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水泳部

2021.08.17

関東学生リーグ戦 8月15日 神奈川・日体大健志台プール

課題が見えた3位決定戦 リーグ戦を4位で終える

TEAM 1P 2P 3P 4P
筑波大 13
早大
▽得点者
樋爪2、岡田2、中村2

 ついに関東学生リーグ戦(リーグ戦)も最終日。11日に行われた準決勝で日体大に敗れた早大はこの日、リーグ戦3位を懸けて筑波大と相まみえた。予選リーグでは敗れている相手だけに雪辱を果たしたい早大だったが、1-3で迎えた第2ピリオド(P)で相手に大きくリードを許す。第3Pで盛り返すも、第4Pで再び相手の攻撃を止められず、6-13で試合は終了。早大は2年ぶりのリーグ戦を4位で終えた。

 予選リーグの時とは打って変わり、「思い切りのある攻撃」(樋爪吾朗主将、スポ4=埼玉栄)を意識したという早大。その言葉通り、第1P前半から都田楓我(スポ2=鹿児島南)を中心に積極的にゴールを狙うが、ポストに嫌われ先制点を挙げることができない。試合が動いたのは4分。カウンターから最後は1対1の状況を作り出され、筑波大に先制を許す。迎えた6分、早大は相手の退水(※)から攻勢を強めると、大外でのパス回しから最後は右サイドでボールを受けた樋爪がシュートを決め、同点に。しかしその後相手に2連続得点を与え、1-3で第1Pは終了。第2Pに入っても嫌な流れを止められず、序盤から失点を重ねていく。一方の攻撃面も、「決定力不足を感じた」と樋爪が言うように、3度あった相手の退水を生かすことができない。結局第2Pでは無得点ながら相手に4点を奪われ、1-7と点差を広げられる。

 

この日2得点を挙げた樋爪

 主導権を握るため、早大のセンターボールで始まった第3P。これが功を奏したか、1分に中村大智(スポ1=埼玉・秀明英光)がペナルティスローをしっかり決めると、6分には岡田遼(社3=石川・金沢市工)がパスを受けて1人で持ち上がり、シュートを突き刺す。終了間際には、岡田のゴール左へのパスに反応した樋爪が、相手DFに付かれながらもゴールに押し込み、1点を追加。第3Pで3点を挙げた早大は、4点ビハインドで最終第4Pへ。第3P同様自分たちの流れで試合を進めたい早大。序盤に再び相手の退水から2度チャンスを得るも、ラストパスが通らず攻めあぐねる。そして迎えた2分、筑波大にゴールを決められると、試合は一転筑波大ペースに。5分には早大が退水を取られると、長いシュートフェイントから失点。この日の早大とは対照的に、「筑波大は決定機を確実に決めていた」(樋爪)。中村のこの日2本目となるペナルティスローや岡田のゴールで追いすがったものの、第4Pだけで5点を献上し、試合終了。最終スコアは6-13で、筑波大にリベンジとはならなかった。

 

中村のペナルティスロー

 「課題が明確になる試合でもあった」(杉山哲也監督、平21人卒=埼玉・伊奈学園総合)。この3位決定戦の勝敗を分けた要因は、やはり決定力だろう。終始リードを保ち試合を進めながらも、チャンスでは確実に決めてくる筑波大の脅威を実感したこの一戦。しかし「リーグ戦はインカレに向けた通過点」(杉山監督)であり、大会を通して課題を見つけられたことは、早大にとって大きな意味を持つ。そして、約2週間後には伝統の早慶戦が開催される。万全の準備をして、ライバルの慶大を迎え撃つ。

※重大なファウルを犯した選手は、20秒間ディフェンスに参加できない。

(記事 長村光、写真 市原健)

コメント

  

杉山哲也監督(平21人卒=埼玉・伊奈学園総合)

――今日の試合を振り返っていかがですか

試合前半に数多くの得点機会をつくることはできていましたが、決め切ることができず、逆に失点を重ねてしまい点差が開いてしまいました。課題が明確になる試合でもあったので、インカレや早慶戦までに対策を図っていきます。

――相手の退水を生かせない場面が多かったように感じました。その点はいかがですか

そうですね。退水の決定力不足はチームとしての勝敗を大きく左右するため、強みと言えるくらい自信をつけていけるよう準備していきます。

――今大会の総括をお願いします

今年は他チームとの戦力差が僅差となっている中、4位という結果は最低限の位置は確保したという印象です。リーグ戦はインカレに向けた通過点であり、課題が明確となり、良い試合経験が出来たと思います。

――早慶戦に向けてどのような準備をしていきますか

相手チームが早稲田相手にどのような戦略でくるのかを予想して対策を考えていきたいと思います。

樋爪吾朗主将(スポ4=埼玉栄)

――どのような戦略で臨まれましたか

筑波大は両サイドに得点能力が高い選手がいるので、その選手を最警戒した守備戦術で挑みました。

――今日の対戦相手は筑波大で、予選リーグでは敗れた相手でした。何か意識するところはありましたか

予選リーグではチームで失点を減らさなければならないという気持ちがあり、なかなか攻撃に転じる事が出来なかったので、今回は思い切りのある攻撃で必ず勝つという意識がありました。

――第2ピリオドで点差を広げられ、苦しい試合となりました。どのようなことを考えながらプレーしていましたか

決定機は何度もある中で決め切る事が出来ず、一方で筑波大は決定機を確実に決めていたので決定力不足を感じました。

――4位という結果をどのように受け止めていますか

目標としていた2位という成績を残す事が出来ず、満足な結果ではないです。普段とは違うリーグ戦でしたが、自分たちの位置付けを明確にする事が出来たと思うので、インカレに向けて決勝進出を目標に練習していきます。

――今大会を通して得られた収穫や課題があれば教えてください

今大会では特に後半戦より自分達の攻撃力不足が浮き彫りになってしまったと思います。守備ではポジション変更なども行いながら適正を見極める事が出来たと思うので良かったと思います。

――約2週間後には早慶戦が控えています。意気込みをお願いします

無観客試合とはなりますが開催に携わって頂いている関係者、OGOBの皆様に感謝を込め勝利という形で恩返しします!是非応援していただけると幸いです!