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水泳部

2021.07.06

関東学生リーグ戦 7月4日 神奈川・慶大日吉プール

リーグ戦初黒星 強豪・筑波大相手に見せた粘り

TEAM 1P 2P 3P 4P
筑波大 10
早大
▽得点者
都田2、曵地2、樋爪、中井、中村

 関東学生リーグ戦(リーグ戦)が、2年ぶりに帰ってきた。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、例年の総当たり戦ではなく2グループ制のリーグ形式で行われることとなった。早大と同グループに入ったのは、筑波大、中大、慶大の3チーム。早大はここまで2試合を戦い、中大に12-7で勝利し、慶大には9-9で引き分けた。そして迎えたこの日、上位リーグ進出を懸けて筑波大との一戦に臨んだ。試合は早大が曵地孝太郎(スポ1=埼玉・秀明英光)のゴールで先制するも、第1ピリオド(P)中に逆転を許す苦しい展開に。その後は強豪相手に一進一退の攻防を見せたが追いつくことはかなわず、7-10で悔しい敗戦となった。

 筑波大のセンターボールから始まった第1P。第1P1分、相手の退水(※)から数的優位を得て攻勢を強めると、右サイドの樋爪吾朗主将(スポ4=埼玉栄)が浮かせたパスをゴール前へ供給。これをルーキーの曵地が右手でゴールへと押し込み、早大が先制に成功する。主導権を握ったかと思われたが、筑波大は黙っていなかった。2分、同じような攻撃から正面でシュートを放たれ同点ゴールを献上すると、その後も2連続失点を許し点差を広げられる。しかし6分、右サイドの樋爪から左サイドの都田楓我(スポ2=鹿児島南)へと大きく展開。ボールを受けた都田が素早いモーションからシュートを突き刺し、一歩も引かない姿勢を見せる。2-3で迎えた第2Pは、一転ロースコアの展開に。序盤から岡田遼(社3=石川・金沢市工)や中村大智(スポ1=埼玉・秀明英光)が積極的にゴールを狙うが、どちらもバーに嫌われる。そして4分、再び退水からチャンスを得た早大。落ち着いたパス回しで相手を揺さぶり、最後は中村がゴールを沈めて試合を振り出しに戻した。一気に逆転と行きたかったが、5分に相手にペナルティスローを与えてこれを決められ、3-4と1点ビハインドで前半を終えた。

 

シュートを放つ樋爪

 「第3ピリオドで相手に対して体力的な面でつらい部分はあった」(樋爪)と言うように、第3Pは苦しい時間が続き4点を奪われた。しかしその中でも、5分には曵地がゴール右からのシュートでこの日2点目を挙げる。7分には、岡田からゴール前でパスを受けた中井慶(政経3=沖縄・那覇西)が相手DFに付かれながらも決め切るなど追いすがり、5-8で最終第4Pに望みをつないだ。勝利のためには得点を奪うしかない早大は、1分に都田のペナルティスロー、2分に樋爪のゴールで2点を挙げるが、相手にも2得点を許し、なかなか点差を縮めることができない。早大はその後もチャンスをつくり続けたが得点にはつなげられず、7-10で試合終了のブザーを迎えた。

 

ペナルティスローを決めた都田

 この試合結果を受けて早大は慶大と勝ち点4で並んだが、得失点差で上回ったため上位リーグ進出を決めた。しかし樋爪は「上位リーグに進出できたことは最低限の結果だと思う」と語り、チームは既に次なる戦いを見据えている。4チームでのトーナメント制で争われる上位リーグ。早大は学生リーグ2位を目標としているが、初戦の相手は日体大と強豪が待っているだけに、チームとしてさらなる成熟が不可欠になる。これまでの3試合で得た収穫と課題を見つめ直し、1カ月後の夏の戦いに挑んでいく。

※重大なファウルを犯した選手は、20秒間ディフェンスに参加できない。

(記事、写真 長村光)

コメント

  

樋爪吾朗主将(スポ4=埼玉栄)

――どのような戦略で臨まれましたか

個人技が上手な選手がいるのでチーム全体で連携して行う事で守備の強化を図りました。両校とも守備を固めるチームで、ロースコアでの試合展開になると想像できていたので、ミスをなるべく減らしチャンスを突く戦術にしました。

――第1ピリオド中に逆転を許しましたが、粘り強く戦いました。試合を振り返っていかがですか

全体的に相手に対して守備が効果的に働き、粘り強く戦うことができたと思います。第3ピリオドで相手に対して体力的な面でつらい部分はありましたが、最後まで守備の意識は切らさずに戦えたと思います。もう少しチャンスで正確に決め切ることができれば、更にチームレベルは上がると感じました。

――今日の結果により上位リーグ進出を決めました。どう感じていますか

上位リーグに進出できたことは最低限の結果だと思います。今シーズンのリーグ戦2位という目標を達成する為には1位通過が望ましかったので勝利できず残念です。

――ここまで3試合を消化して、1年生の活躍も目立っています。その点はいかがですか

最初は体格的には劣っている部分もあり、プレーが堅い印象があったのですが、緊張感のある試合を積んでいることで着実に成長していると思います。まだまだ不安な部分はありますが的確な状況判断とフレッシュさでチームにいて非常に頼もしいです。

――次戦まで1カ月近く空きますが、どのように準備をしていきますか

今後は更に強豪校と試合をすることになるので、今日の守備意識を元に戦術守備の強化とチャンス時の決定率をトレーニングして勝利を目指したいと思います。