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野球部

2021.10.15

東京六大学秋季リーグ戦 10月16・17日 神宮球場

稲穂打線復活なるか! 連勝で希望をつなげ/明大戦展望

 東京六大学秋季リーグ戦(秋季リーグ戦)が早くも第5週を迎える。早大は東大戦で連勝を収め勢いづいたかに見えたが、法大戦では打線が沈黙。手痛い2試合連続の引き分けを喫し、拙攻の様相を呈した。そして今週末、相手に迎えるのは明大だ。ここまで無敗の明大は、現在2位。上位の大学を相手に、早大はこれまで以上に高いレベルの戦いが求められる。

 

 明大のエースは竹田祐(4年)。1年秋から先発の座に座り、現役最多タイ10勝を挙げる実力派右腕。身長185cmの恵まれた体格を生かした、最速145キロ超の直球と多彩な変化球が持ち味だ。また、第2先発と予想されるルーキー藤江星河(1年)は今季リーグ戦で2勝を挙げ、防御率は0・93でリーグトップ。相手を翻弄(ほんろう)する変化球には要警戒だ。一方で奪三振は2試合で7。『打たせて取る』投球が多いだけに、甘い球を逃さず打ち返すことができれば攻撃の糸口をつかめる。

 


明大エース・竹田

 

 明大が要するはチーム打率リーグトップの強力打線。中でもクリーンアップは最大級の警戒が必要だ。3番には先日のドラフト会議で東京ヤクルトスワローズから2位指名を受けた主将の丸山和郁(4年)。4番の上田希由翔(2年)は東大戦で2戦合計9打点を挙げている。また、東大戦では5番に座った山田陸人(3年)は昨季首位打者を獲得しており、現在の打率も5割3分8厘とリーグトップ。その勢いはとどまることを知らない。さらに、6番のルーキー宗山塁(1年)にも注意を払いたい。宗山は1年生ながら今春からスタメン入り。現在は打率ランキング3位に入るなど、その実力を伸ばしている。

 


ヤクルトから2位指名を受けた明大・丸山

 

 対する早大は、強力打線を好調の二枚看板が抑え込む。法大戦ではエース徳山壮磨(スポ4=大阪桐蔭)が7回零封し、第2先発の西垣雅矢(スポ4=兵庫・報徳学園)は2試合連続で9回を無失点に抑えている。また、原功征(スポ3=滋賀・彦根東)加藤孝太郎(人2=茨城・下妻一)ら救援陣の安定感も光る。

 

 一方の打撃陣。キーマンとなるのは3番・蛭間拓哉(スポ3=埼玉・浦和学院)、4番・岩本久重副将(スポ4=大阪桐蔭)だ。打線の中軸を担う両選手だが、法大戦でともに無安打。明大戦ではクリーンアップの復活なくして勝利はない。特に岩本は春季リーグ明大戦では4打点を記録しており、その得点力に期待したいところだ。また、破竹の勢いを見せる今井脩斗(スポ4=埼玉・早大本庄)にも注目だ。東大1回戦ではリーグ戦初の本塁打を含む5安打7打点の大活躍。規定打席に達していないにもかかわらず、リーグ最多タイの10安打を放っており、8番打者ながら早大打線の核となっている。好調な投手陣を背景に、打線がつながりを見せれば、試合の流れを掌握することができるだろう。

 


主砲・岩本の復調が待たれる

 

 第4週を終えた時点で早大は4位となり、優勝への道はさらに険しくなった。しかし、今カードを連勝すれば、かすかな望みはつなぐことができる。しかし、春季リーグ戦では明大に連敗を喫しており、勝利することは容易ではない。稲穂打線が復活を遂げ、強敵を打ち破ることができるか。打線の奮起を待つのみだ。

(記事 小山亜美、写真 山崎航平、土生諒子)

 

東京六大学秋季リーグ戦星取表
順位   立 大 慶 大 明 大 早 大 東 大 法 大 勝ち点 勝率
立 大     ○4-0
○5-2
○15-6
●4-7
○8-3
○4-1
.833
慶 大   △4-4
△2-2
  ○15-1
○4-1
  1.00
明 大   △4-4
△2-2
  ○9-0
○22-0
  1.00
早 大 ●0-4
●2-5
    ○23-1
○19-0
△0-0
△0-0
.500
東 大 ●6-15
○7-4
●1-15
●1-4
●0-9
●0-22
●1-23
●0-19
  .125
法 大 ●3-8
●1-4
    △0-0
△0-0
  .000