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相撲部

2021.09.22

第46回全国学生個人体重別選手権 9月19日 東京・靖国神社相撲場

東日本王者・栗田が歓喜の全国制覇! 園田はベスト8入りを果たす

 「東日本に続き優勝することができて本当に良かった」。栗田裕有(スポ2=新潟・海洋)は、そう喜びを口にした。東西の成績優秀者16人が集う全国学生個人体重別選手権(全国体重別)。栗田が気迫あふれる相撲で他を圧倒し、115キロ未満級で見事優勝を果たした。一方、100キロ未満級に出場した1年生園田陽司(スポ1=福岡・博多)は2回戦敗退。ベスト8という結果を「率直に情けない」と受け止めていた。

 東日本王者として今大会に挑んだ栗田。プレッシャーから緊張していたというが、そんな緊張を感じさせないほど圧倒的な実力を見せつけた。初戦から力強く押し出し、白星。続く2回戦も、終始主導権を握る試合展開での勝利だった。準決勝も順調に勝ち進み、迎えた決勝戦。立ち合いで相手に張り差しをされ、いきなり苦しい体勢に。しかし、この時「諦めずに回り込んで投げにいったのが良かった」という栗田は、最後に起死回生の網打ちを決めた。「結果を出して応援してくださる方々に恩返しができた」と感謝の言葉とともに優勝の喜びをかみしめた。

表彰式後、賞状と盾を掲げる栗田

表彰式で賞状を受け取る栗田

 一方、100キロ未満級に出場したルーキー園田。一回戦は、立ち合いしっかりと踏み込み、押し出しで勝利した。続く2回戦で迎えた相手は西日本王者のつわもの。立ち合いからのいなしに崩れずついていき、見合う展開をつくるも、最後は相手の投げをくらうことに。強敵相手に一歩及ばず、悔しい敗戦となった。園田は、「攻めが消極的」だったと反省した。初出場となった全国の舞台でベスト8の成績を残すも、今後の課題が見つかった大会となった。

大会後の園田、栗田

 二週間後には東日本学生新人選手権と東日本学生リーグ戦が控える。今大会は悔しい結果で終わった園田。この経験を糧に、新人戦では満足のいく成績を残せるか。そして、約2ヶ月ぶりの団体戦となる東日本学生リーグ戦。「また結果を出せるように頑張りたい」と意気込む栗田を筆頭に、早大相撲部はさらなる飛躍を見せるに違いない。

(記事 渡邉里奈、写真 早稲田大学相撲部提供)

結果

個人戦

栗田裕有(スポ2=新潟・海洋)

1回戦 ◯対角田初段(拓大)押し出し

2回戦 ◯対田岡参段(九州情報大)押し倒し

準決勝 ◯対小関参段(日大)押し出し

決勝 〇対岡田参段(東洋大)網打ち


園田陽司(スポ1=福岡・博多)

1回戦 ◯対豆田初段(九州情報大)押し出し

2回戦 ●対瀬戸弐段(金沢学院大)すくい投げ

栗田裕有(スポ2=新潟・海洋)

――優勝おめでとうございます。今の気持ちをお聞かせください

 まずは、日々の稽古の指導をしてくださる指導者の方々、共に戦ってくれるチームメイト、応援してくださる全ての方々に感謝いたします。ありがとうございます! 率直な気持ちとしてはとても嬉しく思っています! 東日本に続き優勝することができて本当に良かったです! また、結果を出して応援してくださる方々に恩返しができたので良かったです。

――東日本大会での優勝は、自信になりましたか

 東日本体重別での優勝は自信にもなりました。ですが、東日本体重別の優勝者として今回の大会には挑ませていただいたので、その分プレッシャーもかかりとても緊張しました。

――東日本体重別から今大会に向け、どのような準備をされましたか

 2週間という短い時間でできる準備は限られていたので身体をしっかりと休めたり、
ウエイトトレーニングを行ったり、基本的な動きの確認を行ったりと幅広く準備をしてきました。

――決勝戦を振り返っていかがですか

 立ち合いで張り差しをされて体が浮いてしまって焦りました。しかし、その後諦めずに回り込んで投げにいったのが良かったと思います。

――次の大会に向けて意気込みをお願いします

 再来週の東日本学生リーグ戦に向けて、しっかりと調整して万全な状態で挑めるように準備をし、また結果を出せるように頑張りたいと思います。

園田陽司(スポ1=福岡・博多)

――ベスト8という結果をどのように受け止めていますか

 ベスト8という結果に対して率直に情けないと思っています。日本一になるためにやってきましたが、日本一になれず情けないです。

――全国大会ということでしたが、緊張はありましたか

 緊張は全くしなかったです。1年生なので気楽に戦うことを意識しました。

――2回戦の相手は西日本王者でした。取組を振り返っていかがですか

 強いと感じました。しかし、勝てない相手ではなかったと感じています。試合で自分の実力を出せるように稽古を積まないといけないと感じました。

――今大会で見つかった課題はありますか

 攻めが消極的というのが課題の1つだと感じました。なので、もっと積極的に攻める練習をするべきだと感じました。

――最後に今後に向けての意気込みをお願いします

 次の大会は新人戦なので、自分の力を出せるように気楽に戦い、1つでも多く勝ちたいと思います。