メニュー

ラクロス部

2021.09.23

関東学生リーグ戦 9月20日 対法政大 東京・江戸川区臨海球技場

リーグ戦初戦、互いに譲らない試合は早大に軍配

  1Q 2Q 3Q 4Q 延長
早大
法大
▽得点者
櫻井3、倉田2、今井2、山邊

 ここ最近の寒さや雨も鳴りを潜め、照りつける日差しの下での開幕となった関東学生リーグ戦。今年度のリーグ戦は、例年とは違ったトーナメント方式での開催となった。早大の初戦の相手は法大。取って取られての接戦で、延長戦にもつれこむ。延長戦では両チームとも得点を許さず、同点のまま試合終了。最終的には2019年度のリーグ戦績が決め手となって早大が勝利をおさめた。

 1クウォーター(Q)序盤は法大が攻める展開となった。開始5分頃、なかなか主導権を奪えずに法大に先制されたが、すぐに点を取り返して試合を振り出しに戻した。一進一退の攻防が続くなか、早大が1Q終盤で2点の追加点をあげる。終了間際に1点を返され、早大が1点リードした状態で1Qを終えた。続く2Qは、早大が攻める場面も多く見られたが、なかなか点に繋げることが出来なかった。ゴールを決めたと思ったら得点が認められないなど、惜しいショットが度々あった。苦しい展開のなか、法大に2点を決められ逆転されてしまう。

ショットを狙うM F櫻井

 3Qでは、序盤に法政大に追加点をあげられ、さらに苦しい展開となった。攻めているものの点を決められない状態が続いたが、3Q終盤に差し掛かった頃、早大に待望の追加点が入る。その後さらにもう1点決め、同点で3Qを終えた。続く4Qでは、中盤に法政大が立て続けに得点し、2点差となってしまう。しかしすぐに早大が1点を返し、その後も攻めの姿勢を崩さずさらにもう1点を決め、再び同点となった。同点のまま試合が進んだが、残り1分の場面で早大にフリーシュートが与えられ、得点のチャンスが訪れた。M F山邊七菜子(基幹理工4=神奈川・日本女子大高)の鋭いシュートが法大のゴールに突き刺さり、見事早大が逆転した。これが決勝点になるかと思われたが、残り40秒頃、法大にショットをねじ込まれ、土壇場で同点に追いつかれた。

この日2ゴールを挙げたA T倉田

 迎えた延長戦、両者一歩も引かない攻防が繰り広げられた。延長戦開始1分頃、G山本芙結(スポ3=静岡)の好セーブが光り、会場が大いに沸いた。直後、早大は相手からボールを奪い自らの攻撃につなげる。相手の守備陣を崩し、放たれたショットはゴールネットを揺らすも惜しくもサイドネットにかかりゴールならず。結局両チームとも得点することが出来ず、試合は同点で幕を閉じた。ドローファーストタッチ数でも引き分けていたため、2019年度のリーグ戦績で勝敗が決まることとなり、2019年度のリーグ戦績が良かった早大がこの試合の勝者となった。

最後尾でチームを支えたG山本

 両者ともに点を取り合うシーソーゲームだった。なかなか流れを持ってくることができない展開が続き、終盤も相手に一度突き放され厳しい時間帯が多かった。それでも接戦の末に勝負をものにし、次の試合へ勢いをつけた早大。日本一という大きな目標に向けての一歩を踏み出した倉田組の今後の活躍も必見だ。

(記事 山田真由、写真 永田怜)

コメント

A T倉田瑠々 (文構4=東京・早実)

――試合を振り返ってみてどうでしょうか

これ(リーグ戦)が終わったら4年というか今年のチームは終わりというプレッシャーとかはすごくあったのですが、昨日全員でオンラインの決起会をした時に選手はサポートしてもらっていて、部員たちはその(試合に出る)選手たちは頑張ってという相乗効果の良い形で今日の試合に臨むことができたのではないかと思います。(試合の)入りから、早稲田はブレイク、速攻から流れを作っていくというところで1Qから流れは良かったのですが、2、3Qはミスやルールによるショットの無効などで相手にリズムを渡してしまったことで少しずつ崩れてしまったと思います。ただ、最後は「やるしかない」というところで一人一人のドライブから果敢に攻めることができたことは良かったかなと思っています。結果としては少し複雑な形となってしまいましたが、先輩たちも含めた早稲田全員で勝利を納めることができて良かったです。

――早慶戦からリーグ戦までかなり期間が相手しまっていたと思うのですが、リーグ戦に向けてどういった準備をしてきたのでしょうか

早慶戦では基礎力の部分で早稲田は上手くはないという部分があって、その基礎の部分を振りかって練習メニューに取り入れて準備してきました。少しずつではあるのですが、その基礎の部分は早慶戦に比べて伸びてきているのかなと思います。アタックに関してはこれまでは攻めあぐねや決まった人が攻めている感じで相手にわかりやすいという形ではあったのですが、そのパターンなどをアタックの間ですり合わせて色々なパターン攻めることができるようになったことは良かったのかなと思います。デフェンスに関してはしつこく密にパート練をしてくれたおかげで、練習試合を通して他大学や審判の方からレベルが高いといった言葉をもらったので、自信を持って取り組めたのかなと思います。

