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水泳部

2021.06.05

ジャパンオープン2021 6月4日 千葉県国際総合水泳場

三選手が決勝戦出場するも、メダル獲得はならず/ジャパンオープン2日目

 ジャパンオープンは2日目を迎えた。この日、早大からは昨日の予選を突破した古畑海生(スポ4=兵庫・市川)を含む三選手が決勝戦に出場した。さらに、米山毅(スポ2=東京・早実)は男子100メートル背泳ぎでB決勝に進出し、自己新を記録。メダル獲得者は出なかったものの、多くの選手が日本学生選手権につながる泳ぎを披露した。

☆古畑、表彰台にわずかに届かず

予選を5位で通過した古畑

 男子1500メートル自由形には、日本選手権で同種目自己新をマークし好調の古畑が出場した。昨日の予選を5位で通過した古畑はこの日決勝を迎えた。レースは遠藤光(中大)を先頭に、菖池竜輝(近大)や400メートル個人メドレーで五輪代表入りを決めている井狩裕貴(近大)らが前半からハイペースで引っ張る展開に。一方の古畑は先頭集団から少し遅れをとり、6位で折り返した。後半はテンポを上げ、じわじわと順位を上げた古畑。残り50メートルではラストスパートをかけ、ペースを落とした3位・菖池を捉えるが、わずか0.3秒届かず。惜しくも4位でのフィニッシュとなった。自己新の更新と「表彰台を目指していた」だけに悔しい結果となった古畑。次に見据える日本学生選手権(インカレ)優勝に向け、古畑のさらなる進化に期待したい。

☆早大女子は牧野、斎藤が決勝進出

  女子50メートル平泳ぎには斎藤千紘(商3=東京・早実)が登場した。日本選手権は同種目で自己新をマークし初めての表彰台に上った斎藤。予選では「隣のレーンの選手が見えて焦ってしまった」という反省を生かし、「自分の泳ぎに集中しよう」と決勝戦に挑んだ。迎えた決勝では前半から積極的な泳ぎを見せるも、後半徐々にペースを落としてしまう。最後は先頭集団から遅れをとり7位でゴール。レース後は「ベストから約1秒も遅く、反省しなければならない」と悔しさをにじませた斎藤。だが、明日はその気持ちを切り替え、女子200メートル個人メドレーの自己新更新を目指す。

  そして女子200メートル自由形には牧野紘子(教4=東京・東大付中教校)が出場した。同種目は牧野の専門種目ではないが、「予選、決勝をレースプラン通りに泳ぐ」と意気込み、レースに挑んだ。「手足がバラバラな感覚があった」という予選は7位で通過。決勝ではレース前に考えていたプラン通り、最初50メートルを28秒12、前半を58秒中盤で泳ぎ切り、3位で折り返す。しかし、後半からペースを上げることができず、徐々に順位を落とし、最後には7位でゴールとなった。牧野が得意としている200メートルバタフライが行われるのは3日目。バタフライ種目での「全力の泳ぎ」に注目したい。

☆B決勝出場者も続々

  女子400メートル個人メドレーには期待のルーキー松本信歩(スポ1=東京・東学大学付)が出場した。予選では4分49秒台で10位と、ベストタイムから5秒ほど落とし、惜しくも決勝進出はならず。B決勝ではタイムを予選からあげたが結果は4位となった。だが、松本には3日目の200メートル個人メドレーが控えている。この種目では出場者内で最速の自己記録を持つ松本。自分らしい泳ぎを展開し、笑顔で大会を終えることができるか――。

B決勝で力泳を見せる米山

  この日男子100メートル背泳ぎでB決勝に進出したのは米山。予選を自己新の55秒87で12位の結果を残すと、迎えたB決勝でも予選からタイムを縮めて3位でゴール。予選、B決勝共に安定した泳ぎを見せ、見事自己新を更新して見せた。早慶対抗戦やインカレに向けても、若い世代の活躍から目が離せない。

(記事 小山亜美、写真 日本水泳連盟提供)

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結果

◇決勝

男子1500メートル自由形

古畑海生 15分22秒36【4位】

女子50メートル平泳ぎ

斎藤千紘 32秒28【7位】

女子200メートル自由形

牧野紘子 2分00秒77【6位】

◇B決勝

女子400メートル個人メドレー

松本信歩 4分49秒02【4位】

男子100メートル背泳ぎ

米山毅 55秒82【6位】自己新

◇予選

女子50メートル平泳ぎ

斎藤千紘  31秒92【6位】

井ノ口茉里 32秒96【24位】

男子50メートル平泳ぎ

大﨑威久馬 28秒79【25位】

平河 楓  30秒92【37位】

女子400メートル個人メドレー

松本信歩 4分49秒69【10位】

女子200メートル自由形

牧野紘子 2分01秒31【7位】

男子200メートル自由形

蓑田圭太 1分50秒63【19位】

男子100メートル背泳ぎ

米山 毅 55秒87【12位】

長牛太佑 56秒52【26位】

コメント

古畑海生(スポ4=兵庫・市川)

