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剣道部

2021.10.06

関東学生優勝大会 9月19日 川崎市とどろきアリーナ

王者筑波大に敗北、ベスト16で全日本を見据える

 全日本学生優勝大会(全日本)を目指す戦いが再び川崎に帰ってきた。昨年は新型コロナウイルスにより中止された関東学生剣道優勝大会が、2年ぶりに川崎市とどろきアリーナで開催された。無観客での開催になったものの、早大剣士たちの気迫は十分。シード権獲得により茨城大との2回戦が初戦となった早大は、危なげなく玉川大との3回戦も勝ち進み、4回戦で筑波大との試合に挑んだ。しかし王者筑波大の壁は高く、一本と一つの引き分けをもぎ取ったものの敗れ、全日本への切符を獲得し、ベスト16で今大会を終えた。

試合に挑む早大剣道部

 初戦である2回戦の茨城大との試合で快勝を収めた早大は、3回戦では同じく2回戦を勝ち上がってきた玉川大との一戦に挑んだ。先鋒の和田晃貴(社3=東福岡)は引き分けになるものの、次鋒の門間光児 (社2=熊本・九州学院)は自分のペースを崩されずコテを打ち込み一本勝ちを収める。五将の大串快晴(スポ3=愛知・星城)は相手の竹刀が浮いたところにメンを、また相手がメンに飛び込んできたところでコテを決め、華麗な二本勝ちでチームを勢いづかせる。続く中堅の藤本大地(スポ4=岡山・玉島)も相手が打ち込んだ後に構えが少し崩れたところで、引メンまたコテをすかさず打ち込み二本勝ちに。三将の渡邉龍(スポ4=福島・安積)は一本負けになったものの、副将の野中翠(スポ4=千葉・安房)は相手の隙を逃さず打ち込んだ綺麗なメンで二本勝ちを収める。最後の大将の鈴木涼也(社4=佐賀・龍谷)も相手がメンに打ち込んできたところに素早くコテを決め、一本勝ちとなり、4回戦進出を決めた。

相手を見据える三将の渡邉

 そして迎えた2019年大会の王者、筑波大との一戦。和田は先鋒らしい勢いある動きで相手を捉えるものの、間合いからメンを奪われ一本負けに、また門間も手元が浮いた少しの隙にコテを打ち込まれ一本負けになる。大串はメンを奪われ一本負けに、藤本は大柄な体格を生かした上段で、巧みな足捌きを使う相手に隙を見せず、引き分けになる。渡邉は相手に態勢に隙ができたところにメンを打ち込み一本を奪ったものの、すかさず二本メンを決められ二本負けになる。野中は攻める姿勢を絶やさずに応戦するも、メンを打ち込まれ一本負けに。鈴木も近い間合いからメンを打ち込まれ、また試合再開直後にコテを奪われ二本負けとなり、早大はベスト16で4回戦敗退となった。

チームの大将である鈴木

 全日本への切符は掴んだものの、悔しい思いを抱いた今大会。しかし、「課題を克服していくというところで、発見があった」(鈴木)と、多くのものを吸収できた大会でもあった。全日本での目標は優勝。成長を誓った早大剣士に期待がかかる。

(記事 柴田真帆)

結果

2回戦 ○早大4(5)―(2)1茨城大

先鋒 和田   コ―    竹内

次鋒 門間   メ―    通事

五将 大串    ✕        三田

中堅 藤本    ―メコ  清野

三将 渡邉   メ―    庄司

副将 野中    ✕     茂木

大将 鈴木  コメ―    戸崎

3回戦 ○早大5(8)―(1)1玉川大

先鋒 和田    ✕    木村

次鋒 門間   コ―    中川

五将 大串  メコ―        大崎

中堅 藤本  メコ―    田中

三将 渡邉    ―メ   三改木

副将 野中  メメ―    大西

大将 鈴木   コ―    松本

4回戦 ●早大0(1)―(8)6筑波大

先鋒 和田    ―メ   黒川

次鋒 門間    ―コ   米田

五将 大串    ―メ       阿部

中堅 藤本    ✕     重黒木

三将 渡邉   メ―メメ  寒川

副将 野中    ―メ   大平

大将 鈴木    ―コメ  森山

コメント

鈴木涼也(社4=佐賀・龍谷)