――4Qでは先に2点を先行される苦しい展開でしたが、チームとしてはどういった話し合いをして残りの時間をプレーしようとしたのですか

1点ずつでもいいから本当に取るしかない状況で、4年生は特にこの試合に負けると終わり(引退)というプレッシャーもありつつ、みんなともっとラクロスがしたいという気持ちが1点ずつ積み上げる結果に至ったのではないかと思います。

――4Qでは決着が付かず延長に入ることとなりましたが、延長にはいる前にどういった話をしたのでしょうか

延長は(点を)とったほうが勝ちということなので、失うものは何もないというか攻めるしかないということで、ボール取ったらとにかくゴールに向かうというところだったのですが、自分たちでフリーなショットを外してしまうところなどは決めていれば勝ちだったのでその辺りは今後生かしていきたい課題です。デフェンスが守り切ってくれたところもこういった勝ちに繋がったところだと思うのでアタックは修正しなくてはいけないところもありますが、最後の最後は誰も諦めなかったことが勝利につながったのかなと思います。

――最後に次戦への意気込みをお願いします

このままだと簡単にはいかない次の試合だと思いますし、日本一を目指していく中で気持ちの面でもプレーの面でも強化していかなくはならないと思います。次戦まで2週間くらいあると思うので、その間に一人一人が進化していくことができればと思います。どの試合も負けることができないと思うので、一戦一戦、一分一秒どんなボールにも食らい付いて勝ちにつなげていきたいと思います。

M F山邊七菜子(基幹理工4=神奈川・日本女子大高)

――今日の試合を振り返ってどうですか?

 試合序盤からいつも早稲田が流れを作れなくて後半から流れができて、でも最後及ばずみたいな試合が多かったのですが、1Qで果敢にゴールにいって点を決めて早稲田の流れを最初作れたのは結構よかったなと思います。だけど自分たちのミスやクロスのファールがあったりで一回上がったのに下がってしまったときに。相手に流れを持って行かれて点を取られたことがすごく多かったと思います課題としてはミスの後の修正や果敢に攻めている選手もいた一方で弱気になってしまう選手もいたので全員が果敢にゴールに攻めて行く必要があったなと思います。

――試合の準備としてどのようなことに取り組みましたか?

ほかの選手がディフェンスだったりアタックだったりの話をすると思うので私はミディについて話すと、今までの試合で早稲田が最初のドローでとれた時には流れを作れることが多かったのでミディはドローに力をいれてやってきました。個人としてもドロワーという役割があったので囲みの選手としっかりコミュニケーションとりながらどういう風に飛ばしたらいいかとか他大のコーチに教わって飛ばすバリエーションを自分の引き出しに加えたりとかして力を入れてやってきました。最後サドンビクトリーで勝負が決まらなくて、初戦はドローの勝ち確率が勝敗を決めるのですが、相手と引き分けに持ち込めたのはよかったなと思います。

――ドローが今日好調だったようですが、秘訣とかありますか?

うまく自分がはまったときは飛ばしたいところに飛ばすようにして、そのあと相手に取られちゃうシーンもあったのですが、そのときには相手が飛ばしたいところに飛ばさせないようにやりました。あと、囲みの人のボールへの飛びつきは私がうまく飛ばせなかったときに助けになりました。

――次の試合への意気込みをお願いします

今日見えた課題を2週間しかないけど2週間あるのでしっかり自分たちで厳しくやっていきます。自分たちが目指しているのは次勝つことを通過点としてさらに上なので、まずはもっと自分たちがゴールに果敢に攻めるとか、ディフェンスのところでも相手がやりたいことをやらせないことを極めて、まずは相手を突破して次自分たちが目指してるさらに上に行きたいと思います。

G山本芙結(スポ3=静岡)

――今日の試合を振り返ってみていかがですか

 早稲田は、ディフェンスから流れをつくるラクロスをしているのですが、序盤で相手に先制されて、その後もズレを直しきれずに、早稲田のディフェンスというのが出来ませんでした。また、自分としても取れるショットを取ることができないなど、上手くいかないこともあったのですが、そこのところを得点力のあるアタックが取り返してくれたので勝つことができたのかなと思います。

――大会までにどのような準備をしてきましたか

 自分は気持ちの強さでプレーの良さが決まる選手だと思っているので、練習のなかでも「自分で勝負してやる」という気持ちの強さをつくるところからトレーニングしていました。早稲田のアタックはシュートがすごく上手いので、その選手を止められればどのショットでも止められるという風に考えて、とにかく1本1本、体全体を使ってセーブすることを意識してやってきました。

――延長戦で素晴らしいショットストップがありましたが、意識した点などはありましたか

 ディフェンスがどれだけ抜かれても私がショットを止めれば絶対負けないと思ったので、法政が絶対にショット打ってくるというのを信じてただただ止めることだけ考えていたら体が動いたみたいな感じです。弾いちゃったボールもディフェンスがフォローしてくれてアタックセットまで繋げてくれたので、本当にディフェンス全員で止めた1点かなという風に思います。

――次の試合に向けて意気込みをお願いします

 まだ初戦勝っただけで、自分たちの目標はファイナル4日本一なので。そこに進むには次の試合も「自分たちは格上に挑戦するんだ」という強さをもって、気持ちから挑んでいきたいなという風に思います。