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競走部

2021.05.24

第100回関東学生対校選手権 5月20〜23日 神奈川・相模原ギオンスタジアム

村上と菖蒲が優勝飾る! 複数種目で表彰台に/関カレ3・4日目

 関東学生対校選手権(関カレ)3・4日目にも好結果が相次いだ。3000メートル障害では、菖蒲敦司(スポ2=山口・西京)が優勝を飾り、1500メートルからさらに、表彰台の高い位置に上った。またこの種目では出場した3人全員が入賞を果たしている。そして同じく悲願の優勝を果たしたのが、女子400メートル障害でチーム唯一の出場となった村上夏美(スポ4=千葉・成田)。早大女子ヨンパーの強さを見せつけた。4日間の戦いを終え、結果は男子1部で71点を獲得して5位、トラックでは2位となり、目標のトラック優勝には届かなかった。女子は21点で総合10位、トラック7位となった。

男子3000メートル障害で優勝した菖蒲(中央)

 

(記事 布村果暖、写真 早稲田大学競走部提供)

★ラスト2周でスパートした菖蒲が優勝! 諸冨、北村も入賞(男子3000メートル障害)

終盤にスパートを仕掛け、1位でゴールする菖蒲

 男子3000メートル障害では出場した3人全員が決勝の舞台で躍動。ラスト2周過ぎでロングスパートをかけた菖蒲が1500メートルで2位となった悔しさを晴らす優勝を成し遂げた。そして諸冨湧(文2=京都・洛南)が7位、北村光(スポ2=群馬・樹徳)が8位となり、全員そろって入賞を果たした。

 決勝のレースはスタート直後から服部壮馬(順大)が大きく抜け出し、残りの11人が大きな集団に。先頭と集団との差は残り2周を切っても約7秒にまで開いていたが、「この距離ならラスト1周で追い上げても追いつけるかなと思っていた」という菖蒲が、レースプランの通り残り2周過ぎで集団から抜け出す。4日間連続のレースの疲労を感じさせない鮮やかなロングスパートで、一気に先頭との差を3秒ほどにまで詰め、ラスト1周へ。バックストレートで先頭を走る服部を捉えると、追い風を利用してペースを上げ、そのまま服部を引き離し1位でゴールした。混戦となった後方からも諸冨、北村がそれぞれ7、8位でゴール。目標の表彰台独占とはならなかったが、出場した3人全員が入賞、この種目だけで11点を獲得する活躍を見せた。

 予選、決勝ともに自己ベストを更新する走りにも、「まだまだいける感覚はある」と語った菖蒲。3000メートル障害は今年でやり切り、来年以降は5000メートルや1万メートルで戦いたいという。今回は入賞にとどまった北村、諸冨もルーキーイヤーである昨年の日本学生対校選手権(全カレ)で2、3位となった実力の持ち主。更なる活躍を見せてくれるはずだ。今回のおのおのの収穫、反省を今後のトラックの試合、そして駅伝シーズンへとつなげていってほしい。

(記事 及川知世、写真 大平氏提供)

★村上が強さ見せつけ優勝! 早大として5連覇を達成(女子400メートル障害)

猛追を振り切り1位でゴールする村上(右から2番目)

 早大のお家芸ともいわれる、女子400メートル障害。昨年まで小山佳奈氏(令3スポ卒)が大会4連覇を達成していたこの種目で、村上が59秒03のタイムで優勝。早大の名を再び歴史に刻み込んだ。

 関本萌香(スポ4=秋田・大館鳳鳴)、川村優佳(スポ2=東京・日大桜丘)が欠場となり、出走したのは村上のみとなった。予選では「前半でスピードを出しすぎてしまって、後半少しきつくなってしまった」と話しながらも危なげなく1着でフィニッシュ。準決勝では予選で出た課題を克服し、他を寄せ付けず1位で通過した。

 決勝でも「前半はテンポでいくことを意識していた」と序盤から快調に飛ばしていき、最終コーナーをダントツトップで抜けた。ラスト100メートルで青木穂花(青学大)に激しく追い上げられたが、「まずは自分の走りとして足を下ろすことを意識した」と自らの走りに集中。最後は0・04秒差で青木を抑え、関東女王の座を勝ち取った。レース後、安堵(あんど)の表情を浮かべ、スタンドにいるチームメイトに向けても笑顔で手を振った。

 「まずは優勝を飾ることができたのでとても安心している」、「早稲田で5連覇できてうれしく思う」と声を弾ませた村上。記録については満足はしていないが、「今回の課題を改善して、次に生かせるようにしたい」と前を向いている。3人中2人が欠場になったものの、早大の強さを改めて見せつけるレースとなった。これからも女子障害ブロックは輝き続ける。

(記事 朝岡里奈、写真 大平氏提供)

★山内怒涛の追い上げも、届かなかった0・2秒 (男子400メートル障害)

1位と僅差の2位でフィニッシュする山内(右)