――今大会はどのような目標をもって臨まれましたか

 表彰台を目指していました。

――予選の泳ぎを振り返っていかがですか

 余裕を持って泳げました。

――決勝はどのようなレースプランで臨まれましたか

 先頭集団に前半から離されないようにしつつ、途中ラップをあげることを意識していました。

――予選から修正した点を教えてください

 前半の入りを上げることです。

――決勝は4分22秒代となりました。タイムを振り返っていかがですか

 ベストを狙っていたので悔しかったです。

――決勝の泳ぎを振り返って反省点や良かった点を教えてください

 4位で目標に届かず悔しかったです。前半から積極的に行けなかったのが反省点でした。

――1500メートル自由形の今後の課題や目標は何ですか

 インカレでの優勝が目標です。

――日本選手権以降はどのような練習をされてきましたか

 少しオフをとって、泳ぎの技術を高めることに取り組んできました。

――400メートル自由形、800メートル自由形に向けて意気込みをお願いします

 気持ちを切らさずベストを尽くします。

牧野紘子(教4=東京・東大付中教校)

――ジャパンオープンはどのような目標をもって臨まれましたか

 予選決勝の2本をしっかりレースプラン通りに泳ぐことです。

――予選は7位での通過となりました。泳ぎを振り返っていかがですか

 手足のタイミングが合っていなかったのと、100~150メートルのタイムが遅かったです。決勝に残れたことは良かったです。

――予選から決勝に向けて修正した点があれば教えてください

 予選は手足がバラバラな感覚があったので、腕を中心にタイミングを合わせるようにしました。

――決勝はどのようなレースプランで臨まれましたか

 中途半端なレースにはしたくなかったので、50メートルを28秒1、前半は58秒中盤では入ろうと思いました。

――決勝の泳ぎの良かった点と反省点を教えてください

 前半は予定通り入ることができたと思います。泳ぎも無理なく落ち着いて泳げました。反省点としては、後半にギアをあげようと思って足を入れたときにタイミングがズレてしまったところです。

――日本選手権から約2か月で特にどのような練習をされていましたか

 足のけがもあったので上半身中心にトレーニングしていました。コロナで泳げなかった期間もありましたが、基本的には選手権後も練習に参加し、いい練習が積めていました。

――今後の200メートルバタフライ、100メートルバタフライの目標を教えてください

 全力で泳ぎ切ることです。

斎藤千紘(商3=東京・早実)

――ジャパンオープンはどのような目標を持って臨まれましたか

 今の泳ぎを定着させることを目標に練習を積んでいますが、今大会はレースの中でも泳ぎを安定させることを第一目標として臨みました。

――予選の泳ぎを振り返っていかがですか

 ここ最近の練習から考えると悪い泳ぎではなかったと思いますが、ベストが出た選考会の時と比べると伸びが無くなっていた気がします。また、レース中に隣の方がかなり前にいるのが見えて焦ってしまい、泳ぎが小さくなっていたと思います。

――決勝はどのようなレースプランで挑まれましたか

 深く考えすぎずに自分の泳ぎに集中しようと思いました。

――決勝ではタイムが32秒台となりました。タイムを振り返っていかがですか

 ベストから約1秒も遅く、本来ならば100メートルの前半で泳がなくてはならないタイムで、予選からタイムも落としてしまった点も含め、しっかりと反省しなくてはいけないと思っています。

――日本選手権で「スタートの力み」を課題として挙げていました。今大会ではいかがでしたか

 ゴールデンウィークの合宿で、スタートの練習を今まで以上に意識して行ったので今大会では力まず、その課題は克服できたと思います。

――決勝では予選からタイムを落としてのゴールとなりました。振り返っていかがですか

 決勝では、初めから力んでしまい後半バテてしまうという展開でした。100メートルの難しさを感じました。

――泳ぎを振り返って、良かった点と反省点を教えてください

 良かった点はスタートからの浮き上がりが日本選手権の時よりスムーズにできたことです。反省点としては、泳ぎが詰まってしまっている感覚があること、レース中に焦ってしまい手と足のタイミングがズレてしまったことです。

――日本選手権から約2か月、どのようなことを意識して練習をされていましたか

 100メートルでもしっかり勝負できるように、50メートルの時と同じテンポと泳ぎを何回も繰り返すということを常に意識して練習をしてきました。

――平泳ぎ種目で今後詰めていきたい点を教えてください

 長所であるスピードを活かしたまま持久力をつけるという点です。

――明日の200メートル個人メドレーに向けて意気込みをお願いします

 今日の結果でかなり落ち込みましたが、明日は種目が変わるので気持ちもしっかり切り替えてベスト更新を目標に頑張ります。