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バレーボール部

2021.10.16

秋季関東大学リーグ戦 10月16日

天皇杯予選のリベンジ果たす!筑波大にストレート勝利

 秋季リーグ戦、3戦目の相手は強敵筑波大。先週の天皇杯予選では1-2で敗れた相手に、いかに修正し対応できるかが課題であった。手探りの1セット目は途中流れをつかまれ逆転を許すも、すぐに取り返す。以降は、トータルディフェンスが機能し、一度もリードされることなく早稲田優位な展開に。最終的にセットカウント3-0(25―18、25-21、25-17)で快勝し、先週の雪辱を果たした。

 1セット目は1点目から長いラリーを制すると、ブロックポイントを含む4連続得点もあって5-2と良いスタートを切った。相手のサービスエースとブロックで徐々に点差を詰められ、逆転されて13-16。しかし相手のムードに流されることなく、多彩な攻撃で6連続得点し、逆転に成功。すかさず筑波大はタイムアウトを取るが早大の勢いは衰えず。大塚達宣(スポ3=京都・洛南)のサービスエースもあり25―18で先取した。

 

サーブレシーブをする水町

 2セット目も良い流れは続き、いきなり4-1と差をつけた。水町泰杜(スポ2=熊本・鎮西)のサーブが走り相手を崩し、思うように攻撃させず。中盤、大塚のバックアタックがブロックされ3連続ポイントを許すが、水町が3枚ブロックを打ち抜き、相手に行きかけた流れを断ち切って19-16とした。最後は大塚が決め、25-21でセットを奪う。

 3セット目は、伊藤吏玖(スポ2=東京・駿台学園)のクイックを皮切りに、4連続ポイントで5-2とする。その後は両者譲らずサイドアウト(※1)を取り合う展開になったが、終盤に差し掛かると相手のミスが散見された。悪い流れを断ち切りたい筑波大がタイムアウトを要求するが、早稲田優位の流れは変わらず。荒尾怜音(スポ2=熊本・鎮西)が好守備でつなげると水町がブロックで仕留め22-14。実に6連続得点となった。最後は大塚に代わって入った山田大貴(スポ2=静岡・清水桜が丘)のブロックアウトで25-17。大差をつけて勝利した。

 

フェイントを決める大塚

 サーブで攻め、相手に思うような攻撃をさせない。守備ではブロックとレシーブの関係も安定し、課題が修正できた。さらに攻撃面でも「最後の20点以降のための、序盤中盤のトス回しを今日は意識してやっていました」(佐藤玲、社3=東京・早実)と工夫が見えた。相手の攻撃は読めていたのに対し、こちらはレフト、オポジット、そしてセンターのクイックをまんべんなく使い分け、スパイカーの的を絞らせなかった。まだリーグ戦は始まったばかりだが、強敵、筑波大に勝利を収めたことで、Aチーム1位通過も見えてきた。2日連続の試合となり、疲労のたまった厳しい状況だが、明日もいかんなく実力を発揮し、さらに勝利を重ねたい。

(記事・写真 五十嵐香音)

 
(※1)サイドアウト…サーブレシーブ側のチームがラリーを制し得点すること

セットカウント
早大 25-18
25-21
25-17
筑波大
スタメン
アウトサイドヒッター 大塚達宣(スポ3=京都・洛南)
アウトサイドヒッター 水町泰杜(スポ2=熊本・鎮西)
ミドルブロッカー 岩本大吾(スポ3=兵庫・市立尼崎)
ミドルブロッカー 伊藤吏玖(スポ2=東京・駿台学園)
オポジット 重藤トビアス赳(スポ3=神奈川・荏田)
セッター 佐藤玲(社3=東京・早実)
リベロ 荒尾怜音(スポ2=熊本・鎮西)
コメント

荒尾怜音(スポ2=熊本・鎮西)

――今日の試合を振り返っていかがですか

自分たちの課題である出だしがしっかりできていたと思います。今年のチームはゲームの組み立て方に課題があって、序盤・中盤・終盤でどのようにセッターが上げて、どうディフェンスをするかというのも、去年までは豪さん(村山、令3スポ卒=東京・駿台学園)たち4年生に頼っていたというか、流れに従うだけでした。今年は達宣さん(大塚、スポ3=京都・洛南)が代表から帰ってきたばかりというのもあったのですが、ゲームの組み立てをチーム全体でできたのが、勝ちにもつながったと思います。