 今大会、最も注目を集めたレースの一つともいえるのが、この男子400メートル障害だろう。前回覇者で、今月9日の東京五輪テストイベントで五輪参加標準記録を突破し勢いに乗る山内大夢(スポ4=福島・会津)と、同大会で優勝した黒川和樹(法大)という日本トップレベルの両者が激突。最後は0・14秒という僅差で、山内は惜しくも2位となった。

  予選を全体トップのタイムで通過した山内。決勝では、隣のレーンの黒川との勝負を意識しながらも「まずは自分でレースを組み立てて、前半良いスピードで入って持ち味の後半にうまくつなげる」ことを重視してレースに臨んだ。レースが始まると、バックストレートに吹く追い風に乗り「課題としていた前半の入りはうまくいけた」と上々の滑り出し。しかし、後半の逆足への切り替えで「ハードリングがぶれて」しまい、わずかなロスが生じた。最終コーナーを抜け、向かい風のなかでも粘り強さを発揮し、9台目の時点で約1秒あった黒川との差を一気に詰める山内。それでも、またしてもあと一歩及ばず、2位でゴールラインに飛び込んだ。「自分のちょっとしたミスで、また黒川に0・2秒差で負けてしまったことが悔やまれる」と、十分に勝機はあったからこそ悔いが残るレースとなった。

 東京六大学対校大会から始まり、今季4連続で死闘を繰り広げる山内と黒川。接戦だからこそ二人の勝敗に意識がいってしまうが、「ミス」があったとする今回でも山内のタイムは49秒90。走力が確実に上がっていることは、疑いようのない事実だ。来月に控える日本選手権での表彰台を見据えながら、今後もさらなる研さんを積む。

(記事 布村果暖、写真 大平氏提供)

★唯一決勝に残った三浦が5位に(男子200メートル)

複数名が横一線で飛び込む中、5位に入った三浦(左から2番目)

 静岡国際や東京五輪テストイベントで、エンジの存在感を見せ続けてきたこの種目。3人が対校得点をもたらすことも十分に期待できたが、今回は澤大地(スポ3=滋賀・草津東)が棄権。松本朗(スポ4=福岡・戸畑)、三浦励央奈(スポ3=神奈川・法政二)は、2名とも着順で予選を通過するが、そのレースで足を痛めた松本が準決勝で敗退。決勝には、自己ベストを更新した三浦が唯一の出走となった。

  準決勝では1回目のスタートで注意を受け、一瞬動揺が生じたという三浦。それでも仕切り直し、20秒77(+1・7)の自己ベストで走り切った。決勝では、足に不安がある状態でスタートラインに立った。未然にアクシデントを防ぐため、決勝レースでは安全策をとったという。その言葉が示すように、コーナーに差し掛かった段階では出遅れるかたちになったが、後半のホームストレートで粘りの走りを見せ、横一線のなか5位に食い込み、意地を見せた。

 今大会に登録された3人は、いずれも好調が続いており活躍が期待できたが、未出走であった澤も含めコンディションをこの種目に合わせられず、本来の輝きは見られなかった。しかし、トラックシーズンはこれからも続く。それぞれがベストな状態まで戻ってきたとき、エンジが会場を染めるだろう。

(記事 青山隼之介、写真 大平氏提供)

★千明が3位で表彰台に!井川も8位で入賞(男子5000メートル決勝)

三浦龍司(順大)との激しい2位争いの末、3位でフィニッシュラインに飛び込む千明(中央)

 長距離種目では最後の開催となった男子5000メートルには、千明龍之佑駅伝主将(スポ4=群馬・東農大二)、井川龍人(スポ3=熊本・九州学院)、伊藤大志(スポ1=長野・佐久長聖)の3人が出場。千明が3位で表彰台に、井川も8位に食い込み複数入賞を果たした。また今回が対校戦デビューとなった伊藤は17位となった。

  スタート直後は鎌田航生(法大)や藤本珠輝(日体大)、留学生が集団の先頭に立ちレースを展開した。その一方で、早大の選手らは集団後方につけてレースを進める。その後、井川と千明が徐々に集団の前方に位置取りを変える。留学生が集団から抜けると、「日本人の争いでラスト勝負になると入賞が危なくなる」(千明)と、日本人トップ集団の先頭へ。井川もこれに続き、伊藤はこの集団の後方につけた。周回を重ねるごとに徐々に脱落する選手が現れ、井川と伊藤も遅れを取ってしまうが、千明はラスト2周でペースアップ。そして迎えたラスト1周。日本人トップ争いは、千明と、1500メートルを制した三浦龍司(順大)との一騎打ちになった。千明は「ラスト100メートルで仕掛けられたら勝ち目はない」とロングスパートを仕掛けるが、三浦を大きく引き離すことはできず。ついにはラスト100メートルで三浦に先行を許してしまう。だが、ここで三浦に食らいついた千明は、ゴール直前でジェームズ・ブヌカ(駿河台大)を0・03秒差でかわし、全体3位でゴールした。

 途中で集団から離れた井川と伊藤は対照的な結果となった。井川はその後粘りを見せ、8位に食い込んだ。一方で、伊藤は第2集団を引っ張り懸命に前を追ったが及ばず。14分18秒83の17位でレースを終えた。

