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ハンドボール部

2021.09.12

関東学生秋季リーグ 9月11日 東京女子体育大学体育館

前週のリベンジ叶わず 再び日体大に敗れる

 まさかの逆転負けから1週間を経て、関東学生秋季リーグ(秋季リーグ)の開幕戦を迎えた早大。奇しくも先週と同じ会場で再び日体大と相まみえた。序盤からカットインを多用した攻撃で主導権を握っていき、前半を2点リードで折り返す。しかし、後半開始直後から展開が逆転。オフェンスでのミスが多発し、逆転を許す。そのまま流れをもどすことができず、試合終了。今年3度目の対戦も悔しい敗戦となった。

 オープニングゴールを決めたのはRW青木里奈(スポ2=東京・白梅学園)。先週の試合では「自分の役割を果たせなかった」と語った青木がまず結果を残した。そして、点の取り合いが続く中で、CB村上楓(スポ2=福岡・明光学園)がスピードに乗ったカットインから連続得点。序盤から相手ディフェンスを困惑させる。さらには、日体大の2人連続退場をきっかけにLB阿部史歩(スポ2=岩手・不来方)が力強いカットイン。連続得点を挙げると、それに呼応するようにGK川村夏希(スポ2=東京・佼成学園女)がフリーシュートを防ぐファインセーブ。2年生の4人が試合の中で輝きを放っていく。7-3とリードを広げると日体大はたまらずタイムアウトを要求。前回同様、試合序盤を制した。タイムアウト後、1点を返されるが阿部史が豪快なミドルシュートで応戦。試合の流れを相手に渡さない。しかし、早大のリズムが崩れかけたのはその後の攻撃。阿部史がカットインでペナルティスローを獲得したが、得点には繋げず。さらに、前半19分にも阿部史がペナルティスローを獲得し、シューターを変えて臨んだが失敗。不穏な空気が流れ始める。だが、その後獲得した2度のペナルティスローをしっかりと決め切り、何とか2点リードで前半を終えた。 

相手DFをかわし、シュートを放つ阿部史

 前回の敗戦を生かし、後半もリードを広げていきたい早大。日体大ボールで後半が始まると、開始直後にペナルティスローから失点を喫してしまう。さらに、速攻で失点。2点のリードを失ってしまった。しかし、LW木村百花(スポ1=東京・白梅学園)がこの試合初めての得点を決めると、続けて村上が切れ味鋭いミドルシュートをゴールに突き刺す。それでも失点を重ねてしまった早大はディフェンスシステムを1-5に変更。日体大オフェンスの分断を図る。直後に、村上・阿部史・青木と好調な3人が3連続得点。ここで、後半の主導権を握るかと思われた。だが、日体大の素早いリスタートからのRB・RWを起点にしたオフェンスに手を焼き、連続失点。2点ビハインドとなった場面でタイムアウトを要求。このタイムアウトから流れを変えていきたい早大だったが、後半24分にこの試合最後のタイムアウトを要求するまで、木村のシュートによる1得点に止まってしまった。最後のタイムアウト明けに途中出場の浦野詩織(スポ2=愛知・旭丘)が得点を挙げるが、その後はパスミスなどから3連続失点。そのまま試合が終了し、今年3度目の対戦で借りを返すことは叶わなかった。

相手DFを振り切り、ミドルシュートを放つ村上

 「後半になって全体的に疲れが出て、足が止まってしまった」(青木)。後半の攻撃について青木がそう振り返ったように、またも後半になって攻撃が停滞してしまった。秋季リーグでの上位進出を狙う上でカギとなる試合だったため、勝利が望まれた一戦。「先週に比べると精神的に余裕を持って攻めることができた」と村上が振り返るように、前回出た課題にチャレンジできただけに悔しい敗戦となった。だが、次戦の相手は今年の関東学生春季リーグで苦杯をなめさせられた筑波大。村上は「競った試合でも自分たちのものに」と次戦に懸ける思いを語った。苦しい試合が続いた早大だが、何とか立て直しを図り、次戦では筑波大からの勝利を目指す。 

(記事、写真 杉原優人)

関東学生秋季リーグ
早大 23 14-12
9-17
29 日体大
GK 川村夏希(スポ2=東京・佼成学園女)
LW 木村百花(スポ1=東京・白梅学園)
LB 阿部史歩(スポ2=岩手・不来方)
PV 紅林詩乃(スポ4=東京・佼成学園女)
CB 村上楓(スポ2=福岡・明光学園)
RB 阿部美幸(スポ4=東京・佼成学園女)
RW 青木里奈(スポ2=東京・白梅学園)
コメント

CB村上楓(スポ2=福岡・明光学園)

――率直な試合の感想は

 先週と同じ相手に今週もまた負けてしまったので、本当に悔しい気持ちでいっぱいです。

――前回の試合を経て、チームで準備してきたことは

 先週の試合で後半に自分たちのプレーができずに失速したという課題があったので、後半も自分たちのプレーができるように試合全体の流れを考えながらやろうと今週は準備をしてきました。

――前半は攻撃で主導権を握っていましたが、セットオフェンスの際、どのように考えて攻撃していましたか

 先週の試合の課題でもあるパスミスでボールを奪われて点を取られるという失点がないように、しっかりと目の前(の相手)を突破する意識で今回の試合はプレーしました。

――前半中盤から日体大が高めのディフェンスを仕掛けてきましたが、印象はいかがでしたか

 先週の試合では攻めにくいという嫌な印象がありましたが、今週はそのディフェンスに対して攻める練習をしてきたので、先週に比べると精神的に余裕を持って攻めることができたかなと思います。

――次戦の筑波大戦の意気込みをお願いします

 秋季リーグの初戦で1勝はできませんでしたが、気持ちをしっかり切り替えます。明日の対戦相手である筑波大学は春リーグ(関東学生春季リーグ)でも僅差で負けてすごく悔しい思いをした相手なので、今回は競った試合でも自分たちのものにして、勝てるように頑張りたいと思います。

RW青木里奈(スポ2=東京・白梅学園)

――率直な試合の感想は

 悔しいです。先週は日体大に延長まで行って負けて、今回はこのチームで日体大に(リーグ戦で)リベンジできる最後のチャンスだったので、そこで勝てなかったという部分が悔しいです。

――前回に比べてサイドシュートの決定率が高かったですが、何か変えた部分はありましたか

 先週の試合でサイドシュートを外して、自分の役割が果たせなかったという後悔がありました。それで、何とかしたいと思って佐藤優花さん(スポ3=東京・佼成学園女)にアドバイスをもらいました。そこから練習で少しずつ(サイドシュートの)確率が良くなって、今回もそのおかげで先週より修正できたかなと思います。

――後半途中からディフェンスシステムを0-6から1-5に変えましたが、どのような意図の変更でしたか

 先週(の試合では)、0-6のまま続けて、悪いリズムを変えられなかったというチームとしての反省点があったので、先週のイメージを断ち切るという意味でも、後半はディフェンスシステムを変えて臨みました。

――後半はオフェンスでパスミスなどからボールを奪われる場面が多く見られましたが、その原因は

 後半になって全体的に疲れが出て、足が止まってしまったことが一番の原因かなと思います。

――次戦の筑波大戦の意気込みをお願いします

 筑波大とは春リーグ(関東学生春季リーグ)で接戦をして負けているので、ここもリベンジという意味で絶対に勝ちたいと思います。