――けがから復帰されて最初の公式戦ですが、調子はいかがですか

調子自体は悪くはないと思っていて、けが前はサーブレシーブやスパイクレシーブを上げないといけないという思いが強すぎて自分の形を忘れてしまっていたのですが、2か月間客観的にチームを見たときに、人にできないことや自分が今までやってきたことをもう一度振り返って、基本に戻ってやってみようという形で出直しました。そこが良く働いたのかなと思います。

――天皇杯予選で負けた際チームが落ち込んでいるように見えましたが、その後の練習の雰囲気はいかがでしたか

チームのピークを天皇杯予選に持っていくつもりでした。しかしシーソーゲームで負けてしまったので、身が入らないまでではないのですが、その負けを引きずっていたというか。こだわりのない練習をしていた部分もあって、それを松井先生(泰二監督、平3人卒=千葉・八千代)が気づいて指摘してくださいました。「こだわりを持って何が足りないのかとちゃんと確認するべき」ということを教えてくださいました。それがあったから、勝ちにつながったのは確かに感じています。

――今日はすごくブロックとレシーブの関係が安定しているなと感じました。1週間という短い期間でしたが、どのような対策をされていましたか

対策としては、ブロックとレシーブの関係というよりも、それぞれの役割を全うすることを確認していました。ブロックだと遅れても真っすぐに跳ぶというのを意識していて、間が空いたところにレシーブが入れば、トータルディフェンスが完成するという考え方なので、それを忘れずにやっていました。速い攻撃をしてくる筑波大学さんに対してはブロックの位置取りといった細かい対策はしていなくて、手の出し方などを次のブロッカーに示したり、ブロッカーからのメッセージをレシーバーが受け取ってそこに入るというのをチームとしてやってきました。

――これから順位を決めるにあたって1試合1試合が大事になってきますが、どのような練習をされるのでしょうか

基本的にレセプションアタックを大事にしていて、ラリー中は上げられる1本や緩いこぼれ球をどれだけ拾えるかに懸かってくると思うので、チームのコンセプトを大事にしたいです。相手が変わるとバレーのスピードやサーブの特徴が大きく変わってくるので、そこは自分を中心にディフェンスを整えつつ、自分たちのバレーをしっかりやっていきたいです。

――次の試合に向けて意気込みをお願いします

順天堂さんとの試合があってその次に東海大さんとの試合がありますが、春のオープン戦(春季関東大学オープン戦)は自分が出られずにチームが負けてしまいました。そこで気づけた部分もあるし、逆に相手の課題も把握できているので、そこをしっかりチームに伝えつつも、相手の特徴を振り返って出だしから自分のパフォーマンスをしっかり出して勝てるように頑張りたいと思います。

佐藤玲(社3=東京・早実)

――今日の試合を振り返っていかがでしたか

先週は天皇杯予選で負けて、今まで何年も続けて出ていた大会に出られないということになって少し落ち込んだというか、やってしまったなという気持ちがありました。チームとして、今週に向けて頑張ろうという話だったんですけど、自分が気落ちして迷惑をかけてしまっていたので、今日の試合は本当にまず勝ててよかったというのが率直な思いです。

――攻撃の面では、今日のトスの調子はいかがでしたか

まだまだです。スパイカーとの息は合っていないと言えば合っていないので。勝負所で達宣に集めようということは再確認して、そこまでの過程となる部分では拾われたとしてもしっかりクイックを使ったり、オポジットの重藤(トビアス赳、スポ3=神奈川・荏田)を使ったり。最後の20点以降のための、序盤中盤のトス回しを今日は意識して、偏らないようにやっていました。

――自分の中ではどのくらいの評価ですか

いや、もう40点くらい(笑)。まだまだもっと自分がいい状況を作ってあげられる場面はあったので。自分の課題でもあると思います。スパイカーはみんなすごい選手ばかりなので、みんなが気持ちよく打てて、輝けるようにしないと。そう考えると今日もまだまだ合格点に全然いかないです。

――次の試合に向けて意気込みをお願いします

先週は筑波大に負けて、今週ここをピークにやってこうという話だったんですけど。明日も試合がありますし、その次の週も東海大というタイプの違う強い相手と戦います。さらにその次の週は反対のブロックのチームともやる機会があって、まだまだ試合は続きますし、そこから全カレにつながるので。全日本インカレ(全日本大学選手権)に良い流れで持っていけるように、自分はみんなのボールをしっかりつないで、頑張っていきます。