 他大学の有力選手が多く出場する中で、2人が入賞を果たしたことはチーム力が高まっている証であろう。ただ、千明は「課題も多く見つかった」と先を見据えて気を引き締める。その課題をクリアした先に、大学駅伝3冠の栄光が待っているはずだ。

(記事 高橋優輔、写真 大平氏提供)

★東洋大に競り負け、あと一歩優勝に届かず(男子4×400メートルリレー)

最後まで力走を見せたアンカー山内(中央)

 毎年強力なメンバーをそろえながら、2016年以来優勝から遠ざかっている男子4×400メートルリレー(マイル)。今年は藤好駿太(スポ2=福岡・修猷館)、小竹理恩(スポ4=栃木・佐野)、新上健太(人2=東京・早実)、山内大夢の布陣となった。予選はトップの記録で通過し、優勝への期待は十分。また3連覇がかかっていた女子が無念の欠場となり、仲間の思いを背負って決勝に臨んだ。

 決勝では早々に「意識していた」(小竹)という東洋大、法大との三つどもえの戦いとなった。藤好からバトンを受け取った小竹はオープンレーンを利用して2校の背後につけ、追い風に乗って後続を突き放す。ホームストレートで東洋大と並び、先頭でバトンを渡した。

 3走の新上も序盤こそ先行を許したが、後半に伸びる走りを見せ、再び東洋大と並びトップに立つ。アンカー山内はこの種目で日本代表の経験がある鈴木碧斗(東洋大)、今大会で400メートル4位の澤田夏輝(法大)を従え、先頭をひた走った。後続のチームに猛追される場面もあったが「余裕があった」(山内)と第3コーナーでギアを変え、最後の直線ではついに鈴木との一騎打ちに。しかし、それまで後方に位置づけていた鈴木のラストスパートがさく裂した。今大会200メートル優勝を達成したその切れ味には敵わず、山内は2位でゴール。レース後は、しばらくその場から立ち上がることができなかった。

 目の前で東洋大の3連覇を許し、悔しさをにじませた4人。しかし伊東利来也(令3スポ卒=現三菱マテリアル)、小久保友裕氏(令3スポ卒)の2枚看板が抜けて戦力低下が懸念された中、今年も学生トップレベルで戦えることを示した。また今季は今回マイルに出走した全員が、各自主戦場とする種目で自己ベストをマークしており、走力が着実に成長していることは間違いない。全カレでは東洋大や法大、さらには予選で失格となった日大とも再びしのぎを削ることになるだろう。今回の、そしてこれまでのリベンジを果たす姿を心待ちにしたい。

(記事 名倉由夏 、写真 大平氏提供)

結果

3日目

▼男子1部

▽200メートル

予選(5組2着+6)

1組  松本 朗   21秒27(-2.1)2着 準決勝進出

2組  三浦励央奈  21秒30(-1.2)2着 準決勝進出

4組  澤 大地   棄権

▽800メートル

予選(4組3着+4)

1組  日野斗馬   1分55秒29(7着)

▽400メートル障害

予選(3組2着+2)

1組 田中天智龍  51秒83(5着)

2組 新井公貴  51秒93(4着)

3組 山内大夢  50秒42(3着)  決勝進出

▽3000メートル障害

予選(2組5着+2)

1組

菖蒲敦司  8分53秒48(2着)自己新記録 決勝進出

諸冨 湧  8分54秒73(6着) 決勝進出

2組

北村 光  8分59秒24(5着) 決勝進出

▽4×400メートルリレー

予選(2組3着+2)

2組   早稲田大学(藤好-小竹-新上-山内)3分08秒02(1着) 決勝進出

▽棒高跳

決勝

平川 巧 4メートル70(15位)

▼女子1部

▽800メートル

予選(4組3着+4)

2組 津川瑠衣 2分12秒49(3着) 準決勝進出

3組 髙田真菜 2分14秒20(6着)

4組 藤崎紗羅 2分22秒89(6着)

準決勝(2組3着+2)

1組  津川瑠衣 2分14秒54(6着)

▽400メートル障害

予選(4組3着+4)

1組 川村優佳 棄権

2組 関本萌香 棄権

4組 村上夏美  60秒97(1着) 準決勝進出

準決勝(2組3着+2)

2組 村上夏美  60秒19(1着) 決勝進出

▽4×400メートルリレー

予選(3組2着+2)

早稲田大学 棄権

4日目

▼男子1部

▽200メートル

準決勝(2組3着+2)

松本 朗  20秒91(+2.0)4着 

三浦励央奈 20秒77(+1.7)4着 自己新記録 決勝進出

決勝

 三浦励央奈  20秒96(+4.1)5位

▽5000メートル決勝

千明龍之佑  13分49秒32(3位)

井川龍人  14分08秒86(8位)

伊藤大志  14分18秒83(17位)

▽400メートル障害決勝

山内大夢 49秒90(2位)

▽3000メートル障害決勝

菖蒲敦司 8分45秒95(1位) 自己新記録

諸冨 湧 8分53秒91(7位) 

北村 光 8分56秒02(8位) 

▽4×400メートルリレー決勝

早稲田大学(藤好-小竹-新上-山内) 3分08秒11(2位)

