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相撲部

2021.07.28

第100回東日本学生選手権 7月25日 靖国神社相撲場

昨年に引き続き団体戦8強入り!田太と栗田は個人ベスト16の好成績発進!

 記念すべき第100回を迎えた東日本学生選手権。新型コロナウイルスの影響で、大会の中止が相次いだなかで迎えた今年度初の大会だった。早大は昨年に引き続き団体8強入りを果たす。個人戦では田太隆靖(スポ3=東京・足立新田)、栗田裕有(スポ2=新潟・海洋)がベスト16入りの活躍を見せた。

 団体予選は中大、拓大、法大の3校と戦う運びになった。中大戦では副将・鳥居邦隆(社3=愛知・愛工大名電)が華麗な上手投げを、拓大戦では先鋒・栗田裕有(スポ2=新潟・海洋)が技ありの外掛けで相手を崩し、勝利をもたらした。しかし、白星は続かず、2戦とも1勝4敗で終えることになった。

  第3戦の相手は前日に行われたBクラス団体戦を2位で通過した法大。先鋒・栗田の流れを受けるように、二陣・大村晃央(社1=静岡・飛龍)と大将・園田陽司(スポ1=福岡・博多)が白星を挙げ、4勝1敗で法大戦を制した。1年生の二人はこれが大学初の勝利で、忘れられない白星となった。続く決勝トーナメントは日大と対戦。優勝候補・日大から栗田がチームに1勝をもたらしたが、力及ばず結果は1勝4敗。これにて早大のAクラス団体8位が決まった。

戦いを終えた早大相撲部の様子

 続く個人戦で活躍を見せたのは田太と栗田。田太は初戦を不戦勝とし、第二戦へ。立ち合い相手が右に大きく変化したが、田太は崩れずついていった。必死に腕を伸ばし、最後は勢いよく押し出し。「思い切った相撲を心がけていた」。その言葉通りの戦いで、ベスト16進出を果たした。一方、栗田は立ち合いで膝を曲げて、鋭くぶつかり、相手を後退させた。最後は力強く押し出し、初戦を突破。第二戦も立ち合い同じく低くあたったが、相手も態勢が低く、押すことができない。それでも下から何度もぶつかって相手を起こし、2戦連続の押し出しを決めた。

 昨年に引き続き、団体8強入りの活躍を見せた早大相撲部。個人戦でも各々が存在感を見せつけた。そんな活躍を見せた一方で、今回は主力の二選手をけがで欠いた状態で迎えていた大会でもあった。けがを抱える選手の復帰への期待に、「ここで満足せず、まずはベスト4を目指したい」(園田)と意気込む1年生の存在。期待感に満ち溢れた船出となったのではないだろうか。

(記事 渡邉里奈、写真 早稲田大学相撲部提供)

結果

団体戦

Aクラス予選

予選1回戦 対中大 1勝4敗

先鋒 ●栗田弐段(はたき込み)棚橋参段

二陣 ●大村初段(寄り切り)住木参段

中堅 ●田太初段(引き落とし)土居参段

副将 ◯鳥居弐段(上手投げ)影山弐段

大将 ●園田選手(押し倒し)平野参段

予選2回戦 対拓大 1勝4敗

先鋒 ◯栗田弐段(外掛け)坂前弐段

二陣 ●大村初段(はたき込み)五島弐段

中堅 ●田太初段(押し出し)ジャミン参段

副将 ●鳥居弐段(上手投げ)松永参段

大将 ●園田選手(寄り倒し)井田参段

予選3回戦 対法大  4勝1敗

先鋒 ○栗田弐段(送り出し)橋本弐段

二陣 ○大村初段(上手投げ)松浦初段

中堅 ●田太初段(はたき込み)佐藤弐段

副将 ◯鳥居弐段(上手投げ)上川弐段

大将 ○園田選手(寄り切り)小湊参段

※予選8位通過

決勝トーナメント1回戦 対日大  1勝4敗

先鋒 ○栗田弐段(押し出し)石岡参段

二陣 ●大村初段(押し倒し)春山参段

中堅 ●田太初段(はたき込み)草野参段

副将 ●鳥居弐段(寄り切り)新井参段

大将 ●園田選手(押し倒し)川渕参段

個人戦

二見颯騎(スポ4=東京・足立新田)

