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庭球部

2021.08.23

全日本学生選手権 8月23日 三重・四日市テニスセンター

男子シングルスで丹下が、女子ダブルスで石川・吉岡組が決勝進出! 男女アベック優勝目指していざ早慶頂上対決へ

 全日本学生選手権(インカレ)も残すところあと2日。大雨の影響で本来の大会期間内に全試合を消化できなかったため、予備日が使われた。この日は男女で単複の準決勝が行われ、早大からは男子シングルスに丹下将太(教3=東京・早実)、女子ダブルスに石川琴実(社3=東京・白鵬女子)・吉岡希紗(スポ3=三重・四日市商)組が出場した。結果は単複共にストレート勝ちで決勝進出。2017年以来、4年ぶりに男女アベックでの決勝進出を果たした。

 

ポイントを決め、雄たけびをあげる丹下

 男子シングルス準決勝。丹下は準々決勝で白石光(スポ3=千葉・秀明大秀明八千代)を破った近大の田口涼太郎と対戦した。優勝候補を破り、勢いに乗る相手との一戦は難しいものになると思われたが、試合は序盤から丹下が主導権を握る。「1球でも多く返す、泥臭く戦うということ」を意識していた丹下は、ラリー戦でミスをせず、相手が先にミスをするかたちでポイントを重ね、第2ゲームで幸先よくブレークに成功。その後のサービスゲームをしっかりとキープし、そのまま第1セットを獲得した。第2セットも似たような展開。第1ゲームに相手のミスとリターンから積極的に攻撃していったことでまたもや序盤にブレークする。その後のサービスゲームではデュースや30-30など競った展開が多くなり、相手にブレイクバックを許してもおかしくないような接戦が続いたが、要所のポイントでファーストサーブが光る。「1本欲しいときにファーストサーブをしっかり入れられた」(丹下)と前回の試合よりもさらに精度を上げてきたサーブがエースやリターンミスにつながり、ブレイクバックを許さずにキープし続けた。結局、最初のブレーク成功で生まれたリードをしっかり守り切り、決勝に進出。個人戦の全国大会での決勝進出は高校時代以来、2回目のことであった。

 石川琴実(社3=東京・白鵬女子)・吉岡希紗(スポ3=三重・四日市商)組は決勝進出をかけて園田女大のペアと対戦。第1セットは第1ゲームで40-40の末に落とすなど、相手のいいプレーに押されるかたちで序盤の2ゲームを落としてしまう。しかし、「引きずらずに切り替えられました」(石川)というように、その後は相手が決めにいったボール簡単にをミスするなどしてポイントを重ね、流れに乗って6-2として第1セットを獲得した。第2セットも引き続き石川・吉岡組のペースだったが、40-0や40-30から逆転されるなど、動きも良くなった相手にもったいないゲームの落とし方をしてしまい、一時は3-3と追いつかれる。しかし、「2人で集中力を上げてできた」(吉岡)というように2人はそこから3ゲームを連取。結局快勝でストレート勝ちを収め、石川・吉岡組は決勝に進出した。

 

快勝で決勝進出を決めた石川・吉岡組

 単複ともに準決勝は安定した試合運びを披露した早大の選手たち。次戦はいよいよ決勝、相手は男子シングルスが藤原智也、女子ダブルスが平田歩・永田杏里組と、ともに慶大の選手との対戦となる。どちらも相手は非常に強力だが、頂点に登りつめるためには越えなければならない壁だ。栄光のタイトル獲得をかけて、選手たちは早慶頂上対決に臨む。

(記事・写真 山床啓太)

結果

男子シングルス
▽準決勝
○丹下将太 [6-3、6-4] 田口涼太郎(近大)
女子ダブルス
▽準決勝
〇石川琴実・吉岡希紗 [6-2、6-3] 東谷和・宮﨑明莉(園田女大)

コメント

丹下将太(教3=東京・早実)

――決勝進出を決めての今のお気持ちをお聞かせください

自分自身、全国大会の決勝に進出したのが高校2年生ぶりですね。3年生の時に団体戦で決勝はありましたが、個人戦での決勝は2回目なので、経験がないのであまり実感がない感じはします。

――相手が田口選手でしたが印象はいかがでしたか

昨日、同期の白石(光 スポ3=千葉・秀明大秀明八千代)に勝っているということで、かなり警戒はしていました。かなりいい状態で今大会、勝ち上がってきている相手なので、僕も出せる力を全て出さないと勝てない相手だろうなとは感じていました。