▼女子1部

▽400メートル障害決勝

村上夏美  59秒03(1位)

総合得点

▼男子1部  

1位 順天堂大 141.5点

2位 日本大   105点

3位 法政大   79点

4位 東海大   77点

5位 早稲田大 71点

■男子3部  

1位 筑波大院  32点

2位 東大院   23点

3位 順大院   10点

4位 横国大院   9点

5位 東工大院   7点

10位 早大院    2点

■女子1部

1位 日体大 195点

2位 筑波大  90点

3位 青学大 74点

4位 中央大 54点

5位 順天堂大 47点

10位 早稲田大 21点

コメント

▼男子

▽1500メートル

菖蒲敦司(スポ2=山口・西京)

――4日間振り返っていかがですか

疲れたの一言です(笑)。

――4日間通しての調子はいかがでしたか

ずっと今シーズン調子よく来ていたので、 関カレもうまく走れるのではないかと思っていたのですが、思った以上に走れたのでそれはそれで良かったです。

――3000メートル障害について質問します。予選のレースプランはいかがでしたか

1500メートルの疲労が少しあったので、できるだけ後ろで休ませてもらって最後はしっかり着順を取りにという走りでした。

――決勝の時は疲労など体の状態はいかがでしたか

疲労自体はあったのはあったのですが、体が動かないというほどではなかったです。それでも3日間走ってきたので精神的な疲労も少しは感じていたので、決勝も最初は後ろでゆっくりさせてもらって、いけるところでいこうと考えていました。

――スタート直後服部壮馬選手(順大)が飛び出したのは予想していましたか

全く予想していなかったです。

――追いつけると感じたのはどのタイミングでしたか

1000メートル過ぎてからあまり差も広がらなかったので、この距離ならラスト1周で追い上げても追いつけるかなと途中で思っていました。

――焦りなどは特になかったのですか

焦りもなく走れました。

――2位集団の中での走り、力の入れ具合などはいかがでしたか

予選で久しぶりに集団で走ったのですが、その感覚をもとに決勝は考えながら走ることができました。

――どのタイミングで2位集団から飛び出そうと考えていましたか

レース前からプランとしていくならラスト1000(メートル)から、ラスト2周をすぎたあたりかなと思っていました。今日はバックストレートが追い風だったので、ラスト1000(メートル)すぎたあたりでいこうと決めました。

――予選、決勝ともに自己ベストを更新したことはどう捉えていますか

勝負レースだったので特にタイムは意識していなかったのですが、これまで持っているタイムが遅すぎたので、2本ともベストになりましたけど、まだまだいける感覚はあるので、次に走るなら狙っていきたいと思っています。

――テレビのインタビューでは3000メートル障害は今年までと発言されていましたが、来年以降は5000メートルや1万メートルで対校戦に出場したいということですか

今のところはそれで戦いたいと思っています。

――9月の日本学生対校選手権はどの種目で出たいと考えていますか

たぶん1500メートル、3000メートル障害はもうやらないと思うので、出ても5000か1万だと思います。

――今後の目標を教えてください

とりあえずトラックに関しては、日本選手権の3000メートル障害に出場して、自己ベストを出して3000メートル障害をやり切って、その後5000か1万のタイムを狙って走っていきたいと思っています。

――次のレースの予定とそこへの意気込みをお願いします

6月になってみないと分からないのですが、先ほど言ったように日本選手権に入れたら3000メートル障害を走って、そこで走ったとしても走れなかったとしても、次に狙う大会は7月中旬にあるホクレン(ホクレン・ディスタンスチャレンジ)での5000メートルです。そこで13分45秒、もしくは13分40秒を狙って走っていきたいと思っています。

諸冨湧(文2=京都・洛南)

――まず予選の走りについてお聞きします。レースプランはどのように考えていましたか

ついていこうと考えていたのですが、思ったよりも前の位置に出てしまいました。そこから中途半端なペースで前を引っ張っていたので、周りにうまく使われてしまったというところでは、あまり上手なレースはできなかったなという感じです。

――予選は菖蒲選手と同じ組でしたが、お互いにレースプランは共有していたのですか

二人とも前についていこう、という話はしていました。しかし、思ったよりもスタートの時点で自分が前に出てしまったので、その流れで自分が前でレースを進めるかたちになりました。

――ラストスパートで着順での決勝進出を逃しましたが、展開を振り返っていかがでしたか

終始きつくて、最後は後ろの人数を確認して、ヤバイな、という感じでした。状態も良くなかったので、かなりきついレースになりました。

――タイム次第、ということで予選の2組目はどのような思いで見ていましたか

着順で通れなかったので、これは落ちても仕方がないな、という風に思っていました。結果的に決勝に行けたのはラッキーだったかなと思います。

――次に決勝についてお聞きします。レースを振り返ってのお気持ちをお聞かせください

予選の流れをあまりうまく断ち切れなかったですし、決勝に関しても終始きつかったので、自分の中では現状では最低限のレースだったかなと思います。

――調子はどうでしたか

ここ最近走れておらず、調子は良くなかったのですが、それでもその良くない状況を作ってしまっているのも自分自身なので、今回は反省すべき点が多いかなと思います。

――直前の練習があまりうまくいかなかったのですか

そうですね、あまり体の状態が良くなく、練習できていませんでした。体の調子を整えるということも選手としては大事なことなので、しっかり今回はレースの結果というよりはここまでの過程をしっかり反省して、これ以降につなげていければと思っています。