2回戦 ●対丹羽弐段(東洋大)不戦敗

田太隆靖(スポ3=東京・足立新田)

2回戦 ◯対城間参段(日大)不戦勝 

3回戦 ◯対篠田弐段(東農大)押し出し

4回戦 ●対ジャミン参段(拓大)上手投げ

鳥居邦隆(社3=愛知・愛工大名電)

2回戦 ◯対春山参段(日大)不戦勝

3回戦 ●対土居参段(中大)上手投げ

栗田裕有(スポ2=新潟・海洋)

2回戦 ○対岡田参段(日体大)押し出し

3回戦 ◯対有光弐段(東農大)押し出し

4回戦 ●対干場参段(東洋大)寄り切り

土屋和也(スポ2=静岡・飛龍)

2回戦 ●対村田参段(駒大)不戦敗

大村晃央(社1=静岡・飛龍)

2回戦 ●対川渕参段(日大)押し倒し

園田陽司(スポ1=福岡・博多)

2回戦 ●対白神弐段(東洋大)不戦敗

 

コメント

田太隆靖(スポ3=東京・足立新田)

――新体制後初の大会でしたがどのような意気込みで臨まれましたか

 今回の大会は本来のレギュラーメンバーが二人怪我で出られなかったため、二人の思いも背負って試合に出場しました。

――中堅として臨まれた団体戦でしたがご自身の活躍についてどのように振り返られますか

 団体戦では中堅の役割を果たせず率直に悔しいと感じました。

――個人戦ではベスト16を決められましたが、何が良かったと振り返られますか

 個人戦では体が動いたことと、思い切った相撲を心がけていたのが良い結果を生んだのだと感じました。

――本日の大会を終えられて、室伏渉監督(平7人卒=東京・明大中野)から何か声をかけられましたか

 今の自分の課題とこれから勝つために必要な事を話しました。

――今後の大会に向けての意気込みをお願いします

 今回の団体戦では、一勝も挙げられなかったため自分の課題を克服し次からはレギュラーメンバーとして試合で活躍したいです。

園田陽司(スポ1=福岡・博多)

――まずは得意の型や「自分の相撲」について教えてください

 まわしを取ることができれば体の大きな選手とも戦い合えるため、まわしをとって前に攻める相撲が得意です。

――入学後初の大会でしたが、どのような意気込みで臨まれましたか

 1年生なので、背負うものは何もなく気負わずにのびのびと試合をしようと思って大会に臨みました。

――今大会を振り返っていかがですか

 決して満足のいくような良い結果ではないですが、主力メンバーが怪我をして試合に出場することができない中で、団体ベスト8に入れたことはすごい事だと思います。ここで満足せずまずはベスト4を目指したいです。

――今日見つかった課題はありますか

 自分の体の弱さを痛感しました。体重がまだ軽く、筋量が全く足りないので、筋トレや食事管理を徹底してまずは体重100㌔目指して頑張りたいです。体重が増えればもう少し戦えると感じました。

――今後の目標などをお聞かせください

 団体戦での全国大会ベスト4以上、個人としては体重別での全国制覇が目標です。

大村晃央(社1=静岡・飛龍)

――まずは得意の型や「自分の相撲」について教えてください

 自分は動いて勝つ相撲が得意です。

――入学後初の大会でしたが、どのような心境で臨まれましたか

 2人の先輩方が出られなくなってしまったので、先輩方の分も頑張らなければと思っていました。

――今日の結果を振り返っていかがですか

 ただ、(高校3年生の時はコロナ禍で大会無かったため)久しぶりの大会ということもあり緊張して体が硬くなってしまい、思うように相撲が取れませんでした。

――今大会を通して新たに得たことはありますか

 あまり気負いすぎない方がいいということです。

――最後に今後の目標などをお聞かせください

 Aクラスにいるのは当たり前にして、そこから勝てるようになりたいです。