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バスケットボール部

2021.05.07

第55関東大学女子バスケットボール選手権大会 5月7日 埼玉・和光市総合体育館

またも接戦を制し日体大に勝利!見事4強入りを果たす

 最大14点あった点差をひっくり返し、劇的勝利を果たした江戸川大戦から一夜。早大はベスト4進出をかけて日体大と対戦した。前半は両チーム譲らず互角の展開。早大は次々とメンバーチェンジを繰り返し、スピードのある日体大に流れを渡さない。4点リードで試合を折り返すと、後半はしっかりと相手を押さえてからとるリバウンドと粘りのディフェンスで早大ペースの時間が長くなる。一時は6点差にまで詰められたものの、流れにのった早大のスリーポイントが次々と決まり、最後は72―62でベスト4進出を決めた。

 日体大は早大同様に関東大学1部リーグに属する相手。上背のある留学生とスピードのあるガード陣を擁するチームだ。第1クォーター(Q)はまさに一進一退の攻防が続く。G神山夢来主将(スポ4=埼玉栄)を中心にドライブや連携など多彩な攻撃を織り交ぜ得点を重ねるものの、リバウンドを取りきれず、早大はいまいち流れにのることができない。しかし、第2Qに入ると、途中出場したG中山桂(スポ2=愛知・桜花学園)が重要な場面で得点し、スリーポイントを決めるなど躍動する。その他にもF河村くるみ(教4=神奈川・座間)やC中野雛菜(スポ1=神奈川・東海大相模)らも途中出場し、次々と選手を替えることによって、スピード感のあるバスケットを展開。また、ルーズボールを最後まで追いかけるシーンなどでベンチの雰囲気も盛り上がり、次第にゲームの主導権を握っていった。第2Q終盤では「自分が逆ミスマッチになり、チャンスになる」と話したF今井美沙樹(商4=山梨・富士学苑)の連続スリーポイントが決まり、37―33で前半を終えた。

 

外からのシュートでチームを救う今井

 4点リードで迎えた後半。前半の勢いそのままに日体大を突き放したい早大は、24秒間しっかり守り切るディフェンスと、徹底したB O X O U Tで着実に得点を重ねていく。第3Q終盤にはミスが相次ぎ5点差までに点差を縮められるものの、前試合の「チームディフェンスの細かい所までの徹底が足りない」(神山)という反省から修正されたディフェンスで、簡単に得点を許さない。球際でも泥くさくボールを追いかけ、終始ゲームは早大ペース。さらに、G江村優有(スポ1=愛知・桜花学園)のスリーポイントがここぞというシーンで冴え渡る。結果的に10点の差をつけ、72―62で見事4強入りを果たした。

 

体を張って得点する江村

 F江頭璃梨(スポ1=宮崎・小林)が「今日は自分たちのペースに試合を持ち込めた」と話すよう、前試合で浮かんだディフェンスという課題を修正した早大は、この試合で早稲田らしいバスケットを体現したと言える。「まだまだ足りない部分ばかり」(今井)という言葉の通りまだまだ課題は残るものの、早大はここまで3連勝中だ。次戦の相手は筑波大。決勝進出のためにも、同じ関東大学1部リーグに所属する大学としても負けるわけにはいかない。勝負の準決勝、ティップオフの時が近づいてきている。

(記事 内海日和、写真 冷水睦実)

第55回関東大学女子バスケットボール選手権大会 5月7日(vs日体大)
   1Q 2Q 3Q 4Q 合計

早大

16 21 19 16 72
日体大 17 16 17 12 62
◇早大スターティングメンバー◇
F#11 神山夢来主将(スポ4=埼玉栄)

F#34 今井美沙樹(商4=山梨・富士学苑)

F#18 桂蘭(スポ3=愛知・桜花学園)

G#23 江村優有(スポ1=愛知・桜花学園)

G#32 江頭璃梨(スポ1=宮崎・小林)

コメント

今井美沙樹(商4=山梨・富士学苑)

――今日の試合を振り返っていかがでしたか

自分たちの練習してきたディフェンスをもう一度見直し、徹底していくことで早稲田のリズムを掴む事ができたと思います。

――6番の外国人選手を抑えるためにどのような対策をしていましたか

まずは簡単に持たせないこと、チェックをしてオフェンスリバウンドを取らせないことを全員で徹底しました。

――外からのシュートがよく決まっていたと思いますが、オフェンスで意識していたことはありますか

自分が逆ミスマッチになり、チャンスになるので、ピックを積極的にかけに行くこと、打つべきタイミングで自分のシュートを打つことを意識しました。

――下級生も多く試合に出ていますが、上級生としてご自身の役割をどのように考えていますか

上級生として常に声を出し続け、チームを鼓舞し続けることが役割だと考えていますが、まだまだ足りない部分ばかりなので残り2試合でしっかりと役割を果たしたいです。

――今後の意気込みを教えてください

自分たちのやるべきことを40分間コートで表現し続け、チーム全員で勢いを持って勝ちにいきたいです。

 

江頭璃梨(スポ1=宮崎・小林)

――今日の試合を振り返っていかがですか

昨日の試合はまったく早稲田らしいバスケットができなくて、終始相手のペースでした。勝ち切ることは出来ましたが反省点がたくさん出ました。しかし今日は自分たちのペースに試合を持ち込めたと思いますし、苦しい時にチーム全体で声をかけあってチーム早稲田で戦うことができたと思います。

――試合前の日体大の印象についてはいかがでしょうか

一人一人の1対1が強く、留学生もいるので、攻撃的なオフェンスが特徴的なチームだという印象でした。

――ディフェンスから得点が生まれていたように思います。ディフェンス面について振り返ってみていかがですか

早稲田にはディフェンスでも決まり事がしっかりあって、そのルールを全員で共通理解し、実践することで先手をとる攻撃的なディフェンスがやれていたと思います。また前日のスカウティングなどを通して相手のやってくることがだいたいは分かっていたので守りやすくもありました。

――1年生ながらチームの主力として活躍されています。ご自身の持ち味を教えてください

自分の持ち味はスピードあるドライブです。しかし、シュートに行けるところでパスを選択する自分がいてすごく反省しています。大西監督(平20年卒)も「シュートに行け」と信じて言ってくださっているので、もっとゴールに向かう姿勢を忘れずに全力でプレーしていきたいです。

――2試合連続競り合うゲームとなりましたが、勝ち切れている要因は何だと思われますか

早稲田は選手一人一人がすごく自立していると感じます。もちろんコートに立っている人は全力でプレーしてチームを勝たせようとするのですが、ベンチにいるチームメイトも怪我をして出ることができないメンバーもトレーナーさんやマネージャーさん、スタッフさん全員が、今自分がやるべき事、このチームのために何ができるかなどを考え、自分を犠牲にしてでもやってくれています。だからこそ試合に出ていたらなんとしてでも勝たないと、というパワーが湧き上がってきますし、「このチームの為に」と思うことができます。自分たちでやる主体性が競り合った場面で強みになっているように感じます。

――明日の試合への意気込みを教えてください

まずは自分のドライブインでチームに勢いを与えていきたいですし、リバウンドやルーズ、ディフェンスなど誰にでもできることこそプライドをもち、泥臭いプレーでも流れを作り出していきながらチームの勝利に大きく貢献していきます。