――決勝のレースの目標は

まずは、対校戦ということで、最低限得点する、というのはあったのですが、個人としては優勝を目標にしていました。

――資格タイムがトップということもあり、注目されていたと思いますが、プレッシャーはありましたか

プレッシャーはそこまで感じていませんでした。自分の走りに集中しようと思っていましたが、なかなか状態も上がってきていなかったので、厳しい戦いだったと思います。

――レースプランは

序盤は様子を見ようと思っていたのですが、きつくて、ついていくだけで精一杯でした。

――序盤は集団の後方でレースを進めていましたがそれは意図的なものでしたか

いえ、意図的ではなかったです。

――ラストで菖蒲選手が集団から抜け出してからの動きはどういったことを意識していましたか

敦司のスパートには全く対応できなかったので、そこからは人数を数えながら、最低限8位入賞をする、ということだけを意識して走っていました。

――北村選手の位置は見えていましたか

見えてはいましたが、最後の1周までは9、10番手を争っていたので、そこを抜け出すことだけを考えて走りました。

――7位という結果についてはどう捉えていますか

結果については全く良くないので、いろいろと反省すべき点はあるのですが、ここで一喜一憂していても仕方がないので、しっかり次は今回の反省を生かしたレースができるようにしたいと思います。

――今後の目標を教えてください

次のレースは、確定ではないのですが、日本選手権の3000メートル障害かなと思っています。そこでは、順位よりは記録を目指すレースになると思うので、自分の今出せる力の最大を出せるように、過程を大事にしながら、残り3週間近くあるので、集中して取り組んでいければと思っています。

▽400メートル障害・4×400メートルリレー

山内大夢(スポ4=福島・会津)

――まず400メートル障害についてうかがいます。予選、決勝と調子はいかがでしたか

調子は良く、動きも良い感じで来れていました。

――予選の走りの感触はいかがでしたか

 準決勝がなかったので、予選から監督と話していたレースプランを意識しながらタイムも50秒0から49秒後半くらいを楽に走って狙って、自分の理想的なレースプランを組み立てることを意識して走りました。

――決勝はホームストレートの向かい風が強いという情報がありましたが、レースプランに影響しましたか

決勝はバックストレートが追い風、ホームストレートが向かい風だったのでラストはきつかったのですが、そこまで影響はなかったと思います。

――レースプランはやはり最後で黒川選手を追い上げる、というものですか

最終的にゴールで差し切ることが目標のレースプランでした。黒川を意識することはもちろんなのですが、まずは自分でレースを組み立てて前半良いスピードで入って持ち味の後半にうまくつなげることを決勝前に監督と話していました。レースプランを結構重視して順位とタイムはそこについてくるだろうという気持ちで取り組みました。

――実際の展開はどうでしたか

課題としていた前半の入りはうまくいけたのですが、逆足の部分でハードリングがぶれてしまったことがロスにつながってしまいました。後半に切り替える時に若干もたついてしまったのが最後差し切れなかったところにつながったのかなと思います。

――特に、ラスト直線の走りを振り返っていかがですか

ホームの9~10台目の時にきつくて、走れないほどきつい風ではなかったのですが、後半がプラン通りにうまく繋がらなかったのは風の影響を受けてしまったのかなとは思います。

――結果についてどう捉えていますか

あのくらいのタイムで走ることは今の自分の力的には普通だと思っているので、まず黒川に自分で組み立てたレースで勝つことが目標だったので、自分のちょっとしたミスでまた黒川に0・2秒差で負けてしまったことが悔やまれます。

――4×400メートルリレーでの目標やレースプランを教えてください

絶対優勝することを狙っていて、走る前から自信を持って臨もうと話していました。

――優勝を狙う上で意識していたチームは

今回優勝した東洋大と六大学(東京六大学対校大会)で競った法政大、日本インカレで去年負けた日大など、何校かマークしていました。

――400メートル障害からの連戦でしたが、コンディションは

正直かなり疲労が蓄積していて、自分の中でもギリギリの状態での出場だったのですが、メンバーに選ばれたからにはしっかり走って勝ちに行かないといけないので、気持ちを切らさないようにしていました。

――大会中に女子のマイル欠場が決まりました。どんなことを思いましたか

女子に限らずケガ人が続出してしまい、4年生でケガをしている人が多かったので、女子も連覇の懸かったマイルに出れませんでしたし、4年生の悔しい気持ちを背負って僕たちが勝ちに行こうということを意識していました。

――自身のレースを振り返っていかがでしたか

予選はしっかり前半も走れて、後半もトップを譲ることなく走れたので、予選の走りは結構良かったかなと思います。決勝は勝ちにいくレースをしたのですが、結果的に最後東洋に差されて2位に終わってしまったので、自分の責任だと思っています。

