴木・吉田組。その後の第2ゲームも、拮抗(きっこう)した展開となった。両者譲らない展開が続く中、17-18からの長いラリーを制し勢いに乗ると3連続得点。ゲームポイントを握った。しかし、ショートサーブをプッシュで決められると、そこから連続失点。今度は、相手にマッチポイントを握られてしまう。なんとか競り勝ちたかったが、吉田の打球がネット際に甘く上がってしまい、上から押し込まれゲームセット。鈴木・吉田組はベスト4で今大会を終えた。

 両ゲームともに熱戦を繰り広げ、全力で戦い抜いた準決勝。結果だけみればストレート負けだが、全国の舞台で堂々のプレーを成し遂げた。団体戦でもチームの中心として活躍し、早稲田を引っ張ってきた鈴木と吉田。今大会での経験を二人の、そして『チーム早稲田』の成長につなげたい。

(記事、渡邊彩織)

結果

▼男子シングルス

2回戦

大林拓真○ 2ー0(21ー14、21ー15)

池端元哉○ 2ー0(21ー10、21ー9)

緑川大輝○ 2ー0(21ー9、21ー16)

3回戦

大林拓真● 1ー2(17ー21、21ー12、15ー21)

池端元哉○ 2ー1(18ー21、21ー9、21ー14)

緑川大輝○ 2ー0(21ー17、21ー8)

4回戦

池端元哉● 1ー2(20ー22、21ー16、13ー21)

緑川大輝○ 2ー0(21ー19、21ー14)

準々決勝  緑川大輝○ 2ー0(21ー11、21ー11)

準決勝  緑川大輝○ 2ー1(20ー22、21ー14、21ー8)

決勝   緑川大輝○ 2ー0(21ー17、23ー21)

 

▼女子シングルス

2回戦

鈴木ゆうき● 0ー2(12ー21、18ー21) 吉田瑠実○ 2ー0(21ー19、21ー15)

3回戦  吉田瑠実○ 2ー1(14ー21、22ー20、21ー12)

4回戦  吉田瑠実○ 2ー0(21ー12、21ー16)

準々決勝  吉田瑠実● 1ー2(14−21、21ー15、17ー21)

 

▼男子ダブルス

緑川大輝・町田脩太組

2回戦○ 2ー0(21ー13、24ー22)

3回戦○ 2ー1(26ー28、21ー19、21ー19)

4回戦○ 2ー0(21ー15、21ー13)

準々決勝○ 2ー0(21ー15、21ー17)

準決勝○ 2ー1(17ー21、21ー10、21ー15)

決勝● 1ー2(13ー21、21ー17、11ー21)

 

▼女子ダブルス 鈴木ゆうき・吉田瑠実組

2回戦○ 2ー0(21ー9、21ー7)

3回戦○ 2ー0(21ー9、21ー7)

4回戦○ 2ー0(21ー9、21ー18)

準々決勝○ 2ー1(19ー21、21ー11、21ー18)

準決勝● 0ー2(19ー21、20ー22)