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ホッケー部

2021.04.28

2021関東学生春季リーグ 4月25日 早大東伏見グラウンド

早慶戦、敗北喫するも下位リーグでの勝利誓う

 関東学生ホッケー春季リーグの2回戦が、早大東伏見グラウンドで行われた。対戦相手はライバル校の慶大で、結果は2-1と惜しくも敗北を喫した。試合開始直後から慶大が優勢。しかしその後必死の粘りを見せ、徐々にボール支配率が高くなってきたものの、ゴールには繋がらず。第2クオーター(Q)と第3Qで得点を許してしまい、2点差のまま第4Qへ。何とか1点追いつき巻き返しを図るが、チャンスを決めきれず2-1で試合が終了した。

 慶大のセンターパスで第1Q開始。序盤から慶大に陣地内へ攻め込まれ、かなり苦しい状況が続いたものの、DF陣の固い守りでゴールを何とか死守。徐々に早大も攻勢を強め、シュートを何度か放つも、決定打とはならず、スコアに変動がないまま第1Qは終了した。続く第2Q、早大がかなりボールをキープしていたが決めきれず、歯痒い状態が続く。PCのチャンスもあったが、得点には繋がらず、なかなか試合は動かなかった。試合の均衡を破ったのは慶大。ハーフタイム直前、慶大が早大陣地からボールを奪い、そのまま単独でゴールまで攻め上がり先制。会場の空気が慶大の熱に呑まれたまま、ハーフタイムを迎えた。

円陣を組み、気合を入れる早大


 巻き返しを図る第3Q、試合開始直後にはDF堀山夏帆主将(教4=東京・早実)がボールを持って攻め込み、サークル内へのパスを試みるも、得点には繋がらず。そこから慶大優勢の展開に持ち込まれ、苦しい状態が続く。懸命な守備もついに破られ、またもや得点を許してしまった。後がない早大は、MF吉野真啓(スポ2=富山・石動)を中心に、何度か左サイドからドリブルでボールを運び込むも、いずれも得点にはならなかった。そして最終クオーター。緊張感が会場に走る中、試合が動いたのは約8分。「先輩が上手く繋げてくれた」と振り返る山下遥(社2=東京・国際基督教大高)が、早大のパスワークからついに1点を返した。このまま追いつきたい早大だったが、チャンスをものにすることは出来ず、そのまま試合が終了した。

慶大の堅い守備を切り抜ける加藤清香(法4=東京・早実)

 敗北を喫した早大は、次戦から下位リーグに回る。5位以内に入ると全日本大学王座決定戦への出場が確定するため、安岡裕美子監督( 平16人卒=山形・米沢商 )は「下位リーグで勝って5位を取りたい」と力強い一言。下位リーグでの確実な勝利を狙う早大の快進撃から目が離せない。

(記事 坂田真彩、柴田真帆、写真 足立涼子)

結果
TEAM 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
早大
慶大
コメント

安岡裕美子監督(平16人卒=山形・米沢商)

――今日の試合を振り返っていかがですか

やることはみんなで共通認識ができていたのですが、カウンターのところで失点してしまったことが大きな敗因かなと思います。

――ハーフタイム直前で慶應が点を決めましたが、ハーフタイムの中で話し合ったことはありますか

点をと取って勝たないと上位にいけないので、前に前に攻めていこうということを話しました。

――この試合の中での良かった点や見つかった課題などはありますか

良かった点は、打ち込みに対してしっかりとポジショニングをとり、相手に意図させないように動かせたことだと思います。課題は、焦ったところもあると思いますが、得点を自分たちのパターンで取ることです。また、ペナルティコーナーなどセットプレーの確率がゼロだったので、上げないといけないなと思います。

――次戦への目標や意気込みを教えてください

下位リーグには入ってしまうのですが、その中では確実に点を取って勝ち、5位を取りたいと思います。

DF堀山夏帆主将(教4=東京・早実)

――今日の試合を振り返っていかがですか

慶應とは最初のクォーターで先制点を取った方に流れができると考えていたので、先制点をまずは狙っていました。しかし、自分たちが予期しないところでカウンターとして点数を決められてしまい、相手を勢いづけてしまったのが、出だしとして悪かったかなと考えています。しかし、いつもであればそのまま点数を取られ続けて悪い雰囲気で終わるところが、最後2年生が点数を決めてくれたのが大きな進歩だと思います。慶應相手に実際負けたところは悔しいです。

――今日の試合のテーマは何かありましたか

目標としては、クォータごとに1点ずつ入れていこう、またペナルティーコーナーも1点ずつ重ねていこうという話はしていました。戦術としては、打ち込みをたくさんしてくる相手だったので、FWを中に絞りサイドに散らさせる動きを相手にさせようとしました。実際にそれがはまり、サイドからの攻撃の方が多かったため良かったです。

――慶應の印象はいかがでしたか

慶應も初心者が多く、私たちと同じような比率なのですが、早稲田相手だと貪欲に攻めてくるイメージがあります。普通のリーグ戦でも早慶戦と同じような勢いで来ます。去年は早稲田が連勝していたのですが、慶應が勝って優位に立ち、勢いに乗られてしまっているのが悔しいところです。

――チームとしての反省点や課題は何か見つかりましたか

まず、自分たちが攻めている時のDFのポジショニングの中を絞ることで、カウンターケアができたかなということです。また、経験者の真啓(吉野真啓)や天海(山下天海、スポ1=京都・須知)が上がっていくことに対してのフォローアップ、打ち込みで最後まで決めきるというところが課題かなと思います。

――この試合での収穫は何かありましたか

自分たちが対策してきたことがはまったということが、一つの収穫かなと思います。2週間慶應戦に向かって練習していたので、そこは良かったです。

――次戦への目標や意気込みを教えてください

6月に王座の全国大会がありますが、関東5位以上が出場確定で、6位になるとプレマッチがあります。下位プールになってしまいましたが、5位を目指して、次戦の上智か武蔵大学に勝ち、必ず5位に入って王座でまた戦いたいなと思っています。

FW山下遥(社2=東京・国際基督教大高)

――今日の試合を振り返っていかがでしたか

私は去年の早慶戦ぐらいから肉離していて、ずっと試合に出られていなくて、今日もスタメンで出たのがほぼ初めてした。今日のために気持ち面では、絶対にゴール決めたいと思い取り組んでいました。しかし、第1クォーターや第2クォーターではなかなか得点できず、最後の最後までポジティブな気持ちで頑張ろうと思いました。先輩のアシストが良くて、最後タッチしてシュートできました。ずっと怪我して出られていなくて、負けず嫌いな性格なので、本当に悔しくて毎試合泣いていました。だから今日出られて、加えてシュートもできたので、結果的には負けてしまったのですが、個人的には満足しています。

――次戦への目標や意気込みを教えてください

今回は周りの人に支えてもらって、最後自分がタッチという感じだったので、次回は自分もより貢献して支えていく方も頑張りたいと思います。次回も得点を狙います。