――前半から引っ張る走りが目立ちましたが、予定通りでしたか

個人的にはついていくレースの方が楽でしたが、バトンをもらってから東洋が少し後ろに下がるかたちになったので、前半を楽に走って後半逃げ切ろうと思っていました。ですが結果的に東洋に抜かれるかたちになってしまったので、そこはもう少し戦略的にいければよかったかなと思っています。

――ラスト100メートルでのスパートで足はどのくらい残っていましたか

先頭を引っ張ってはいたのですが、自分的にはずっと余裕を持てていました。ラスト150メートルくらいから法政が仕掛けてきて、それに対応してずっとギアを上げていたので、ホームストレートに入ってからもペースはそこまで落ちなかったのですが、自分でも最後しっかり走れていた中で東洋のアンカーの方が走力が高かったことが最後差された原因だったのかなと思います。

――結果を振り返っていかがですか

やっぱり優勝を狙っていたので、2位という結果になってしまって本当に悔しいです。

――これからも日本選手権を始め重要な戦いが続きますが、そこに向けて意気込みをお願いします

日本選手権に向けてあと何本かグランプリがあります。今回出た反省をこれから監督と話して、そこで組んだレースプランで調整していきたいです。日本選手権ではREADY STEADY TOKYO(東京五輪テストイベント)の時のようなレース内容で、まずは決勝に残って3番以内を目指していければと思います。

▽200メートル

松本朗(スポ4=福岡・戸畑)

――200メートルについて伺います。準決勝の時、疲労はありましたか

疲労というより、痛みがありました。

――それは予選の時ですか

準決勝の時は流しもできないぐらい痛くて。痛み止めを飲んで、流しすらせず臨みました。

――それで準決勝は力を出し切れなかったということですか

だましだまし走っていた分、普段通りにはいかなかったです。4継の時と比べても、READY STEADY TOKYOの時と比べても全然違う走りになったと思います。力が入らなかったです。

――今回の結果はどのように受け止めていますか

準決勝落ちに関しては、そこまで深く考えていないです。ケガの悪化が心配でした。次の日本選手権で頑張ろうと思っています。

――今大会のチーム全体を見渡していかがですか

目標が達成できなかったので、悔しいと思います。ただ、菖蒲の走りもそうですが、村上の優勝が個人的には良かったなと思っています。

――日本選手権での目標をお願いします

表彰台を獲ることです。

三浦励央奈(スポ3=神奈川・法政二)

――200メートル準決勝では1回目のスタートで注意を受けるアクシデントがありました

自分の中ではピクッと動いてましたが踏ん張った感覚はあったので、失格ではないと思っていました。ただ、平静を装っていましたが結構動揺しました。失格ではないと分かってからは自分のレースに集中しました。準決勝は簡単に通れるラウンドではないので、ちゃんと自分の出せるパフォーマンスをしないといけないと思っていたので、ちゃんと切り替えました。

――決勝レースの振り返りと、結果についてはどう捉えていますか

足に不安があり、スピード上げたらケガするなと分かっていたので、安全運転で走りました。なので妥当な順位とタイムだったかなと。コーナー抜けた時点ではビリだったと思いますが、後半粘ったとは思うので、そこは良かったかなと思います。

――200メートルに関しては準決勝が一番いい走りでしたか

200メートルに関してはこの試合1本もいい走りできていなくて、満足はできていないですね。自分の動きが良くなかったという点です。

▽5000メートル決勝

千明龍之佑駅伝主将(スポ4=群馬・東農大二)

――結果をどのように受け止めていますか

新チームになってからインカレでの表彰台をみんなで目標にしていたので、それを個人的に達成することができてよかったと思います。

――調子はいかがでしたか

法政大学(法政大学競技会)が終わってから、少し左のアキレス腱が痛いことがあって、そこからあまり強化はできなかったのですが、うまく調子を上げることができたので調整はうまくいったのかなという感じです。

――タイムや順位での目標はありましたか

タイムの目標は決めていなくて、しっかり順位で表彰台もしくは最低限入賞したいという思いでスタートしました。

――スタート直後は集団の後方にいましたが、どのような理由でしたか

相楽さん(豊駅伝監督、平15人卒=福島・安積)から、1000メートルは足を使わないでリラックスしてレースに入るようにと指示が出ていました。最初のポジション争いであまり足を使いたくなかったので、自分のリズムで走ろうと思って後ろに行きました。

――留学生が抜けてからは集団を引っ張るかたちでしたが、どのように考えていたのですか

留学生が前に出て、誰も日本人がついていく感じではなかったです。それだと日本人の争いでラスト勝負になると入賞が危なくなると思ったので、留学生について行って、集団をばらけさせた方が、僕的にも、早稲田の井川(龍人、スポ3=熊本・九州学院)とか大志(伊藤大志、スポ1=長野・佐久長聖)的にもいいのかなと思って、スローな展開にせず(留学生に)ついていきました。

