メニュー

ホッケー部

2021.10.14

関東学生秋季リーグ 10月10日 東京・駒沢公園第一球技場

慶大相手にドロー 勝利ならずも準決勝進出を決めた

 雨が降る中始まった、関東学生秋季リーグ3戦目。相手は、春に敗北を喫した慶大だった。両チーム堅いディフェンスで得点を譲らない中、試合が動いたのは第4クオーター(Q)。ペナルティストローク(PS)を獲得した早大は、FW加藤清香(法4=東京・早実)がゴールを決め先制点を獲得する。このまま逃げ切りたかった早大だが、最後の賭けに出た慶大が、11人全員でフィールドプレーヤーになるパワープレーを選択。すると試合終了残り2分に、ゴールを決められ1-1。そのまま試合は終了し、引き分けに終わった。

 早大のセンターパスで試合が開始。序盤は、雨の影響からか転倒する選手も多く見られた。バランスを崩した隙を突き、相手の前へ出ようとするが、得点につながらない。早大は、MF山下天海(スポ1=京都・須知)がサークル付近へボールを運ぶものの、慶大の堅いディフェンスに阻まれ無得点の状況が続く。第2Qも、互いにペナルティコーナー(PC)を獲得するなどチャンスを作るが、ゴールを決めきれず。0-0で前半を折り返した。

ボールをキープするFW加藤

 第3Q中盤、MF山下からFW加藤へパスをつなぎ、敵陣へ攻め込むとPCを獲得。しかし、パスされたボールを止めきれず、またしてもチャンスをものにできない。試合が均衡する中迎えた第4Q。早大はPSのチャンスを獲得する。これをFW加藤が冷静に決め、1-0。先制点を獲得した。このまま逃げ切れば勝利する早大。しかし、慶大も黙ってはいなかった。残り時間およそ3分のところで、慶大はパワープレーを選択。11人全員がフィールドプレーヤーとしてコートに入り、一か八かの勝負を仕掛けた。攻めに転じた慶大のシュートを必死で食い止めるが、再び攻められゴール。試合終了残り2分のところで、慶大に追いつかれてしまった。MF堀山夏帆主将(教4=東京・早実)が「相手がパワープレーで11人全員がフィールドプレーヤーになったところの対策をしていなかった」と振り返るように、慶大の攻撃に対応することができなかった。その後、両チーム得点を決めることができず1-1。早慶戦は引き分けに終わった。

先制し、喜ぶ早大

 慶大に勝利することはできなかったが、相手より多くのPCを獲得するなど試合を優勢に進めた早大。得失点差により準決勝進出を決め、次戦はBプール1位との対戦だ。「決勝進出を目指して守備をしっかり固めて得点パターンを考えて上位に行けるようにしたい」と安岡裕美子監督(平16人卒=山形・米沢商)。決勝進出に向け、チームの気合は十分だ。

(記事 渡邉彩織、写真 永沼由羽平)

結果
TEAM 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
早大
慶大

コメント

安岡裕美子監督(平16人卒=山形・米沢商)

――今日の試合を振り返ってみていかがですか

自分たちがやろうとしていることがやれて点数も入って、引き分けでしたがとても良かったです。

――本日特に頑張ったと思う選手は

主将の堀山が一番ボールカットするというところで重要な仕事をしていたので、そこを囲んで取れていけたところが良かったです。

――今日の試合で見えたチームの課題は

最後パワープレーをされたときにディフェンス面で課題が。カウンターのケアとか止めきるところで止めきれないというところで課題がでました。

――次の試合への意気込みをお願いします

久しぶりに上位チームに入れるので格上相手にはなりますが、決勝進出を目指して守備をしっかり固めて得点パターンを考えて上位に行けるようにしたいです。

MF堀山夏帆主将(教4=東京・早実)

――どんな思いで試合に臨まれましたか

今日の試合に引き分け以上で上位進出が決まるということで、私たちは決勝を目標にしているので、まず今日は引き分け以上っていうところだったのですが、慶応相手なので絶対勝ちたいなと思っていました。

――対戦してみて春との変化を感じた部分はありますか

慶応はやることとしてはやっぱり変わっていないという印象があって、やっぱり打ち込んできたりとか、打ち込みが効かなかったら回してきたりだとか、読み通りではあったので、試合展開としては私たちが優勢に進められたかなと思います。

――自分たちとして変化した部分はありましたか

分析力がついた分、相手のウィークポイントや、相手がやってくることに対しての対応策っていうのをすごく練れたかなと思います。

――序盤は雨も降っていて転倒する選手も多くみられましたが、コートの状態としてはいかがでしたか

やはり自分自身もそうなのですが、結構転んでしまいました。相手もその分転んでしまうところがあったので、そこの入れ違いとかでそこをついて私たちが前に出るっていうところができたと思います。

――相手のディフェンスに阻まれる場面も多くみられましたが、どのように対応していきましたか

慶応がすごくスティックダウンをしてくる相手なので、それに対して特に右サイドではリフトとかちょっとボールを上げるなど、相手の前に出てくるというところで崩していくという話をしていました。

――試合を通しての良かった点と課題点を教えてください

良かった点は、ずっと早稲田が優位に進んでいたのがすごく良かったかなと思っています。いつも前半が私たちは相手のペースにのまれてしまうことが多いのですが、早稲田が自分たちのやることをちゃんと考えて進めたのが良かった点かなと思います。悪かった点としては、最後、やはり4Qで失点してしまったときに、相手がパワープレーで11人全員がフィールドプレーヤーになったところの対策をしていなかったので、そこは穴をつかれたかなと思います。

――次の試合に向けての意気込みをお願いします

次の試合が24日の順位決定予選になって、2年ぶりに上位リーグに進出することができました。3位に進んだ先輩たちがいたので、その先輩たちの姿を追いながらも自分たちは決勝を目指してやっていきたいので、次の順位決定予選で絶対勝ちたいなと思います。