――本日の試合を振り返っていかがですか

今日の試合は剣道部としては優勝目指して頑張ったんですけど、3回戦で強豪の筑波大学に負けてしまって。かなりのスコアで差をつけられて負けてしまって、とても悔しいんですけれど、課題も明確には見つかりましたし、1カ月後の全日本であったりとか、早慶戦に向けて、その課題を克服していくというところで、発見があったので、ある意味良かったのかなと思います。

――個人としてあるいはチームとして、課題または改善点は具体的に見つかりましたか

個人だと、やはり最後で筑波の大将の人に二本負けをしてしまったっていうところで、私自身まだまだ取りきるところというか、やはり我慢して最後勝負するってところで少し上手くできなかったので、最後の最後でしっかり我慢して、大事な場面で勝負して一本取りきるというところも、もっと頑張って行かなきゃいけないんだと思いました。チームでは、やはり私に回るまでに負けてしまったりだとか、チームとしての一体感とかがまだまだ足りないなと思っているので、そこは1カ月後までにやはり調整して、直していけたらなと思います。

――大将また主将として何か思うところはありますか

やはり剣道部として日本一というのを目指す中で、主将そして大将ですし、しっかり結果を出してチームを引っ張っていければなと思っています。

――コロナ禍になり制約が多い中で、練習の中で工夫されている点や意識されている点などありますか

コロナ禍の工夫したところで言えば、やはり試合が、これまでなかなか練習試合もそうですし、試合自体も去年は無かったというところで、いかに練習の中で試合を想定して、一本であったり、勝つっていうのを意識しました。練習内容をただ決めるだけではなくて、自分達が足りないところは何で、試合で勝つためには何をしなきゃいけないのかっていうのを明確にして、メニューも組んできたので、そういった点で試合に向けて、工夫出来てきたのかなと思います。

――全日本に向けての意気込みをお願いします

全日本では4年生は集大成というところで、しっかりと優勝を目指して頑張っていきたいと思います。

渡邉龍(スポ4=福島・安積)

――本日の試合を振り返っていかがですか

試合ごとに調子の波があり、安定した試合展開ができなかったことを悔しく思います。チームとしては、流れを意識した繋ぎの気持ちで挑めたと思います。

――筑波大との寒川選手に最初に一本決めました。どのようにお思いですか

自分が決めないとチームの敗退が決まってしまう場面で、狙っていたメンを決めることができて収穫があったと思います。

――コロナになり、鍔迫り合いでの反則が厳格になるなど変化がありますが、なにか意識する点、変化したと感じる点はありますか

意識した点は、これまで以上に自分から攻めて前で技を出し一本を取れるようにするという点です。変化したと感じる点は、引き技から攻撃のリズムが作りづらくなったので、技の繋ぎがこれまで以上に重要になったと感じます。

――個人として、あるいはチームとして具体的な改善点は見つかりましたか

個人としては自分の役割を徹底することがさらに必要になると感じます。チームとしては、強気で勝負をしかけて一本を取る力を身につけたいと感じました。

――全日本学生剣道優勝大会にむけての意気込み、目標をお願いします

筑波大学との試合で弱点や改善点が明確になったと思います。関東での悔しさをバネに、チャレンジャーの気持ちを忘れずに、日本一を目指して頑張ります。

門間光児(社2=熊本・九州学院)

――本日の試合を振り返っていかがですか

全日本出場という最低限のことはしっかりとできたのでそこはよかったかなと思います 。

――個人として、チームとしての目標はどのように設定していましたか

個人としては、私は前の方の次鋒というポジションでやっていたので、少しでもリードで後ろに回そうと思ったんですけど、負けてしまった試合は、私が負けてしまって、結局後ろに負担を掛けてしまったので、そこは反省かなと思います。

――この夏の間に特に意識したことや、改善しようと思った点はありましたか

この夏は体を作ろうということを考えていて、主に剣道の練習はもちろんしていましたが、それにプラスアルファで筋トレとかをやって、体を作る機会にしていました。

――この試合で個人としてあるいはチームとして、具体的な改善点など見つかりましたか

強いチームとやった時に、一本というのが非常に重みがあるなというのを改めて感じたので、やはり全日本学生では、どのチームも強いと思うので 、一本大切にやりたいなと思います。

――全日本での意気込みや目標などをお願いします

もちろん目標は優勝ですが、一戦一戦自分の与えられたポジションをしっかりこなせるように頑張っていきたいと思います。