――三浦選手を意識しているようでしたが、スパートのタイミングについてはどう考えていましたか

ラスト100メートルで仕掛けられたら勝ち目はないと思っていたので、ラスト800、600、400で段階的に上げていこうというプランを立てていてそれ通りにラスト800で上げて、またラスト400で上げて、ラスト200で上げてというのはできました。多少は離すことはできたのですが、それでも三浦は差してきました。少し離れたところでもう一段階突き放さないとラスト勝負で追い付かれてしまうので、今回そこで勝つ可能性が見えたのでそれはよかったと思います。

――もっと良くなると感じている点はありますか

スパートの部分でも負けてしまいましたし、その前の中間疾走の部分でもまだまだフォーム的にはまだ理想のフォームになれていないので、そういったところでもう少しロスのないフォームにしていきたいと思っています。

――タイムはどのように感じていますか

13分31秒を出す前のベストが13分54秒がベストだったので、それを順位のかかった試合で大きく上回ることができたので、たまたま31秒が出たのではなくて、しっかり力があることが証明できたと思います。そういった部分では、今日のタイムは良かったと思います。

――長距離ブロック全体の記録はどう捉えていますか

ハーフマラソンから始まった関東インカレで、出場するみんなが表彰台を目指してスタートしたのですが、初日のハーフマラソンと1万メートルで入賞者1人ずつという少し悔しい結果に終わってしまいました。そこで走った本人たちは一番分かっていると思うのですが、ここで戦えないようでは3冠は当然できないですし、関カレで存在感を出すことが駅伝につながってくると思います。僕は最終日でしたが、2日目、3日目の1500メートルと3000メートル障害でいい流れを作ってくれていたと思うので、最後表彰台という形で締めくくろうと思ってスタートラインに立って、目標通り走ることが出来ました。課題も多く見つかった4日間ですが、それと同時に手応えも少しつかめたので、もう少し気を引き締めて夏に向けてやっていきたいと思っています。

――次戦とそこへの意気込みをお願いします

日本選手権5000メートルに出場する予定なので、そこで日本トップレベルの選手たちと力を試して、戦ってレースをするのが今の目標です。

伊藤大志(スポ1=長野・佐久長聖)

――レースの結果について、率直な感想をお願いします

今回初めて対校戦に出場させていただいたのですが、タイムとしても順位としてもエンジのユニホームに似合わない結果だったかなと感じています。

――緊張などはありましたか

正直緊張はあって、レース直前の招集所だったり、待機所だったりで緊張していました。

――事前の練習の出来はいかがでしたか

調子自体は上がってきていて、早大に来てから3カ月経つのですが、かなりベストな状態に仕上げることができていて、身体の状態としては良かったのではないかと思います。

――目標はありましたか

チームの対校戦のトラック順位にしっかり貢献しようと考えていました。できるだけ、集団の流れに任せて、展開に任せてレースをしようと考えていました。

――序盤は集団の後方にいましたが、どのように振り返りますか

前回出場した早大競技会などでは、前半からガツガツ行き過ぎて後半失速してしまう傾向があったので、今回は風も強かったこともありますが、後方でスタートしてから徐々にポジションを上げる方向で走っていました。

――中盤以降の走りはいかがでしたか

レースの展開、立ち回りなどはある程度うまくいったと考えているのですが、中盤からラストにかけて、前の千明さんや東海大の市村(朋樹)さんがペースアップした時に、集団から離されてしまって、第2集団を引っ張るかたちになり結果的に風の影響を受けてしまったかなと思います。

――ラストの走りは、あまり納得のいくものではありませんでしたか

そうですね、5000メートルで順位を狙うことを考えると、ラスト1000メートルだったり、400メートルだったりのラストスパートが大事になると思いますが、今回そこで上げきることができなかったので、その部分が一番の課題なのかなと思います。

――逆に収穫はありますか

全体的に見れば、反省点の多いレースだったのですが、中盤からラストにかけての単独走や、集団を引っ張った時の走りの感覚が以前に比べて、押し切れるようになったかなと思いました。以前であれば、集団から離れてしまうと後ろとの戦いを気にしてしまっていたのですが、今回は前を追う方向で意識を向けられていて、できるだけ前の集団の復帰というものを考えながら走れていたので、走りの感覚的にも精神的にもそこは収穫だったかなと思います。

――今後の予定を教えていただけますか

次は日本選手権を考えていますが、エントリー漏れしてしまったらそのままスライドしてU20の方に出るかたちになると思います。

――そこでの目標をお願いします

日本選手権に出られるのであれば、シニアの強い方々と走る貴重な機会になるので、その経験を積んで、レースに出る以上はチャレンジャーとしてしっかりと順位を狙っていくべきだと思います。ここから練習を積んで、身体の状態を立て直して日本選手権に向けて合わせていき、今できる勝てる走りを体現できるようにしたいです。U20の方でも、今突出して強い大学生の選手もU20の資格を持っている方も多いので、ジュニアのカテゴリーの中でも勝負を意識して、練習していければなと思います。

▽4×400メートルリレー

小竹理恩(スポ4=栃木・佐野)

