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バスケットボール部

2021.07.08

第70回関東大学選手権 7月7日 神奈川・秩父宮記念体育館

後半堅い守りを見せ、見事初戦突破!

 2度に及び延期になっていた関東大学選手権(トーナメント)がついに開幕した。昨年はコロナの影響から中止となり、2年振りとなるこの大会、早大の初戦は西武文理大との戦いになった。「入りが緩くなってしまった」(F津田誠人主将、スポ4=京都・洛南)と語るこの試合では、前半こそ11点差で折り返すも、第3Q(クォータ)からは、早大の持ち味であるディフェンスからの速攻でリズムを掴み、西武文理大を突き放す。フレッシュな1年生の活躍も見られ、最終スコア92―51と危なげなく快勝し、次戦に駒を進めた。

 第1Q開始直後から津田とF兪龍海(スポ2=神奈川・桐光学園)が4連続得点を決め、幸先よくスタートをきった早大。しかし途中、オフェンスのミスから西武文理大に得点を許し、15―10と点差を離しきれない。もう一度スターティングメンバーに戻して臨んだ第2Q、早大は徐々にリズムをつかみ始める。インサイドでF星川堅信(スポ2=京都・洛南)と津田がミスマッチを生かしたポストプレーやリバウンドから得点を重ねれば、アウトサイドでは土屋大輝(スポ3=福岡大大濠)や宮川丈クレイトン(商3=愛知・千種)がスリーポイントを沈める。内と外バランスの良い攻撃で相手を揺さぶった早大は、37―26と11点リードで試合を折り返す。

オフェンスの中心を担った星川

 後半は早大のディフェンスが光った。高さのある堅い守りから、相手のシュートをタフショットに持ち込ませ、簡単に得点を許さない。「ディフェンスからオフェンスの流れをつくる」(G神田誠仁、社3=静岡・浜松開誠館)との言葉通り、兪龍海(スポ2=神奈川・桐光学園)と津田で2本のダンクシュートを決めるなどオフェンス面でも躍動した早大は、このクォータだけで24得点を奪い、西武文理大を大きく突き放した。迎えた最終第4Qでは、1年生が存在感を放った。第4Qだけで3本のスリーポイントを沈めた小野功稀(社1=新潟・開志国際)や「ゴール下まで走り込んで得点につなげた」と語る石坂悠月(スポ1=東京・国学院久我山)を中心に、幅広い攻撃スタイルを披露した彼らの活躍で、第4Qもモノにした早大は最終スコア92―51で、トーナメント初戦を快勝した。

ダンクシュートを決めチームを勢いづけた兪

 序盤は堅さが見られたものの、後半からはリバウンドやルーズボールなどチームの持ち味を見せることができた早大。2年振りに開催された春のトーナメントでうれしい白星を手にした。早大の次戦の相手は、今日の試合で埼玉大に131点差をつけて勝利した日体大だ。「僕たちが力を入れている部分で絶対に負けないようにしたい」と意気込みを語った津田。今大会の一つの山場とも言える日体大戦だが、今日のような早稲田らしいバスケットを見せることができれば、自然と結果はついてくる。ベスト8をかけた明日の試合、なんとしても勝利をつかみとりたい。

(記事 落合俊、写真提供 柴田健司氏)

◇早大スターティングメンバー◇◇早大スターティングメンバー◇

第70回関東大学選手権 7月8日(vs西武文理大)
   1Q 2Q 3Q 4Q 合計

早大

15 22 24 31 92
西武文理大 10 16 16 51
◇早大スターティングメンバー◇


F#8 津田誠人主将(スポ4=京都・洛南)

G#1 神田誠仁(社3=静岡・浜松開誠館)

G#12 土家大輝(スポ3=福岡大大濠)

F#13 星川堅信(スポ2=京都・洛南)

F#15 兪龍海(スポ2=神奈川・桐光学園)

コメント

F津田誠人主将(スポ4=京都・洛南)

――今日の試合を振り返ってどうでしたか

昨年のトーナメントがなくなったことで、新入生が入った形での大会や試合の入りに、なかなかみんながアジャストできなくて、入りが緩くなってしまったというのがあります。

――勝因を教えてください

日々の練習の強度やそういった基礎の力というところで差が開いたと思います。

――チームとしてポストプレーが多かった印象を受けましたが、何か狙いはありましたか

自分たちにアドバンテージがあるのは身長だったので、身長で攻めようと話はしていました。

――ミスマッチになる場面が多かったと思うのですが、注意した点はありますか

相手が小さいということは、それだけ足元に入ってくるということです。危ないプレーも多かったので、怪我はしないように、頑張って点数を取りにいきました。

――第2Qと第3Qで得点が伸び、相手の得点も抑えられたと思いますが、何が要因だと思いますか

主に2点あるのですが、アップの時にいつも通りのパフォーマンスができるくらいに体が温まっていなかったので必然的に3、4クォータで身体が温まったというのと、隣のコートで試合をしていた立教大と拓殖大が1クォータで20―3だったのを見て、あれくらいの点差をつける気持ちを入れてやらなければいけないという話をしたのが大きな要因です。

