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野球部

2021.09.19

東京六大学秋季リーグ戦 9月19日 神宮球場

これぞ、春の王者の実力 東大を圧倒し白星発進/東大1回戦

TEAM
慶 大 15
東 大
(慶)○森田、笠井、生井―福井
◇(二塁打)渡部遼、古川、福井、廣瀬、若林2、綿引(三塁打)福井(本塁打)廣瀬1号2ラン(2回)

 新型コロナウイルスによる1週間の延期と、台風14号による1日の順延を経て、8日遅れで開幕した東京六大学秋季リーグ戦(秋季リーグ戦)。春季リーグ戦で3季ぶりの優勝を果たした慶大は、東大との1回戦に臨んだ。慶大ナインは序盤から投打で東大を圧倒。打っては16安打15得点の猛攻、投げては3人の継投でわずか1失点。連覇を目指す秋季リーグ戦の開幕戦を快勝で飾った。

 


先発し好投した森田

 慶大打線は初回から東大先発・井澤駿介(3年)を攻める。先頭の渡部遼人(4年)がいきなり二塁打で出塁すると、2番・福井章吾(4年)が中前打で続き、無死一、三塁のチャンスをつくる。3番の廣瀬隆太(2年)が空振り三振に倒れたあと、4番・正木智也(4年)の1球目で井澤が暴投。相手のミスが重なるかたちで1点を先制した。

 続く2回からは慶大打線が猛威をふるう。2回、2死走者なしから9番・森田晃介(4年)と1番・渡部遼が四死球で出塁すると、2番・福井が放った打球は打ち取った当たりも左翼手・安田拓光(4年)が打球を見失い、これが2点適時三塁打に。これで試合の流れをさらにたぐりよせた慶大は、3番・廣瀬が左中間への2ランを放ち、この回4点を追加。3回には、朝日晴人(3年)が追加点となる中前適時打を放ち、この回限りで東大先発・井澤をノックアウトした。4回には、代わった東大・古賀拓矢(3年)から打者一巡の猛攻。6番・若林将平(4年)の適時二塁打などでさらに4点を追加した。慶大打線は、その後も5回に3点、7回に1点、9回に1点を加え、計16安打15得点。特に、16安打のうち半数の8安打が長打だった。

 


2ランを放つ廣瀬

 一方、慶大投手陣は盤石のピッチング。先発の森田は、走者を時折出しながらも、速球と変化球を織り交ぜたテンポの良い投球を披露。6回を投げ、東大打線をわずか78球で1失点(自責点0)に抑えた。森田のバトンを継いだ救援陣も好投。この日がリーグ戦初登板となった2番手・笠井建吾(4年)は、150キロに迫る速球を駆使し、2回を無失点に抑えた。3番手の生井惇己(3年)は、走者こそ出したものの、無失点で試合を締めくくり、15-1で大勝した。

 


この日がリーグ戦初登板となった笠井

 秋季リーグ戦の初戦を白星で飾った慶大。打線は初回から好機を逃さず、積極的に得点を重ねた。投手陣は被安打をいずれも単打に抑え、終始危なげないピッチング。一方の東大は、被安打の多さに加え、要所での守備の乱れや四死球といったミスも目立った。この日は持ち前の力を投打にわたって発揮した前回覇者・慶大。2季連続39度目の優勝を目指す戦いが幕を開けた。

(記事 横山勝興、写真 白谷友姫菜)