――第1セットは第2ゲームでブレークしましたが序盤の展開を振り返っていかがですか

第1セット、第2セットともに最初にリードすることができたのが、まず勝因だと思っています。

――リードできた要因はどのようなところにあると考えていますか

まず相手よりも1球でも多く返す、泥臭く戦うということを意識してやれて、そこで先に相手がミスしてくれたので、気持ちの面で相手に勝てたという印象でした。

――最初にリードしてそのあとのサービスゲームをずっとキープできましたが、その要因は

自分のサービスゲームをキープできていましたが、結構ギリギリの展開が多くて。そこで1本欲しいときにファーストサーブをしっかり入れられたので、そこが大きかったかなと思います。

――やはりファーストサーブは調子が良かったですか

そうですね。昨日の試合ではあまり確率が高くなかったのですが、そこでしっかり修正して今日の試合に臨めたのでそこは良かったと思います。

――試合全体を通してバックハンドのラリーが多かったと思いますが、その辺りはいかがですか

たぶん僕の試合を分析されていて相手としてはフォアの方が得意というのは分かっていたと思うので、そこでバックに集められる展開が多かったと思います。僕もバックハンドの展開はあまり得意ではないので、クロスのラリーになるという展開が多かったと思います。そこで先にストレートに展開されるのが多かったのですが、しっかりフォアでカウンターを狙えていたので、そこは良かったと思います。

――ここまでのインカレの試合を振り返っていかがですか

初戦からあまり調子は良くなかったのですが、試合を重ねるごとに少しずつ調子は上がってきていると思います。男子は早稲田で僕しか残っていないので、最後にしっかり優勝してチームに勢いをつけていきたいと思います。

――改めまして決勝に向けて意気込みをお願いします

早稲田を背負ってあと1試合、全力で戦って優勝したいと思います。

石川琴実(社3=東京・白鵬女子)・吉岡希紗(スポ3=三重・四日市商)

――決勝進出を決めての今の気持ちからお聞かせください

石川 素直にうれしいです。

吉岡 うれしいです。

――第1セットは0-2になってからあっという間に取りましたが振り返って

石川 自分たちのミスというよりは相手がすごくいいプレーをしてきていてポイントを取られている感じだったので、そんなに落ち込むというか、引きずらずに切り替えられました。相手のミスとかにも助けられながら、自分たちの流れにできてからは簡単にいけたかなと思います。

吉岡 石川も言ってくれたように最初は相手がやることを決めてきているなとはわかって、気づけたというところが1つの収穫で、そのあとにつなげられました。1ゲーム目とかも40-40で取られていて、そこまで悪いわけではなかったので、そんなに気にせずにできました。

――第2セットでは3-3に追いつかれたあと、取ったと思いますがそこも同じような感じでしたか

石川 セカンドはこっちが40を取ってから追いつかれて落とすことがあったので、そこは反省点でした。セカンドを落として10ポイントになっていたら本当にわからないので、セカンドも何がなんでも取るぞという気持ちだけで戦っていました。

吉岡 あそこで取れていたらもっと差を広げられていたのにと思ってしまった部分が試合中にあったので、そこは割り切ってやらなければいけなかったなという反省があります。追いつかれた時に2人で集中力を上げてできたので、そこは良かったかなと思います。

――試合中、お2人でどのようなプレーをしようと話していましたか

吉岡 昨日の試合とかを見ている限り、相手がツーアップしてきたり、上でロブを使ってきたりというプレーをしてくるなということがわかっていたので、先にそれをされないようにプレーしようと決めたり、ストレートアタックが多かったのでそこをしっかり止めてから動こう、みたいなことはしっかり話し合いながらできたかなと思います。

――具体的にどのようなプレーが良かったなと今振り返って思いますか

石川 リターンをしっかり通せていたり、欲しいポイントでファーストサーブを入れられていたのは良かったかなと思います。

吉岡 私は逆にリターンの感覚が良くなかったのですが、ストロークの感覚は悪くなかったので、1本通ったあとからのストローク戦で押そうという気持ちでやっていたので、そこは良かったかなと思います

――明日の決勝に向けて意気込みをお願いします

石川 優勝目指して自分たちの100パーセントを出して頑張りたいと思います。

吉岡 元気よく楽しんでやれば結果はついてくると思うので、2人でいいプレーをして優勝したいと思います。