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米式蹴球部

2021.10.03

関東大学秋季リーグ戦 10月2日 東京・アミノバイタルフィールド 

秋季リーグ開幕!甲子園ボウルへの第一歩を白星で飾る

TEAM 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
早大 BIG BEARS 10 17
桜美林大 THREE NAILS CROWNS

 甲子園ボウルに続く関東大学秋季リーグ戦、早大BIGBEARSは桜美林大と対戦した。一戦一戦が重要なグループリーグを勝ち上がり、甲子園ボウル優勝を目標に掲げる早大は闘志を全面に試合に臨んだ。試合序盤、早大はセーフティにより先制を許してしまう。しかし第2クオーター(Q)、第3QとTDを重ね、最後はナイスディフェンスで17-5と桜美林大の猛追を退けた。

 序盤はオフェンスが振るわず、桜美林大の好パントによって自陣1ヤードまで押し込まれてしまいセーフティを許してしまう。流れを掴まれた早大はその後FGを決められ第1Qで0-5とリードされる。しかしDB石野亨介(文3=東京・渋谷教育学園幕張)のロスタックルやDL永山開一主将(教4=東京・足立学園)の気迫溢れるプレーにより、流れを取り戻した早大は第2Q残り2分半WR上野陸(社2=東京・早実)が相手選手のタックルをスピンでブレイクし52ヤードのロングゲインTD。2年生ながらスターターを務めた上野は「チームとして雰囲気が悪くなっていたところで、自分がTDし逆転できたのは非常に嬉しかったです」と振り返る。さらに前半の時間を使い切るタイミングでFGを決めた早大は10-5で前半を終えた。

タックルをかわし、TDを決めるWR上野

 第3Q、前半の流れをそのままにQB國元孝凱(社2=東京・早大学院)からのテンポの良いパスやRB吉澤祥副将(スポ4=東京・成蹊)の力強いランで敵陣深くまで侵入し、第3Q残り6分TE安村共生(文構4=東京・早実)がTD。さらにリードを広げる。しかし第4Qで早大はパントや反則などのミスが重なり桜美林大のショートパスでレッドゾーンまで侵入され、ピンチを迎える。しかし、ディフェンスが奮闘し最後はDB岸野友哉(政経4=東京・早大学院)のインターセプトで桜美林大を振り切った。

ロスタックルを決めるDB石野

 甲子園ボウルへの第1戦目で白星を挙げることができた早大だが、RB吉澤副将は「試合の入りで、見て見てで攻めてしまっていたので、最初から最後まで同じように自分たちのペースで攻め続けられるようにしたいです」とオフェンス面での課題を指摘した。苦しい時間を最低限の失点で抑え、終始集中力が高かったディフェンスだが、髙岡勝監督(平4人卒=静岡聖光学院)は「何回かインターセプトの機会をミスしていますので、チャンスを必ずものにするようにしなければなりません」とディフェンスには更に高いパフォーマンスを求めた。DL永山主将もDLユニットについて「良い感じだとは思うのですが、まだ60点くらいです。もっとやれると思うので」とおごらない姿勢を見せた。DB岸野友哉(政経4=東京・早大学院)は「次節も必ず勝利し、日本一に向け、精進します」と意気込みを語った。3週間後の東大戦、今回見つかった課題をどれだけクリアできるかが勝負の鍵となるだろう。

(記事 端山隼大、写真 小野寺純平)

得点経過
TEAM PLAY PLAYER(S) PAT PLAYER G/NG スコア
桜美林大 SAF #49清水 0―2
桜美林大 FG #49清水 0―5
早大 PASS #12國元→#83上野 #16平田 7-5
早大 FG #16平田 10-5
早大 PASS #12國元→#5安村 #16平田 17-5
コメント

髙岡勝監督(平4人卒=静岡聖光学院)

――試合を振り返っていかがでしたか

 おかげさまで、勝利を収めることができて良かったです。チームとして、最後まで集中力が切れずにいた結果です。

――チームとしてどのようなプランで初戦に臨みましたか

コロナの影響で、昨シーズンから満足に実戦経験が少ないメンバーで臨みました。春も十分な実戦ができていませんでしたので、高校時代からアメフト経験が豊富にある選手を擁する桜美林大さんとの戦いは、経験値で不利になることが予想されました。それを補うために、プレーをシンプルにして、1プレー1プレー1人1人が自分の役割を全うすることをこの試合にかけました。