――明日の日体大戦に向けて意気込みをお願いします

僕たちよりも身長が高くて、どんどん走ってくるチームなので、それ以外のリバウンドやルーズボール、DFなど、僕たちが力を入れている部分で絶対に負けないようにしようと思っています。

G神田誠仁(社3=静岡・浜松開誠館)

――今日の試合を振り返ってどうでしたか

スカウティングする中で、ディフェンス面では僕は特に9番の選手、相手のエースの選手をどれだけ抑えられるかというところを意識していました。簡単なスリーポイントは1本しかやられていないですし、ドライブも2本しかやられていないので、そこは良かったかなと思います。オフェンスに関しては、とにかくセットではなくてトランジションやパッシングで空いているところを突いていくという形で、あまりセットにこだわりすぎずにやっていました。ただターンオーバーが多くなってしまったので、そこは日体戦に向けて修正していきたいなと思っています。

――第2Qや第3Qでは速攻が多く見られました。そこはディフェンスとつながっていると思いますか

今年はディフェンスからオフェンスの流れをつくるという、今年に限らずそれが早稲田の伝統だと思っていて、特に第2Qで30点近く離せたのは今日の試合の中でよかったかなと思っています。

――チームとしてポストプレーが多い印象がありました。何か狙いはありましたか

相手よりこっちの方が10センチ、15センチ大きい選手が多いので、そこは外からよりもインサイドを中心に意識をして練習してきました。そこは常に意識していました。

――この前の早慶戦への出場がなかったと思います。今大会にどのような気持ちで臨みましたか

早慶戦をけがで出られなかったのが、僕としては悔しかったです。なので、そこはトーナメントでしっかり結果を残してチームに貢献するという強い意志を持って、トーナメントに臨みました。そこは明日の日体戦でも見せられればと思っています。

――明日の日体戦に向けて、意気込みをお願いします

明日勝てば最終日まで試合ができるということで、そこはチームとして一つの目標であり、最低限クリアしないといけないところだと設定しています。それをしっかり勝ちきって最終日まで残れるようにしたいです。

F石坂悠月(スポ1=東京・国学院久我山)

――今日の試合を振り返ってどうでしたか

個人としてはオフェンスリバウンドのところで、1年生のチーム目標では影響力というところで、それぞれ早稲田らしいリバウンドやルーズボールなど泥臭いところを1年生は頑張らないといけないというところが話し合って出てきました。なので、そういうオフェンスリバウンドだったりルーズボールだったり、そういうところにうまく絡めたというのは自分の中では良かったなと思っています。オフェンス面では特に、ゴール下までしっかりと走りきれたところが自分の中では良かったかなと思っています。外のシュートは相手がそこまでまだ打っていなかったので、自分が身長を活かしたプレーをするためにゴール下まで走り込んで得点につなげるというのを、今日は意識していました。

――チームとしてはポストプレーが多い印象を受けました。何か指示はあったのですか

もともと相手のスカウティングをしていた時にオフェンスは高さで攻めようという部分は出ていました。スタートの先輩たちがいい雰囲気を作ってくれたのですが、セカンドで出てきた1年生や2年生のチームが点差を縮められるなど、雰囲気が悪くなってしまいました。セカンドで出たチームはもっとそういう泥臭いところを頑張って、次につなげられるようにするというところは次回への反省点でした。

――出場時間が長かったように思いますが、どのような気持ちで試合に臨みましたか

セカンドで出る以上つなぎ役であり、雰囲気を変えずに、さらには盛り上げるくらいの気持ちでやらないといけないと思っています。監督もよく言うのですが、セカンドで出た選手がディフェンスなどの泥臭いところを頑張らないといけないと思っていて、セカンドやシックスマンで出る場合は、特にルーズボールやリバウンドを頑張らないといけないのかなと思って出場しています。

――明日の日体大戦に向けて、意気込みをお願いします

明日のポジションはかなりサイズが大きくなってきて、今回の試合よりもさらに厳しい試合になると思います。自分はもちろん、チームでディフェンスなど決められたことをしっかりとやれば、その後に結果がついてくると思います。地味なところをやるのが自分の仕事だと監督からも言われて、自分もそう思っているので、自分は泥臭いところをやっていきたいと思います。