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剣道部

2021.10.06

関東女子学生優勝大会 9月23日 東京武道館

接戦制し、6年ぶりの全日本出場決定

 2年ぶりの開催となった、関東女子学生優勝大会。無観客の会場で、早大剣士たちが躍動した。全日本女子学生優勝大会(全日本)の出場権が懸かった3回戦は、接戦に。「私たちらしく、チームでつないで勝てた」(浅野円佳女子主将、社4=岐阜・中京)という言葉通り、総力戦で勝利をつかみ、6年ぶりとなる全日本出場を決めた。

 初戦となった2回戦の相手は帝京大。次鋒の佐藤桃佳(社3=山形・左沢)、副将の松下夏生(スポ3=静岡・磐田西)が一本勝ちを決めると、大将の二神明日美副将(社4=愛媛・済美)も二本勝ちを収める。相手には一本も取られず、危なげなく初戦を突破した。

 続く3回戦。勝てば全日本出場が決まる大一番は、平成国際大との対戦となった。先鋒は栗山一花(社1=大分国際情報)。一本こそ取りきれないものの、相手の上段からの攻めに耐え、引き分けのまま後陣につなぐ。次鋒・佐藤は、序盤から積極的な攻めを見せる。しかし、開始2分ごろにメンを決められると、その後すぐにコテを奪われてしまう。リードを許した早大だったが、続く中堅の浅野が終了間際にメンを決めて一本勝ち。さらに松下も一本勝ちを収め、流れを渡さない。全日本出場権の行方は、大将に委ねられることとなった。

 そして迎えた大将戦。二神が勝つか引き分ければ早大の勝利。しかし負ければ敗退が決まる。その中で二神は、「『何がなんでも勝つ!』という強い気持ち」で臨んだという。その二神が先にコテを奪う。その直後にメンを返されるも、その後は守りきり、ついに試合終了。最終的には3-1で早大の勝利が決まった。

 2015年以来6年ぶりに、全日本出場権を獲得した早大。それでも選手たちは満足していない。今大会で露見した課題として、「確実に一本にする力」(浅野)を挙げた。4回戦の立大戦では決め手を欠き、5人で計一本しか取れずに敗北した。全日本まで残り約2ヶ月。最高の舞台でさらに輝く姿を見せるべく、今日も進化を続ける。

(記事 是津直子)

結果

2回戦 ○早大3(4)-(0)0帝京大

先鋒 栗山   ×   両角

次鋒 佐藤  メ-   門川

中堅 浅野   ×   宮本

副将 松下  メ-   大西

大将 二神 メメ-   高澤

3回戦 ○早大2(3)-(3)1平成国際大

先鋒 栗山   ×   山口

次鋒 佐藤   -メコ 佐藤玲

 

中堅 浅野  メ-   東海林

副将 松下  メ-   佐藤光

大将 二神  コ×メ  松﨑

4回戦 ●早大1(1)-(2)2立教大

先鋒 栗山   -メ  福居

次鋒 佐藤   ×   相馬

中堅 浅野   ×   小森

副将 松下   -メ  井上

大将 二神  コ-   小野澤

コメント

浅野円花女子主将(社4=岐阜・中京)

――今日の試合、チーム全体を振り返っていかがですか

まずは全日本出場権を獲得できたことと、私たちらしい、チームでつないで勝つことができたことがよかったです。

――今日のチームとしての目標は何でしたか

関東優勝です。選手には一戦一戦、初戦から自信を持って、自分の力を出し切ることを常々伝えていました。

――個人の試合内容はいかがでしたか

課題がたくさん残る試合内容でした。後輩にたくさん助けてもらったのにも関わらず、最後一本欲しい場面で勝ちきれなかったこと、二神までつなぐことができなかったことが何より悔しいです。

――全日本出場が決まった瞬間はどのような思いでしたか

4年目にしてやっと全日本に出場できるうれしさと、ここまでたくさん支えて下さった監督、OB、部員に感謝の気持ちでいっぱいでした。

――一方立教戦の敗因はどこだと考えていらっしゃいますか

相手の方がチームとしての闘い方を徹底していたところにあると思います。

――今日の大会で得た収穫と課題は何ですか

収穫は着実に実力が付いてきていることを実感できたことと、まだまだ成長段階で伸び代がたくさんあると分かったことです。課題はたくさんあります。どんな相手、状況でも確実に一本を取れる力を身につけたいです。

――全日本に向けての意気込みをお願いします

全日本としては主将として、一選手として必ずチームを勝利に導きます。全日本も無観客試合になると思うので、優勝旗を早大に持ち帰り、みんなで喜びを分かち合えるように、残り2ヶ月間死ぬ気で練習に励みます。

二神明日美女子副将(社4=愛媛・済美)

――今日の試合全体を振り返っていかがですか

まずは目標にしていた全日本出場を決めることができて良かったです。まだまだ課題があるので、全日本優勝を目指してさらに精進したいです。

――大将を任されましたが、個人の試合内容としてはいかがでしたか

比較的良かったと思います。全日本で強豪選手に勝てるよう今まで以上に努力したいです。

――全日本出場が懸かった平成国際大戦はどのような気持ちで臨みましたか

「何がなんでも勝つ!」という強い気持ちで臨みました。大将としてみんなの思いを背負い、最後は私がワセダを勝利に導こうと思っていました。

――全日本出場が決まった瞬間はどのような思いでしたか

すごくうれしかったです。今まで共に戦ってきた先輩方の顔が浮かびました。

――今日の試合で得た手応えと課題はどのようなものですか

上位進出できる力はあると感じました。課題として、確実に一本にする力をつけていきたいです。

――全日本に向けての意気込みをお願いします

部員全員で全日本優勝を目指します。

松下夏生(スポ3=静岡・磐田西)

――今日の試合全体を振り返っていかがですか

全日本出場が決まったことは良かったですが、まだまだ課題がたくさんあると実感しました。

――夏の間力を入れた練習は何かありましたか。また、その成果は今日出ましたか

自主練をたくさんして稽古量を増やしました。初戦と2回戦はそのおかげで自信を持って試合ができたと思います。

――平成国際大戦では大きな一勝を挙げられましたが振り返っていかがですか

気持ちの面で強気で試合に臨み、その結果良い流れで大将までつなげて良かったです。

――一方負けてしまった立教戦を振り返っていかがですか

自分の課題がはっきりした試合でした。大将まで回せず不甲斐ない気持ちです。

――今日の試合で得た手応えと課題は何ですか

今まで取り組んできた成果が実感できた一方、一本を取りきる強引さが足りないという課題が見つかりました。

――全日本に向けて意気込みをお願いします

残りの期間でもっと強くなれるように稽古に励み、チームの勝ちに貢献できるようにしたいです。