――後半、追加点をあげた後4Qではミスが続きピンチになりましたが、チームの雰囲気としてはいかがでしたか

ディフェンスが踏ん張ってくれていましたので、集中力が途切れずにいました。

――ディフェンスは全体的に安定していたと思いますが、いかがでしたか

今日は、タックルミスも少なかったです。ただし、何回かインターセプトの機会をミスしていますので、チャンスを必ずものにするようにしなければなりません。

――次戦への意気込みをお願いします

東大さんは、いつも苦しめられる相手です。本日、少し試合を見る機会がありましたが、身長が高い選手が何人もいて、リクルートが成功していると感じました。3週間空きますので、必ず修正をして我々を倒しにくると思います。1戦1戦チーム一丸となって全力で戦います。応援よろしくお願いいたします。

DL永山開一主将(教4=東京・足立学園)

――試合を振り返っていかがでしたか

勝てて良かったです。

――相手のオフェンスに2Q以降は完全に対応していましたが、ベンチではどのような指示があったのですか

いつも通りのことをやれば全く問題ないので、落ち着いて対応しようと話していました。

――初戦を終えて、DLユニットの出来はいかがですか

良い感じだとは思うのですが、まだ60点くらいです。もっとやれると思うので。

――個人としては本日の出来はいかがでしたか

まだ40点くらいです。ここから試合を重ねるにつれて上げていきます。

――次戦への意気込みをお願いします

チームとしては様々な課題が浮き彫りになったので、そこを1つ1つ潰し、次戦の東大戦に挑みます。自分たちはチャレンジャーなのでとにかく必死に戦って、勝ちます。自分自身ももっと狂気じみたプレーをしたいと思います。

RB吉澤祥副将(スポ4=東京・成蹊)

――チーム全体として試合を振り返っていかがでしたか

まず勝てたことは、良かったです。しかし、課題が多く出た試合だと思います。これから日本一になるためにつぶさなくてはいけないことがたくさん見えました。また、ディフェンスにかなり助けてもらったゲームだったので、オフェンスとしてもっと成長して、オフェンスで勝つ試合をできるようにしていきたいと強く思った試合でした。

――個人としてはいかがでしたか

全く駄目でした。勝負どころ、自分が活躍しなくてはならない場面で、役目を果たせずに終わることが多かったので、もっと練習をして、チームに貢献できるようにします。

――試合を終えて、オフェンスで出てきた課題は何ですか

最初からフルスロットルで攻撃できるようになることと、純粋な力をもっとつけることが必要だと思いました。試合の入りで、見て見てで攻めてしまっていたので、最初から最後まで同じように自分たちのペースで攻め続けられるようにしたいです。

――次戦への意気込みをお願いします

日本一に向け、絶対に落とせない試合なので、今日の試合と比べて、爆発的な成長が見られる試合にしたいです。また、次の試合はオフェンスで勝ったと言えるような試合をしたいと思います。

LB大庭エヴェレット舵(商4=東京・早大学院)

――試合を振り返っていかがでしたか

DL陣がハードにプレーをしてオフェンスに圧をかけてくれたので、LBとしてはとても動きやすかったのですごく感謝しています。気持ちのこもったプレーを見せることができたと思っています。

――好タックルを何度も決めましたが、どのようなことを意識して本日の試合に臨みましたか

自分の全てを出そうと思い、全力でプレーをしました。いつもは試合前は緊張していますが、今日はワクワクが勝り、とても楽しめました。自分らしいフットボールができたと思います。

――LBユニット全体の出来はいかがでしたか

DLのおかげでもありますが、相手の走路をふさぎ、強力なディフェンスを体現することができました。しかし課題はまだたくさんあります。LB2人でディフェンス、そしてチームをLEADできるようにより一層成長します。

――次戦への意気込みをお願いします

本日の試合はあくまでもスタートです。常に自分と向き合って、最強のLBになるために限界を突破します。

WR上野陸(社2=東京・早実)

――2年生でスタメンということでしたが、試合を振り返っていかがでしたか

初めにTDできて良かったです。プレーの精度や自分自身に課題がたくさんあることが分かったので次の東大戦まで一生懸命練習していきたいです。

――前半苦しい時間が続いていましたが逆転TDを決めた時の心境はいかがでしたか

チームとして雰囲気が悪くなっていたところで、自分がTDし逆転できたのは非常に嬉しかったです。

――試合を通してWRユニットとしてはいかがでしたか

パスで2本TDできたのは、良かったです。他にも要所要所で成功することができたので良かったかなと思います。

――次戦への意気込みをお願いします

初戦勝ったことに浮かれず、愚直に次戦も勝てるように取り組んでいきたいです。