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ソフトボール部

2021.10.13

第53回東京都大学連盟秋季リーグ戦 10月10日 埼玉・東京富士大学日高総合グラウンド

秋季リーグ2連勝!圧巻の投手力を披露する

秋季リーグ戦
国士館大
早大 ×
新宮、〇増田―渡邉 ◇(二塁打)なし ◇(三塁打)なし ◇(本塁打)なし

 10月10日、秋季リーグ2日目のこの日は国士舘大と対戦した。昨日の日女体大と同様に、春季リーグで敗北を喫した相手である。春では、同点で迎えた延長戦で、国士館の打線が底力を発揮、3点を奪われ惜しくも敗れてしまった。しかしこの日、投手陣は相手打線をわずか1安打に抑える圧巻の投球を披露、打線は6回に相手のミスを見逃さずに得点し1対0で勝利した。

 前述した通り、この試合は早大の投手陣のレベルの高さを見せつける試合となった。この日の先発は昨日同様、新宮怜美(スポ2=京都西山)が務めた。昨日は立ち上がりに苦戦した新宮だが、この日の新宮は違った。新宮が「昨日は速球で押していたので、今日は変化球を昨日よりも多く使い、ボールカウントを意識しながらストライクとボールの出し入れをしっかりした」と話す通り、1回をテンポのいい投球で締めると、そのまま5回まで相手打線に1本の安打も許さない圧巻の投球を披露する。時間が限られる中で、さすがの修正力を発揮し、相手打線を全く寄せ付けなかった。しかし一方打線は、国士館大の穴久保の投球に苦しめられる。相手の好投に抑え込まれ、2回まで誰も塁を踏むことができない。3回には、8番・吉澤一花(人科2=東京・桐朋女子)が中堅手の前に落ちる中前打を放つも後続が続けず、4回にも河井なごみ(スポ1=埼玉・伊奈学園総合)が内野安打で出塁し、5回には、田中彩絵(スポ3=福岡・三瀦)が二遊間を抜ける安打を放つが、やはり得点に結びつかなかった。5回までどちらも無得点と、ハイレベルな投手戦が繰り広げられることになる。

  そして6回、新宮に代わってエースの増田侑希(スポ4=香川・高松南)がマウンドに上がる。増田も新宮と同様に、相手打線を寄せ付けないテンポの良い好投を披露した。先頭打者に中前打を打たれるも、続くクリーンナップを三者凡退に抑える。そしてその裏、打線が流れを呼び込んだ。先頭の1番・井田菜摘(スポ3=群馬・健大高崎)が中前打を放ち出塁すると、2番・河井の打席で、相手捕手が捕逸、その間に井田が二塁に進む。そして河井が放った投手と一塁手の間の進塁打で井田は三塁まで進む。1死三塁とチャンスを広げ、打席には渡邉佳子(スポ3=東京・学習院女)が入る。1ボール1ストライクからの3球目、またしても相手バッテリーに連係ミスが生じ捕逸すると、その間に井田がホームに生還。貴重な1点をもぎ取った。そして7回、なんとしても追いつきたい国士館大だが、相手が悪かった。ギアの上がった増田は相手打線を最後まで寄せ付けず、三者凡退に抑える。土壇場で地力の強さを発揮した早大ナイン、1対0で国士館大にリベンジを果たした。

 この試合は、投手力の高さと地力の差を見せつけた試合となった。先発を務めた新宮は、春に国士館大戦に登板し、痛い敗戦を経験していた。しかしこの試合彼女は5回をノーヒットで抑える圧倒的なピッチングで、相手打線を翻弄した。高い修正力を見せつけた試合となっただろう。そして昨日の試合同様に春に敗れた相手に勝利したが、ここに早大の強さが現れている。それは負けを負けのままで終わらせないということだ。敗戦した経験を無駄にせず、勝利に結びつけるために修正を重ねてきた早大ナイン、これからの試合も目が離せない。

(記事 阿部優歩)

コメント

新宮怜美(スポ2=京都西山)

――試合を振り返っていかがですか

2試合とも勝つことが出来、チームとしても良いスタートがきれたので良かったと思います。自分達は2試合とも、後攻でした。1試合目の日本女子体育大学戦では点を取られましたが、2試合目の国士舘大学戦では無失点で抑えることが出来たことが結果に結びついた要因だと思います

――今日のピッチングの状態はいかがでしたか

変化球が安定していて、特に今日は緩球が良かったので、速球と緩球を混ぜながら相手の隙を攻められた事が良かったと思います。

――昨日よりも意識したところ、改善しようとしたところはどこでしょうか

昨日は速球で押していたので、今日は変化球を昨日よりも多く使い、ボールカウントを意識しながらストライクとボールの出し入れをしっかりしたところです。

――春に負けていますが、対策等はあったのでしょうか

長打力のある選手、小技力のある選手など、幅広い攻撃パターンがあるチームなので、バッターに応じた対策を練ることができてよかったです。

――見つかった課題があれば教えてください

課題は投球数が多いところです。やはりどれだけピッチングのテンポが良くても、球数が多いと終盤になるに連れて、球の質が序盤に比べて落ちてくると思います。初回をしっかりと3人で切り、球数を如何に少なく、工夫して次の回へ繋ぐ事が出来るかが鍵になると思いました。

――次戦に向けて意気込みをお願いします

この2試合で出た課題をこの一週間で克服し、次の試合では更に質の高い課題が出るよう、より実践をイメージした練習をして行きたいと思います。また、試合では無失点で抑えられるようより良いイメージで試合に望みたいと思います。応援よろしくお願いします。