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弓道部

2021.07.05

第33回全国大学選抜大会 6月26日 東京・全日本弓道連盟中央道場、明治神宮武道場至誠館弓道場

まさかの初戦敗退 課題をバネに勝負の夏へ

 全国から強豪校が参加する全国大学選抜大会が開催された。新型コロナウイルス感染症拡大により、オンラインでの試合が続いていた中、今年度初めての対面での試合となった。試合形式は、5人立で各自4射1回のトーナメント法で、総的中数の多いチームの勝ちとなる。久々の対面形式で張り詰めた空気にもかかわらず、一本一本の結果は試合を大きく左右させることとなる。第1回戦、早大は京橘大と対戦したものの結果はまさかの敗北。悔しい結果を残し、初戦で姿を消すこととなった。

 第1回戦、2立目を終えた時点で早大は10射5中の的中率。相手に2中差をつけられ、1立目、2立目から追い込まれる展開となった。3立目、ようやく早大はいつものペースを取り戻し、全員が的中することに成功した。これによって、相手との差を縮めて1中差とした。そして迎えた勝負の4立目、健闘したものの力及ばず、再び2中差をつけられ、惜敗となった。

 今回の試合は、対面形式での試合の課題を明確にした。今後は、全関東学生選手権や全日本学生選手権など重要な試合が続くこととなるが、いかに課題を修正していくのだろうか。課題をバネに、勝負の夏が始まる。

(記事 中村日菜美)

結果

第1回戦
大前 田沼翔太(スポ2=東京・桜修館中教校) 4射3中
弐的 千葉智広(先理4=東京・早大学院) 4射2中
中  東海枝航平(スポ2=埼玉・浦和) 4射3中
落前 村岡晃輔(文構3=群馬・高崎) 4射3中
落  宮川晃弥(スポ4=茨城・清真学園) 4射2中

●早大13中-京橘大15中

コメント

本野凜太郎主将(人4=東京・國學院久我山)

――チームとして今回の試合はいかがでしたか

チームとしては、最近の普段の練習であまり調子の良くない選手が多い中で、なかなか納得のいく選手をそろえられないという状況が続いていて、不安を抱えた試合になってしまいました。でも、当日の朝の練習では選手一人一人はリラックスして引けていたので、いつもどおりのパフォーマンスが出せるのかなと思っていたのですが、やはり久々の対面の試合というのと全国から強豪校が集まるということで、普段どおりの実力が出し切れていなかったと思います。

――チームの現状の課題と、今後に向けて取り組んでいくことを教えてください

課題としては、普段どおりのパフォーマンスを本番も出すというところで、自分の射に対する明確な理解度や自信がまだまだ足りないので、まずは自信を付けていくということだと思います。取り組んでいくこととしては、いかに本番を想定した一本を普段の練習から引けるかというのを言い続けて、意識的にやっていきたいと思います。また、技術向上という面で、練習の量と質ともにさらに上げていかなければならないですし、射の技術の高いところの模倣をするなど、他大学や師範の教えによる根本的な技術力の向上に取り組んでいきたいと思います。さらに、緊張したときに当てなければならないということで、射に集中するといことを勧めていたのですが、やはり本番になると、射に集中ということをやってはいても、相手や的中数、周りの環境などで気になることがたくさん増えてきてしまっていたと思います。気になることを普段の練習で意識しないと、本番で外的要因が加わったときに意識してしまうので、そこをもう一度見直して、普段の練習の時から外的要因を意識したり、的中数という明確な数字を意識したりした上で、自分それぞれに合った対処法を見つけていってくれたらと思っています。

村岡晃輔(文構3=群馬・高崎)

――全国大学選抜大会の結果は率直にいかがですか

ダメダメですよね。さすがに初戦敗退はちょっときつかったと思います。

――具体的な課題があれば教えてください

練習ではみんな当たるのですが、やはり本番になると緊張するからなのか全然当たらないということが起きるので、射技だけでなく、もう少し僕も含めてみんなメンタル管理もしっかりと練習していけたらと思っています。

――全日本学生選手権まで1カ月ほどですが、今後に生かしていきたい点はありますか

先ほども緊張の話をしましたが、本番は当たり前ですがめちゃくちゃ緊張したので、そこでいつもと違う射が出てしまって、緊張にどのように打ち勝つかが課題だと思います。やっていることはいつもどおりなので、本番を見据えて、緊張によってどのように体が変化するのかなどを客観的に分析して、緊張にどのように勝つかを練習していきたいと改めて思いました。

――今後続いていく試合に向けて意気込みをお願いします

団体戦や個人戦があっても結局は自分がどのようにやるかなので、団体戦が負けても自分が良ければ納得できるし、自分が悪ければ団体戦が勝っても納得できないので、個人個人が、自分がチームを引っ張っていくという認識を持ってやっていけたらと思います。

田沼翔太(スポ2=東京・桜修館中教校)

――試合全体を振り返っていかがでしたか

久しぶりの対面の試合ということもあって、緊張したのが1番大きかったです。でも緊張しながらも久しぶりの対面の試合で、他大学の同期と会って交流の面でも、全体的に射技の面でも楽しめたというのが感想です。結果としては、一本抜いてしまったのと、自分の射の出来も緊張で結構崩れてしまったことも多かったので、8月に全関(全関東学生選手権)とインカレ(全日本学生選手権)も控えているのでそれまでに緊張した場面でどのようにすれば良いのかをもっと高めていきたいと思います。

――改善していきたい点はありますか

試合が近づくにつれて射が崩れやすいので、日頃の練習からもっと緊張感を持って、本番に近いかたちで練習をしていけたらいいと思います。

――反対に良かった点はありますか

大きな大会で大前として引くことが多いですが、初矢を必ず当てられているので、それは続けて、初矢を自分が当てることで流れをつくれるようにこれからも毎回やっていきたいと思います。

――今後大きな試合も続いていきますが、一試合一試合をどのような心持ちで取り組んでいきたいですか

これから全関(全関東学生選手権)やインカレ(全日本学生選手権)の本戦があって、それが終わったらリーグ(東京都学生連盟リーグ戦)という大事な試合が続いていくので、一試合一試合の一本一本をいかに練習でも本番に近いかたちでできるのかというところを徹底していきたいと思います。