――どんな展開を想定していましたか

決勝に臨むにあたって、他大学の走順を確認して予想を立てているのですが、本当に想定通りというか。1走の藤好がどこまで走れるかなというのと、東洋の中島(佑気ジョセフ)選手、法政の木下(祐一)選手が先頭でくるのは想定済みで。もしかしたらいかれてしまうかもしれないというのも思っていました。東洋の川上(聡太)選手と法政の富田(大智)選手が前半いくと思うので、それにどのようについてラスト1位でつなぐか瞬時に想定を立ててスタートできました。ただ想定したよりもペースは速かったので、その中でもとにかく冷静な気持ちを貫こうとは思って走りました。

――決勝で意識していたチームは

東洋と法政ですね。元々くるなとは分かっていたのと、選手もいるチームなので、そことどう戦って勝つかはずっと意識していました。

――3走に渡すときにどんな位置で渡すか、明確なプランを考えていましたか

トップで渡したいとは思ってスタートしました。ただ順位に加えて思い描いていたレース展開とのすり合わせはしながら冷静に走りました。

――ラップタイムはいかがですか

決勝が46秒1と、昨年新潟で45秒9だったのですが、新潟は記録の出やすい競技場だったので、(今回も)できたほうかなとは思います。ただ2走でちゃんと東洋を差しきれていればより優勝に近づいたかなと思うので、そこは自分の落ち度というか。後ろでもらってスタートしても4年生としては抜かないといけないなと思いました。それによって山内にも負担を大きくしてしまったかなと。

――僅差の2位でしたが、結果はどう捉えていますか

やっぱり勝てなかったのは悔しいです。タイムよりは順位と考えていたので、そこができなかったのは、相手も強かったし、こっちも弱かったなと思います。

――今後に向けた目標をお願いします

全カレは昨年のリベンジ、関カレのリベンジでもあるしやっぱり日大と東洋がくるとは考えているので、そこにちゃんと勝てるように戦術なり練習なり考えて取り組んでいきたいと思います。個人は、全カレで今のところ早くA標準を藤好とともに突破して。あと新上がB標準で出られるように。3人で決勝にいって、最低表彰台を目指して残りの学生陸上を取り組みます。

▼女子

▽400メートル障害

村上夏美(スポ4=千葉・成田)

――400メートル障害優勝おめでとうございます。まずは率直な気持ちをお聞かせください

優勝することをまず第一に考えていたので、そこは素直に優勝できて、早稲田で5連覇できたことをうれしく思っています。

――やはり早稲田5連覇というのは意識していましたか

そうですね、小山(佳奈氏、令3スポ卒)さんが4連覇していたので、決勝に上がるにつれて、次に私が優勝して5連覇できるということを改めて感じたので、意識しながら決勝は挑みました。

――最初に立てていた目標というのは

関カレに挑む前は早稲田でワンツースリーを取りたいと思っていて。その中で私自身としては記録を狙っていきたいなと考えていました。

――レースを予選、準決勝と振り返っていかがですか

予選では前半で速くスピードを出しすぎてしまった部分があって、後半少しきつくなってしまったので、そこが課題だなと感じました。準決勝ではそこの課題を踏まえて、前半なるべくリラックスして走って、後半大きく走るということを目標に走っていました。準決勝の走りとしては予選の走りを踏まえて、うまく改善することができたのかなと思います。

――後半に青学大の選手が迫ってくるのは感じていましたか

青学の選手のレース展開としても後半で攻めてくる選手だったので、意識はしていたんですが、レースの中ではあまり意識しないように、自分の走りをしようと考えていました。

――最後は接戦でしたが

最後の40メートルのところで、後ろから来てるなとは感じていたのですが、意識をとらわれないようにしようと思ったので、まずは自分の走りとして足を下ろすことを意識して、ゴールに向かって走りました。

――同種目では関本萌香(スポ4=秋田・大舘鳳鳴)選手と川村優佳(スポ2=東京・日大桜丘)選手が欠場になりました

早稲田3人で表彰台を独占したいという思いもあったのですが、そこは切り替えて、2人の分も私が優勝しようと決めて走っていました。

――先ほどおっしゃっていた記録の部分に関しては

日本選手権の申込資格記録が59秒00だったので、まずはそこを切りたいと思っていたのですが、少し足りず、突破することができなかったです。そこはまだまだだなと思って、記録の面ではあまり満足はしていないです。

――4継について伺います。急きょ出場になりましたが、バトンパスの練習はされていましたか

決勝前日に急きょお願いしますと言われて、女子4継もやっと関カレで決勝に来られたので、そこで点数を取りたいという思いから私も出場させていただきました。当日のアップの段階でバトンの練習をしたのですが、それだけだったので、結構不安もありました。

――関カレ全体を振り返ってどう感じていますか

4年目の関東インカレで、仲間の欠場もあったのですが、まずは優勝を飾ることができたのでとても安心しています。次につながるレースができたかなと感じているので、また頑張っていきたいなと思っています。

――次の試合と意気込みをお願いします

次は6月1日の木南記念(木南道孝記念)に出場します。そこでは日本選手権の標準を切ることを目標にやっていこうと思っているので、あと残りの日数で今回のレース展開を踏まえた課題を改善して、次に生かせるようにしていきたいなと思います。